『「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける』 関祐二, 2019年 レビュー | 実は豊かで賢かった縄文文化 


「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける (PHP文庫)
「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける
関祐二, 2019年
224 ページ
2026.04 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 野蛮と言われていた縄文文化が実は豊かだったという新事実
✔ 争いを生む農耕文化に抵抗をした縄文人の感性
✔ 遺伝子など最新の発見から日本の縄文時代を考え直す

★★★★☆ 狩りをする野蛮な集団というのは古いもので、今はその文化の中の賢さを人間らしい感性を評価する時代になったそう。自然と共存し争いを避けたという縄文人には憧れすら抱く。

🔽🔽 読書記録 🔽🔽

縄文時代の評価は最近変わったそうだ。
狩りをするただの野蛮人の集団で、大陸からきた高度な文化の弥生人に圧倒的なスピードで追いやられた、というのは通用しない、と。
私は中学レベルの日本史しか知らない上、時期的にも評価が変わる時だったみたいで、たぶんそう教えられた気がする。
でもこの本では遺伝子レベルの証拠などから、縄文時代の新しい常識が語られる。
覆されるべき古い情報を持っていない身分にとっては初めての情報ですが。

縄文文化の豊かさ、縄文人の賢さや繊細さを痛感させられる。
著者の語る、ではなぜ縄文人は弥生文化にすぐにシフトチェンジしなかったのか、と言う理由に希望を持てた。

忘れてはいけないことは世界どの地域でも農耕社会は階級を作り争いを産み出したことだ。
その延長線で一神教という黒船を恐れて幕府は鎖国をしたというのも興味深い。
安定した社会では争いを好まないの、すごく単純なことだけど、基本的な形。

自分達が必要な分だけ動物も植物も取ればいいという発想、それに私たちは憧れを持ちながらももう後戻りできないのか。
なるほどその視点でいくと縄文人は自然の中で自然に守られて生きた羨ましい人たちなんだと痛感する。


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