『民俗学の道』 宮本常一, 1968年 レビュー | 人は誰でも歴史を持っている 


民俗学の道
宮本常一, 1968年
248 ページ
2017年 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 彼の故郷と百姓として育った子供時代から始まる自叙伝
✔ 柳田國男、渋沢敬三との出会いや全国を歩き回った半生
✔ 知識や経験を通じ人を繋ぐ、シンプルでありなが大事な仕事

★★★★★ 百姓として育った子供時代、郷里を離れて学問につき、柳田國男、渋沢敬三との出会い、そして確立する宮本民俗学。「人は誰でも歴史を持っている」という信念で歩き続けた人生。
🔽🔽 読書記録 🔽🔽

彼自身の通ってきた道を追った一冊。

まずは彼の故郷から家族に関わる歴史から始まり、百姓として育った子供時代、郷里を離れて学問につき、柳田國男、渋沢敬三との出会いやそしてひたすら全国を歩き回った半生を、彼自身の言葉で綴られている。
彼のその素朴でありながら、出会う人々に対し情熱的で、愛に溢れた性格が手に取るように分かる。

戦争に対する想いや、地方を苦しめる中央重視の現代、また地方の歴史や農民の歴史を軽視してきた日本に対する批判も含め、「人は誰でも歴史を持っている」という根本的な考えが滲み出ている。

人に出会い、知識や経験を通じ人を繋ぐ、シンプルでありながらもっとも大事な仕事(いわゆるライフワーク)に尽くされた人生だったようです。



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