キッチン
吉本ばなな, 1988年
208 ページ
KADOKAWA
2026年8月 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽
✔ 珍しく再読、しかもイタリア語で
✔ 唯一の肉親であった祖母を亡くしたミカゲは他人であるユウイチとその母親との不思議な生活を始める
✔ 愛する人の死を乗り越えることと食事をすること、悲しみを抱えながらも次の一歩踏み出す
★★★★☆ 何十年も世界中で愛されている名作。1991年にイタリア語で出版されて以来、現代日本文学の波を送り込んだ。愛する人の死を乗り越えることと食事をすること、悲しみを抱えながらも次の一歩踏み出すその勇気、生きていく底力を分け与えてくれる。
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
大昔に読んだけれど今回はイタリア語で再読。
文章としてはストレートだし昔読んだし有名すぎて安価で売られているしイタリア語訳であっても良いかなと思って。
そしてさすがに内容は覚えていなかった。
何十年も世界中で愛されている小説。
1991年にイタリア語で出版されて以来、ほぼ同じ時期に出た村上春樹の『ノルウェイの森』と共に現代日本文学の波を送り込んだ。
唯一の肉親であった祖母を亡くしたミカゲは他人であるユウイチとその母親との不思議な家族生活を始める。
翻訳者あとがきであったけれど、吉本ばなながいかに日本独特の文化である少女漫画に影響され、このタイミングで出現し、新しい風を送り込んだか。
辻褄が合う絶対的な必要性はないし、正確さや生真面目さは重要ではない。
さらりとトランスジェンダーの重要人物を入れてたり、うつ状態になる男の子を入れてきたり、どの部屋に雄一がいるか勘で分かってその説明はしなかったり。
著者の名前が「ばなな」なんだから生真面目にする気がない。
『ムーンライトシャドウ』も同じく愛する人の死を乗り越えることと食事をすることをテーマにしていて、生きていく底力を分け与えてくれる。
それは、昔ながらの男らしい乗り越え方でもなければ、何もなかったかのようにやり過ごす方法ではない、ただ悲しみを抱えながらも次の一歩踏み出すその勇気をご飯が与えてくれるというシンプルな構図。
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English review
“Kitchen” Banana Yoshimoto (1988) Review | Eat together to survive the pain
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キッチン (角川文庫)
















