
(テヘランの女獅子たち)
Marjan Kamali, 2024年
The Lion Women of Tehran
333 ページ
2026.03 読了
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日本語未出版
🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽
✔ テヘランに住む環境の違う二人の女の子の友情
✔ 大きくなったら全力で働く女性を夢見た少女たちの現実
✔ イランの情勢の移り変わりと、立ち向かい続ける女性たち
★★★★★ テヘランで戦い続ける女性たちへ捧ぐ物語。大きくなったらイランの社会の役に立つのだと勉強に励む二人の少女。古い伝統と不平等な社会の間にいながら決してあきらめない。
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
古く強い伝統を持つペルシアの都、テヘラン。
そこで戦い続ける女性たちへ捧ぐ物語。
この少し前にもイランの女性の小説を読んだばかり。
こちらの方が少女の友情やその後を描いていて読みやすい内容ではあるけれど、やはりパワフル。
1950年のテヘランで出会った二人の少女の友情。
大きくなったらライオンの心を持つ女性となってイランの社会の役に立つのだと勉強に励む。
しかしテヘラン大学に入学後にイランの社会は怒涛の時代に入り、彼女たちの生活は急変し夢は断たれる。
スラム街に住むホマは活動家となり危険な人生を選び、裕福なエリーは主婦となりアメリカへ去る。
ホマはどんなに酷い仕打ちを受けても戦い続ける、なぜか。
彼女は、そしてイランの多くの人は希望を捨てていないからだとしか思えない。
エリーと母親の関係も面白い。
伝統の中で世間体の中で、でも娘のためだけに生きてきた母親と新しい世代であるエリー。
でも伝統が悪いということではなく、どちらでも選ぶ権利があるということ。
立て続けに読んだイランの女性を主人公とする小説、どちらも強い。
どの道を選んでも強い心を持ち続けるのは、彼女たちは希望とイランへの愛国心を捨てていないからだと思う。
そして小説は常に全くのでっちあげでなく現実の鏡、実際にイランには同じように戦い続ける女性と男性が今もいる。
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English review
"The Lion Women of Tehran" Marjan Kamali (2024) Review | Powerful story about friendship of 2 girls
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