『謎の九州王権』 岩井敏明, 2021年 レビュー | 卑弥呼の時代前後に栄えた九州の歴史 


謎の九州王権 (祥伝社新書)
謎の九州王権
岩井敏明, 2021年
224 ページ
2026.04 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 卑弥呼の時代前後の九州の歴史
✔ 大陸に近かった九州から東へと広がる文化の移り変わり
✔ 地名の由来へ動きというローカルな情報も面白い

★★★★☆ 邪馬台国は九州にあった説の周辺の話。この時代は証拠になるものが少なく逆にロマンがある部分が大きい。大陸に近く早い時期から栄えたのは間違いない。

🔽🔽 読書記録 🔽🔽

初めて九州国立博物館に行ったときに思わず買った一冊。
前回の縄文の本に続き、基本的な古代の日本史の知識がない私には難しかった。


西暦0年から500年辺りの九州の歴史をピンポイントで追う一冊。
この頃のことは資料も少ないし、基本的には古事記と日本書紀と、かの有名な魏志倭人伝に頼ったりで、あとは、掘り出されたものからの想像というかはっきりとしたことが言えないのは仕方がない。

それでも知ってる地名が出てきてしかも現在の地名とは少し違うというのが面白かった。
的(いくは)という場所は浮羽、現在の福岡県うきは市。
ヒナモリというのは役職で現在は夷守(ひなもり)という地名が九州にある。
あと、九州と関西で同じ地名があるのは、元々は九州から出た王権が関西でヤマト王権となったからで、例えば大阪の有名な住吉神社は元は福岡の住吉神社が最古だという。

あと地理的にもちろん大陸と繋りがあった九州、その辺りも興味深いし、つくづく国境というのは普遍的でないし、ごく最近のものだと思い知らされる。

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