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  • 『マスカレード・ナイト』 東野圭吾, 2017年 レビュー | 仮装で顔が見えない犯人と 

    『マスカレード・ナイト』 東野圭吾, 2017年 レビュー | 仮装で顔が見えない犯人と 


    マスカレード・ナイト (集英社文庫)
    マスカレード・ナイト
    東野圭吾, 2017
    544 ページ
    2017 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ マスカレードシリーズ第三弾
    ✔ 正体のわからない犯人を追うホテルウーマンと刑事のコンビ
    ✔ 年越しカウントダウンという背景で豪華さは文章からから伺える

    ★★★★☆ マスカレードシリーズは旅行業界の小話も楽しめる。顔もわからない犯人というスリルが続くけれどシリーズ最高ではなかった。でも豪華さは今まででトップ。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    新作!古い作品ばかり読むので、誰かの新作を待つ(しかも日本から発送) というのは初体験。(読了当時)
    その甲斐がありました。
    東野圭吾が面白くないわけない。
    しかもマスカレードシリーズはホテルの小話が多くて、旅行業界にいた人間として倍楽しめる。

    ただ、三部作でどれが一番かとなると、最初の「ホテル」かな。プロのホテルマンと、覆面のホテルマンのやり取りは最初の方が息があってなくてその分面白いというのもある。
    でも「ナイト」の場合、一番物足りなかったのは、なるほどね!という結末ではなかった点かも。

    ((ここからすこーしネタバレ))
    懲りすぎて、最後の種明かしと、それまでのストーリーの一つ一つに納得行く接点がない。
    ヒントがこぼれていなくて、推理小説としての根本的な面白さが、控えめだった気がする。
    せっかくなら、ホテルの小話の中にもうちょっと含みを持たせるとか、そういうエンターテイメント性がないと種明かしの納得ができないというのは、私としてはさみしいエンディング。

    豪華さで言うと映画化されそう(ホテルは映画化決定だそうで)、映像になればストーリーと種明かしがもっと近くなるかも。




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    マスカレード・ナイト (集英社文庫)
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  • 『今月の困ったちゃん』 内田春菊, 1989年 レビュー | いつの時代も困ったちゃんだらけ 

    『今月の困ったちゃん』 内田春菊, 1989年 レビュー | いつの時代も困ったちゃんだらけ 


    今月の困ったちゃん エッセイ&漫画 (ぶんか社コミックス)
    今月の困ったちゃん
    内田春菊, 1989
    215 ページ
    2018年 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 痛快なエッセイ集
    ✔ 笑いながら読める非常識人間たちとの闘い

    ★★★★☆ さらっと楽しく読めるエッセイ集。今の若いやつは、ってよく言われるけど、若いやつはいつの時代も困ったちゃんが多いんですね。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    
    さらっと楽しく読めるエッセイ集。
    今の若いやつは、ってよく言われるけど、若いやつはいつの時代も困ったちゃんが多いんですね。
    小さい会社とかなら洗礼を受けれるけど、今はないんですかね。
    やっぱり日本で会社員はできないわ。
    
    
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    今月の困ったちゃん エッセイ&漫画 (ぶんか社コミックス)
    今月の困ったちゃん エッセイ&漫画 (ぶんか社コミックス)


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  • 『マスカレード・ホテル』 東野圭吾, 2011年 レビュー | 人気シリーズ第一弾

    『マスカレード・ホテル』 東野圭吾, 2011年 レビュー | 人気シリーズ第一弾


    マスカレード・ホテル (集英社文庫)
    マスカレード・ホテル
    東野圭吾, 2011
    520 ページ
    2018年 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ マスカレードシリーズ第一弾
    ✔ 捜査一課のホテルのスタッフに扮し殺人事件に立ち向かう
    ✔ 木村拓哉主演で映画化

    ★★★★★ シリーズ第一弾。ホテルの日常と平行して一刑事と一ホテルウーマンが、それぞれの立場で目を光らせている。ホテル勤務があるかと思うくらい内情に詳しくまずそれが面白い。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    続けて読んでたガリレオシリーズが一息つき、新しいマスカレードシリーズへ。

    ホテルが舞台なので、旅行業界に身を置いていた者としては面白さも倍増。
    ガリレオシリーズとは違い、犯人探しの注目点が違う。
    犯人は誰だ、どうやったんだ、というのを天才が突き止めるのではなく、ホテルの日常と平行して、一刑事と一ホテルウーマンが、それぞれの立場で目を光らせている、という違い。

    作品はどこのホテルに長期勤務してたんだろう、と思わせるくらいホテルの内情に詳しく、小話がちりばめられていて、まずそれが面白い。

    二人のやり取りや刑事の男前さが気になるところです。(なるほど、木村拓哉なのね)


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    マスカレード・ホテル (集英社文庫)
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  • 『日本人は日本を出ると最強になる』 吉越浩一郎, 2013年 レビュー | 海外移住の良いところを説く 

    『日本人は日本を出ると最強になる』 吉越浩一郎, 2013年 レビュー | 海外移住の良いところを説く 



    日本人は日本を出ると最強になる
    吉越浩一郎, 2013
    199 ページ
    2018年 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ ビジネス啓蒙書


    ★★☆☆☆ そうであっても現実的に海外で働く許可を得ること自体が難しいんですけどね。あと、女は男を支えるか、働きたければ家事と両立する風習には反対されていない。


    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    留学を経験し、海外の企業で働き、外国人の配偶者のいる方ならではの視点。
    でも私が思うには次元が違いすぎて冷めてしまうかも。
    第一それ以前に世界で働くといったって現実的に労働許可を取ること自体、やる気だけでは難しいのが現実なんですが。

    一番の問題といえば、残念ながらよくあるパターンなんだけど、女性はイコール妻であり、もっといえば主婦である、というニュアンスがどうしても気になる。
    男が外で働くという固定観念から脱出できない人たちに向かってる。
    日本の女の役目は男の能力を十二分に発揮できるよう応援すること?
    ビジネスウーマンの例にも触れているけど、女だけが仕事と家庭の両立の綱渡りを強いられていることには特に反対意見は持たれていないよう。

    個人的には、まずは誰でも比較的制限のない留学はぜひとは思います。
    あと日本人は最強という自画自賛はあまりしないようがいい。
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    日本人は日本を出ると最強になる 海外で働こう、学ぼう、暮らしてみよう!


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  • 『(クリスマスのまえのばんの夜勤)』 アダム・ケイ, 2019年 レビュー | 医療スタッフのコメディ日記

    『(クリスマスのまえのばんの夜勤)』 アダム・ケイ, 2019年 レビュー | 医療スタッフのコメディ日記


    Twas The Nightshift Before Christmas: Festive Diaries from the Creator of This Is Going to Hurt (English Edition)
    (クリスマスのまえのばんの夜勤)
    アダム・ケイ, 2019
    Twas the Nightshift Before Christmas
    Adam Kay
    2019.12 読了
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    日本語未出版


    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ ブラックコメディ日記エッセイ
    ✔ イギリスの医療スタッフの年末シフトのカオス
    ✔ ドラマ化

    ★★★★★ 著者である若い医者のブラックコメディ日記。年末のお祭り気分の市民の体の色んな部分から、赤ちゃんやらキャンディの残骸まで色々と引っ張り出す日々。医者と看護師さんすごい。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    著者がまだ医者だったころの、ブラックコメディ日記エッセイ。
    声に出して笑ってしまうので公共の場では読まないほうがいい。

    誰もが働きたくないクリスマスの時期に6年続けて病院勤務した当時の様子を書いてるんだけど、毎日毎日とんでもないことばかり。

    ただでさえ病院は毎日大騒ぎだけど、年末のお祭り気分の市民。
    体の色んな部分から、赤ちゃんやらキャンディの残骸まで色んなものを引っ張り出す日々。

    私もけっこうイギリスのNHSつまり国営の病院でお世話になったのでわかるけれど、NHSのスタッフほど、ユーモラスな人種はいない。
    毎日、人の生死のそばで生活してるから多少のことでは驚かない。で著者も何度も言うように患者からも政府からも有難く思われないのに辛い仕事の毎日で笑ってないとやっていけない。
    医者と看護師さんたち、本当にすごい。感謝しかない。

    ちょうどクリスマスの週に読んだ、ちょっと風変わりな季節の読みもの。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "Twas the Nightshift Before Christmas" Adam Kay (2019) Review | Respect for healthcare workers
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    Twas The Nightshift Before Christmas: Festive Diaries from the Creator of This Is Going to Hurt (English Edition)
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  • 『コンビニ人間』 村田沙耶香, 2016年 レビュー | 平凡にも狂気あり

    『コンビニ人間』 村田沙耶香, 2016年 レビュー | 平凡にも狂気あり



    コンビニ人間
    村田沙耶香, 2016
    176 ページ
    2020.03 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 世界中で人気の日本の現代小説
    ✔ 36歳未婚のバイト人間の主人公が問う「普通」とは
    ✔ 芥川龍之介賞受賞

    ★★★★☆ 平凡であり狂気に満ちている。予測不能。全てがどうでもいい古倉さんのテンポが気持ちいい。そうだ、わたしはコンビニ人間であって、コンビニ人間でないとダメなんだ。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ロンドンの本屋でずっと売り上げ上位で並んでるのを見てて、やっと。
    でも例によって全く予備知識ないままだったのでちょっとびっくり。いい意味で。

    ただ単にコンビニ店員の恋愛ものと思ったら、確かにそれじゃあイギリスでバカ売れしない。

    平凡であり狂気に満ちている。

    結婚もせず、まともな就職もせず、子供も生まず、恋愛もせず。
    誰もが足を踏み入れそうになる、もしくは踏み入れてしまう「あちら側」の世界。
    彼女の前に正真正銘ダメ男が現れて、マニュアルを取り上げられてやっとわかる。
    そうだ、わたしはコンビニ人間であって、コンビニ人間でないとダメなんだ。

    全てがどうでもいい古倉さんのテンポが気持ちいい。
    切り返しが早く、ダメ男のダラダラな理論とのコントラストが明確で、次のページの展開が予測不可能。

    短いのでさっぱりスッキリ読める。私にとってはハッピーエンド。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review “Convenience Store Woman” Sayaka Murata (2016) Review | Ordinary yet mad
    tag 女性主体
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    コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)


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  • 『最高のオバハン』 林真理子, 2017年 レビュー | 自由な女性像を女社長にみる

    『最高のオバハン』 林真理子, 2017年 レビュー | 自由な女性像を女社長にみる



    最高のオバハン
    中島ハルコの恋愛相談室
    林真理子, 2017
    240 ページ
    2025.12 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 主人公が出会う自由に生きる中年女社長の物語
    ✔ 口が悪くケチなのに憎めない社長がいやいや恋愛の相談にのる
    ✔ 真剣なというより無謀なアドバイスに笑いつつも納得

    ★★★★☆ 楽しいしエンターテイメントなので深く考えずに一緒に笑うための一冊。まあ何はなくとも、女性が自由になるにはダメ男から離れて生きるしかない。そのためにはやっぱり経済力。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    風邪だし、軽めのをどんどん読む。

    前に読んだエッセイ「運命はこうして変えなさい」がいまいちだったけど、こっちはフィクションなので林真理子節がぶっ飛んでる。

    楽しいしエンターテイメントなので深く考えずに一緒に笑う読書の仕方で。
    まあ何はなくとも、女性が自由になるにはダメ男から離れて生きるしかない。
    そのためには経済力。

    ただ率直にいうと、いや卑屈なこと言うと、日本では蔑んで自分をオバサン、オジサンと呼んだり(もちろん愛嬌とは違うレベルで)年齢を気にしすぎるし、それで笑いを誘うという感覚がどうしても気になる。
    ニュースとかでも無駄に一般人の年齢が公表されたり。
    そんなに他人の年齢が気になるのか。
    いやでも、それ自体はこの本とは関係ないんですよ、本は面白い。

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    最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室 (文春文庫)
    
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  • 『下町ロケット』池井戸潤, 2013年 レビュー | 気持ちのいい正統派の正義

    『下町ロケット』池井戸潤, 2013年 レビュー | 気持ちのいい正統派の正義



    下町ロケット
    池井戸潤, 2013
    Jun Ikeido
    480 pages
    2025.10 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 下町の工場がロケットを作る夢を貫く
    ✔ 悪意を持つ大企業や冷酷な銀行にも負けない男たちのプライド
    ✔ 痛快な正統派正義のお仕事小説

    ★★★★★ 物語の流れとしてここまできちんと正統派なのに正義が勝つって分かってるのに心配で心配で、最後は誰もが、うん、よかった!と言える、元気になる一冊。夜更かし決定です。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    初の池井戸潤。
    なるほど、半沢直樹は何度かみたので期待していたし、タイトルも有名。

    そして、期待の上を飛んでいく面白さ。
    銀行とか、中小企業、大企業という彼のストーリーのキーワードに続き、男たちの夢とプライドというのもしっかりとある。
    善悪もはっきりしていて、善が勝つと分かっていても、ハラハラな展開、でもその都度彼らのチームとしての力が大きくなる。

    物語の流れとしてここまできちんと正統派なのに正義が勝つって分かってるのに心配で心配で、最後は誰もが、うん、よかった!と言える、元気になる一冊。

    読み始めたら最後、夜更かし決定です。
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    下町ロケット (文春文庫 い 64-9)


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  • 『九州バカ』 村岡浩司 2018年 レビュー | 地域密着型ビジネス書

    『九州バカ』 村岡浩司 2018年 レビュー | 地域密着型ビジネス書



    九州バカ 世界とつながる地元創生企業論
    村岡浩司 2018
    557 ページ
    2024.11 読了
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 地域、地元に密着したビジネスモデル
    ✔ 九州パンケーキを成功っ瀬田著者の反省も

    ★★★☆☆ 著者の半生とどうやって地元というキーワードでビジネスを展開したかというお話で、地元愛にあふれた地元密着型のビジネスを始めたい人は軽く読める本。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    タイトルだけで選んだと思う。ずっと読まずにいたけど手にとってみる。

    基本はこの村岡氏の半生とどうやって地元というキーワードでビジネスを展開したかというお話で、地元密着型のビジネスを始めたい人は軽く読める本。
    イメージは私がかつでやりたいと願っていたものと近く、九州というキーワードで国外をみるというテーマ。寧ろ東京や日本国内はついで。
    ただこれは九州にすんでいないと難しい。

    回りの人のために走り回るというイメージも理想に近い、本としては所々に入る村岡さん万歳なコメントはちょっとネガティブに写ってしまうけど、自分一人の成功じゃないんだということなんでしょう。

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    九州バカ 世界とつながる地元創生起業論



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  • 『ポリー氏の人生』H.G.ウェルズ, 1910年 レビュー | 人生を終わらせるつもりが始まった男の話

    『ポリー氏の人生』H.G.ウェルズ, 1910年 レビュー | 人生を終わらせるつもりが始まった男の話

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ミッドライフクライシス、中年の危機、日本語では第二の思春期とも言うんですか。
    まさに人生におけるその数年の葛藤を描いた一冊。
    しかも著者は「SFの父」や「SFの巨人」と呼ばれ、しかも晩年は国際連盟の樹立を提唱したりと幅広く活躍した人物、そこ彼の描く中年の危機のストーリー。

    人生の半ば、多くの人は自分の人生は面白くはない、大したことはないと思う。
    特に大きな選択などもしなくても物事は決まっていき、全部が嫌になる。
    変わりたい、そう思ってももう体力的にも精神的にも疲れていて、もう終わりにしたい…と思ったら!そこで人生がスタートするんです。

    最初の方は読んでいてもダラダラとした感じで当に主人公の人生そのもの。
    でも「もう全部終わりにしたい」からが文章も楽しさやワクワク感が出てきて、いつも観ていた風景にちょっと感動したりそんな些細なことに喜びを感じ、満足感や静かな幸せをきちんと感じ取れるようになる。
    だからそういう面白くない箇所もあっていい。
    人生は先は見えないもので、大概の場合は最後にちゃんと満足できる。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "The History of Mr. Polly" H. G. Wells(1910) Review | Life started late

    前に読んだ中年の危機の本
    “Midlife crisis” Kieran Setiya, 2017 / (中年の危機への哲学的な対応)>>
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    ポリー氏の人生 (エクス・リブリス・クラシックス)



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  • 『働く男』 星野源, 2015年 レビュー | 働くエネルギーに溢れている

    『働く男』 星野源, 2015年 レビュー | 働くエネルギーに溢れている



    働く男
    星野源, 2015
    Gen Hoshino
    256 pages
    2024.07
    アマゾンであらすじと詳細を見る


    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 人気の俳優、音楽家の星野源のエッセイ集
    ✔ 当時の働きづくめだった生活を描く
    ✔ ファンはもちろん誰でも楽しく読める

    ★★★★☆ 日本にいない私ですら何でも屋さんとして彼を知っている星野源のエッセイ集。面白い。働くエネルギーに溢れているときは精一杯働けばいい、ただ、そうじゃないときは落ち着いててもいい。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    2010年辺りのいろんなエッセイ集をまとめたものらしいけれど、日本にいない私ですら、何でも屋さんとして彼を知っている。
    そして、型にはまらないとても珍しい人間として。

    表現が好きで、学生時代にたまっていったインプットがどんとアウトプットされているのか、しかもアングラなのにメジャーで、完全にお茶の間のスター。
    好きなことをするためにとことん努力する。その姿勢。

    20代はひたすら働いたんでしょう。
    はじめに、に書いてある2015年当時は病気も乗り越え今はそういう脅迫感はないと。
    結局何事もタイミングなわけで、働くエネルギーに溢れているときは精一杯働けばいい、ただ、そうじゃないときは落ち着いててもいい。

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    働く男 (文春文庫 ほ 17-2)



  • 『ちょっと今から仕事やめてくる』 北川恵海, 2015年 レビュー | 辞めても人生終わらない

    『ちょっと今から仕事やめてくる』 北川恵海, 2015年 レビュー | 辞めても人生終わらない



    ちょっと今から仕事やめてくる
    北川恵海 2015
    258 pages
    2024.07
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    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 軽い感じかと思えばミステリーっぽくもなる
    ✔ 会社員としての無理のある生活が辛くなった人にぜひ
    ✔ 勇気をもらえてすっきりとする読了感

    ★★★★☆ 軽くさらっと読めるかと思ったら、ちょっとミステリーっぽくなるわ、ゴーストものなのかと思いきや、泣けてくるし、想像以上にグッとくる。ほんと、仕事辞めたって人生は終わらない。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    軽くさらっと読めるかと思ったら、ちょっとミステリーっぽくなるわ、ゴーストものなのかと思いきや、泣けてくるし、想像以上にグッと来る。

    つまり、みんな仕事がきつい。
    ひどい環境にいる人を探せばキリがなくて、絶望の縁にいる人は特に日本では多い。
    真面目に無理して頑張ることが偉くて、その悪循環にはまってしまうと全てが悪になり自分自身を責める。
    つくづく日本の会社員にはなれないと思うけど、日本の若い人が読むとスッキリするはず。
    でも最近のgen zなら大丈夫かも。仕事辞めたって人生は終わらない。
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    ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)



  • 『何様』 朝井リョウ, 2012年 レビュー | 真面目で不器用で滑稽な若者たち

    『何様』 朝井リョウ, 2012年 レビュー | 真面目で不器用で滑稽な若者たち



    何様
    朝井リョウ 2012
    Ryo Asai
    416ページ
    2025年3月 読了
    アマゾンであらすじと詳細を見る


    🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

    ✔ 『何様』の続編
    ✔ 今どきの就職がメイン、大学生や高校生も
    ✔ 真面目過ぎて不器用で滑稽な若者たちのストーリー

    ★★★★☆ こういう人いるよね、という感じの普通の人たちの葛藤。真面目過ぎて不器用で滑稽な人たちのストーリーたち。ちゃんと前作から読むべきだったのかも。



    🔽🔽読書記録🔽🔽

    初の朝井リョウ。
    貰い物なのでなにも知らずだったけど、6つの物語の短編集。
    前作の何者というのがあるようなので順番は間違えたのかも。

    今時の就職についてがメインで、就職したばかりだったり、大学生だったり、就職セミナーの講師だったり。最初のは高校最後のストーリーだけど、ここも大きな変化のなかのできごと、という共通点。
    こういう人、いるよね、という感じの普通の人たちの葛藤。

    最初の高校生のラブストーリーは新鮮だった。二つ目のゆらゆら揺れまくってる、姉の代わりのアパートシェアをする人を探す女の子には呆れるけど、いる、こういう人。
    真面目すぎて不器用で滑稽な人たちのストーリー。


    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    “Nanisama” Ryo Asai (2012) Review | Unintentionally funny
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    何様 (新潮文庫) [ 朝井 リョウ ]



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