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『オデュッセイア』 ホメロス, 前8世紀 レビュー | 家に帰りたい英雄の元祖メロドラマ

オデュッセイア 上(ホメロス) (岩波文庫 赤 102-4)
オデュッセイア
ホメロス, 紀元前8世紀
Odyssey
Homer
2008年 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 古代ギリシャの詩人ホメロス作の英雄オデュッセウスが戦争を終え故郷に戻る物語
✔ 名前は知っている神々と人間が近い存在にあるという魅力
✔ 神々にも人間にも意外にも共感できる、しっかり楽しめる元祖メロドラマ

★★★★★ もっと退屈なものを予想していたのに、さすが何千年も愛される元祖メロドラマ。神々が出てくるけれど厳かな感じでなくなんか人間臭くて、しかも裏切りや処刑や虐殺も繰り返す血生臭さもあり、いま読んでもエンターテインメント性も非常に高い。何度も読みたい本。


🔽🔽 読書記録 🔽🔽

いやほんと、おもしろかった。
正直に言うともっと退屈なものを予想していたのに、さすが何千年も愛される元祖メロドラマ。
愚かな予想をどわっと越されてしまった。

初めてギリシャ神話に興味を持ったけれど、神と人間が近い存在にあるというのが魅力。
英雄オデュッセウスはトロイア戦争を終え、故郷イタケー島に帰るんだけど、ひたすらいろんなことが起こる。
まず第一に戦争が長引いた、やっと帰ろうとしても海神ポセイドンに嫌われてずっと邪魔してくるわ、死んだことになってるから家にいる奥さんペーネロペーには求婚者が列を成すわ、息子は心配でお父さんを探す長旅に出るわ、オデュッセイアさん本人もニンフに引き留められるわ幽霊やセイレーンに出くわすわ、神同士で争うわでなかなか家に帰れない。
神々が出てくるけれど厳かな感じでなくなんか人間臭くて、しかも欲望や過ちや裏切りや虐殺も繰り返す血生臭さもあり、いま読んでもエンターテインメント性も非常に高い。

改めてここで感想を細かく書くというのもなんなので、とにかく面白かったということを、ここに残しておく。
人生の中で、徐々に知識や経験が増える中で、何度も読みたい本。

私の読んだのはこのPenguin Classicsの英語訳。
詳しいイントロダクションも付いていてわかりやすかった。
こういう古典はやっぱり事前の解説がないと知識のない私には難しい。

追記。
来月2026年7月にはクリストファー・ノーランの映画も公開されますね。
絶対、間違いなく面白そう。

🔽 関連ページ 🔽
English review



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オデュッセイア 上(ホメロス) (岩波文庫 赤 102-4)
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