
声に出して読みたい日本語
齋藤孝, 2001年
208 ページ
草思社
2026年7月 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽
✔ 日本語の音やリズムを感じるのに適した文章や詩などを集めたもの
✔ 般若心経であったり、川端康成の文章であったり、漢詩であったりとバラエティーに富んだ文章のコレクション
✔ その言語の中で歴史上最高峰に美しいとされる文章を覚える、声に出す
★★★★☆ 私の場合は少しは暗誦させられていた時代。とりあえず覚えて声に出すということは効果がある。その言語の中で歴史上最高峰に美しいとされる文章を覚える、声に出す。そして意味が分かるのは大人になってからでもいい。5、7、5を美しく感じる感覚はなくならないでほしいと思う。
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
日本語について語るのではなく、日本語の音やリズムを感じるのに適した文章や詩などを集めたもの。
日本で暗誦文化が消えていくなかで、そこに危機感を覚えたことでこの本を書くきっかけになったそう。
オリジナルの文章、著者のコメント、そして古いものの場合は口語訳、それがずっと続く一冊。
般若心経であったり、川端康成の文章であったり、漢詩であったり。
私の場合はギリギリ、暗誦させられていた時代だと思う。
意味が分からなくてもとりあえず覚えて声に出すということは、かなりの効果がある。
日本に住んでいない時間が長いにも関わらず子供の時に覚えた竹取物語の冒頭を目にすると懐かしく感じる、そういう豊かさ。
これは決して「日本らしいダメな教育」というやつではない。
どの国でも有名な詩や小説の文章は覚えさせられる。
イタリアではダンテの神曲など。
その言語の中で歴史上最高峰に美しいとされる文章を覚える、声に出す。
また、子供に暗誦させるほどの美しい文章があるということ。
なぜ日本人は5、7、5を心地よく感じるか、それはあの美しい言葉遣いとリズムが身体にしっかり染みついているから。
そしてその感覚はなくならないといいなあと思う。
大人になってやっと意味を知ることになってもいい。
「分かった!」という感動や「分かりやすい」も素晴らしいけれど、「今はまだ分からない」という余白も素敵なものだと思う。
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