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『蛇にピアス』 金原ひとみ, 2003年 レビュー | 痛みの快感という生きがい 


蛇にピアス (集英社文庫)
蛇にピアス
金原ひとみ, 2003
Snake and earrings
128 ページ
2026.03 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ すばる文学賞、芥川龍之介賞受賞
✔ 現代を生きる若者たちのつながり
✔ ピアスやタトゥーなどの身体改造に生きがいを求める

★★★★☆ 初 金原ひとみ。痛みという快感に自分のリアルを見つけた彼女。愛されたいという欲望もあるけれど、流されるままに流れるままに。

🔽🔽 読書記録 🔽🔽

映画も気になりつつ見ていなかったので、しかも初 金原ひとみ。

身体改造にハマるルイとその改造の世界に既に身を置く男二人との三人の関係。
痛みという快感に自分のリアルを見つけた彼女。
愛されたいという欲望もあるけれど、流されるままに流れるままに。
そしたらスプリットタンも背中の刺青も完成してしまう。
2004年ということは援助交際というコンセプトも一般化し、タトゥーも増え始めた頃。
見た目を変えることで自分を探しているかのような若者たちを19歳の著者が若者の視点で描く、問題作といえばそうなんだろうけど問題は彼女たちの生き方ではない。
そこにしか、痛みにしか快感を得られないだるい社会。

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