赤パンの本棚 akapan's bookshelf

読書記録 Book reviews

メインのタグ Main Tags ↓

2025年読了 2026年読了 English reviews ENG_About_Japan ENG_Family ENG_Female_led ENG_History ENG_India ENG_Japanese fiction ★★★★★ インド ミステリー 世界史 友情 女性主体 宗教 家族 帝国主義 恋愛 成長物語 戦争 日本史 日本未出版 日本社会 東野圭吾


カテゴリー別 By Category ↓

『侍女の物語』 マーガレット アトウッド, 1985年 レビュー | 女性嫌悪の最終地点ディストピア 



侍女の物語
マーガレット アトウッド, 1985年
The Handmaid’s Tale
Margaret Atwood
337 ページ
2018年 読了
アマゾンであらすじと詳細を見る


🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 2017年テレビドラマ化されて再度人気
✔ 環境汚染などで出産率が急激に下がる近未来のSF
✔ タスクのためだけに存在する女と社会を支配する男

★★★★★ 近い未来に起こりそうなディストピア。女性嫌悪の最終地点とでも言うべきか、女性は生身の人間ではなく役割を果たすことのみを許された道具。起こりうる可能性が無きにしも非ずの怖さ。

🔽🔽 読書記録 🔽🔽

アトウッド大ファンのカナダ人の友人に借りたんですが、当時入院中だった身には暗かった...

近い未来に起こりそうなディストピア。
出生率の低さが戦争をも引き起こす社会で、主人公オブフレッドは妻の分身として子供を作るという役割を割り当てられた侍女の一人。
この地に残されたわずかな妊娠できる体を持つ女性である彼女は少し前までの自分の夫と子供との生活を忘れられずにいた。

女性嫌悪の最終地点とでも言うべきか、女性は生身の人間ではなく役割を果たすことのみを許された道具。
妻という存在も象徴であり、夫婦間の愛情はない。
分析しようとすると永遠に終わりそうにないけど、この物語を80年代に書いてしまうアトウッドの才能の恐ろしさ。

ただ、ストーリーが面白くて惹かれるだけでなく、ひょっとしたら20年後には世界はこうなってるのかも、という怖さに引き付けられる。
🔽 関連ページ 🔽
English review
"The Handmaid's Tale" Margaret Atwood (1985) Review | Interesting yes but scary
🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

●●● アマゾン ●●●

侍女の物語


●●● 楽天 ●●●
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫) [ マーガレット・アトウッド ]
価格:1,760円(税込、送料無料) (2026/3/12時点)