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『東京島』 桐野夏生, 2008年 レビュー | 残された女の生々しさ



東京島
桐野夏生, 2008
Natsuo Kirino
384 pages
2024.07
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 無人島に残された一人の女と31人の男たち
✔ 女の価値をフル活用しつつ欲を出し続ける主人公
✔ 極限に追い込まれた男女の喜劇のようなサバイバル

★★★★☆ 無人島に住む、一人の女と31人の男。彼女は女である価値をフル活用する、けれどそんなやわな話ではない。女は太るし年も取る。欲も出る。そういう女の生々しさがさすが桐野夏生。


🔽🔽 読書記録 🔽🔽

無人島に住む、一人の女と31人の男。
彼女は女である価値をフル活用する、というのが大きな筋となるけれどそんなやわな話ではない。
5年、6年と、経つうちに各々は崩れていき、各々のストーリーが渦巻いていく。
ロビンソン・クルーソーを最近読んだばかりだけど、トウキョウがいてホンコンがいて男がいて女がいて、男はみんな出来損ないで、しかもその女は太った40代で徐々に確実に傲慢になっていくとなると、美しい話ではない。
そういう女の生々しさがさすが桐野夏生。

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English review
"Tokyo Island" Natsuo Kirino (2008) Review | She gets old, fat and greedy
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