投稿者: akapan

  • 「おそろし」 宮部みゆき 2012 >>

    「おそろし」 宮部みゆき 2012 >>

    ★★★★☆ 宮部みゆきの江戸時代もので女の子が変わった話を次々と聞いていく、そんなストーリーで面白くないわけがない。またシリーズを始めないといけないものが増えた。
    🔽 基本情報 🔽
    おそろし
    三島屋変調百物語
    宮部みゆき 2012
    Miyuki Miyabe
    496 pages
    2024.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    宮部みゆきの江戸時代もので女の子が変わった話を次々と聞いていく、そんなストーリーで面白くないわけがない。

    最近、不思議なもの系妖怪系ばかり読んでるのでインパクトという点では薄れてしまうけど、間違いなく安心して面白い。
    犯罪者の方の辛さや、その人を犯罪者と造り上げてしまった家族や身内の後悔、そういう現実的な点もしっかりと描かれている。

    これもシリーズもの。またシリーズを始めないといけないものが増えた。
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  • 「子供の未来を変えるお母さんの教室」 吉野加容子 2018 >>

    「子供の未来を変えるお母さんの教室」 吉野加容子 2018 >>

    ★★★★☆ この系統は読んでるけど、これは「お母さんの」と限定している。日本の場合は特に強烈にお母さんが一人で育児して当然という空気。社会が改善されるまで、子どもを守るお母さんたちを守ってください。
    🔽 基本情報 🔽
    子供の未来を変えるお母さんの教室
    吉野加容子 2018
    Kayoko Yoshino
    224 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    全体の内容としては今川ホルンさんの本と同じ。
    それもそのはず、今川さんはこの著者の脳発達の研究によって考え方を変え、脳に働く方法で、子供にも家族にも優しいしかも効果のある方法を自閉症のケース限定で伝授するから。
    こっちの本は自閉症だけでなく、発達障害色々とグレーゾーンの子にも、もっと言えばどんな子にも効くという。

    なので内容は「おうち療育」と違わないんだけど、こっちで気になるのは「お母さんの」と限定している点。
    つまりはなんだかんだ言って、誰よりも、父親よりも、母親の方が本当にプラクティカルに興味を持っているという現実。
    もっというと父親は幻想のなかで自分勝手にもがいていることが多い。
    日本の場合は特に強烈にお母さんが一人で育児して当然という社会なので、お母さんのプレッシャーとストレスが半端ない。
    そのお母さんと子供を、社会からだけでなく家族や夫からも精神面で守るという意味合いもこもってる。
    日本社会も変化しているとは言え、働いていようが、子どもに障害があろうが一般的に女が子育てをするのが当たり前、という空気がなくならない日本。
    だから「お母さんの」と題名が限定されるというヨーロッパではありえない現象が起こる。そしてその需要はなくならない。
    社会が改善されるまで、子どもを守るお母さんたちを守ってください。
    また違った苦労を強いられている、子供を守るお父さんも守ってください。
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    🔽 関連本のページ 🔽
    「ことばが遅い自閉症児のおうち療育」 今川ホルン, 2024 >>
  • “Blood wedding” Federico García Lorca, 1932 / 「血の婚礼」フェデリコ・ガルシーア・ロルカ >>

    “Blood wedding” Federico García Lorca, 1932 / 「血の婚礼」フェデリコ・ガルシーア・ロルカ >>

    🔽 基本情報 🔽
    Blood wedding
    Federico García Lorca, 1932
    Bodas de sangre
    血の婚礼
    フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
    80 pages
    2024.09 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    密かに有名なスペインの悲劇、戯曲。
    今も地中海文化に根強く居座る、恋人たちと母親の苦悩、名誉と復讐に命を捧げる男たち、力強い感情に溢れたストーリー。
    演劇のために書かれているのでやっぱ文章で読むより、舞台の上の演技を観てこそ十分にその良さがわかるんだろうし、もちろん人間臭いスペイン語でなく英語で読むことでその本当の色は褪せているかもしれない。
    いつか演劇として見れるときは来るのだろうか。
    
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    Blood Wedding


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    ★★★★☆ A very Mediterranean story. Struggle of lovers and mothers, and the men who live and die for honour and revenge. One day hopefully on a stage.

    🔽 log 🔽
    Blood wedding
    Federico García Lorca, 1932
    Bodas de sangre
    80 pages
    Read 2024.09


    🔽 Book review and notes 🔽
    It's a lot shorter than I thought, it's a play that's considered the classic and has powerful emotions.
    It's the wild emotions of the lovers and mother, it's the cry of those who lost loved ones in the Mediterranean countryside where honour and revenge are the purpose of living, and worth dying for.

    It's most definitely to be enjoyed as a theatre piece so reading it might not be the best experience of it and of course translation might lose its true colour, but being so short it felt like I needed more for me to go deeper into it.
    So yes on a stage one day.

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  • 『黄色いマンション 黒い猫』 小泉今日子, 2016 感想 | 小泉さんのあの声で読んでしまう >>

    『黄色いマンション 黒い猫』 小泉今日子, 2016 感想 | 小泉さんのあの声で読んでしまう >>

    ★★★★☆ 彼女の魅力は色褪せない。それは間違いなく彼女が芯を持って人生を楽しもうとしているから。外に流されない、自分で流れている。常に輝きが増している小泉今日子、やっぱりいいですね。
    🔽 基本情報 🔽
    黄色いマンション 黒い猫
    小泉今日子 2016
    Kyoko Koizumi
    208 pages
    2025.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    最近ずっと、ポッドキャストの「ホントのコイズミさん」を聞いているので本も。

    ポッドキャストもこのエッセイも、もちろんその演技も彼女の魅力は色褪せない。
    それは間違いなく彼女が芯を持って人生を楽しもうとしているから。
    10代からアイドルとして大人気な人生なのに、外の流れに流されていない。
    自分で流れている。
    エッセイ集を読んでると、ポッドキャストでもそうだったけど、なんか東京もいいのかも、と思う。
    きっと感受性豊かな小泉さん、自分の小さな心の動きもきちんと受け止め、文章にしている。

    10代の頃も60代の今もずっと輝いている、いや、輝きが増している小泉今日子、やっぱりいいですね。
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  • “Shattered Lands” Sam Dalrymple, 2025 / (シャタード・ランド) サム・ダルリンプル >>

    “Shattered Lands” Sam Dalrymple, 2025 / (シャタード・ランド) サム・ダルリンプル >>

    🔽 基本情報 🔽
    Shattered Lands
    Five Partitions and the Making of Modern Asia
    Sam Dalrymple, 2025
    シャタード・ランド
    5つの分離独立と現代アジアの誕生 (日本語訳なし)
    サム・ダルリンプル
    528 pages
    2025.09 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    現代アジアを造り上げた分離独立、パーティション。
    その背景は日本人だけでなく、当事者のインド周辺の現地の人にも、英国人にも世界中でも知られていない。
    バングラデシュ、ミャンマー、カシミヤ、そういうニュースで見る地域の問題は、自然発生したものではなく、もちろん現地の人が単純に暴力的だからでもない。
    何事にも理由がある。

    日本での第二次世界大戦の終戦日のぴったり2年後、インド帝国が英国から独立。
    それは有名だけれど、そのインド帝国、つまり現在のイエメンからミャンマーまでの壮大なエリアがその前後にどう分けられていったかはあまり知られていない。
    というか、イエメンからミャンマーまで、その間に現在のカタール、アラブ首長国連邦、ブータン、など無数の藩王国があったのすら知られていない。
    5つの分離、つまりミャンマーの独立、アラビア半島の独立、インド・パキスタン分離独立、印パによる500ほどの藩王国の吸収、バングラデッシュの独立。

    「知られていない」と繰り返し書いているけれど本当にそうなのだから仕方がない。
    英国はインド帝国の利益によって支えられていたけれど、大英帝国の人口は当時の世界の人口の25%!
    戦争により経済が崩れ世界の4分の1の人口を支えきれなくなった英国はできるだけ早く撤退することをモットーに、アジアなんて行ったこともないロンドンの役人が駆り出されどんどん地図上に線を引いていき、しかもインド帝国に借りていたお金もほぼ無視で、しかも「せっかくなら日本を敗戦させた8月15日に独立させよう」と言い出し、十分な準備もなく独立。大英帝国といえば、どこにいっても嘘をつき続け、右に左に騙し続け、最後は自分の手は汚さずさっさと逃げ出す、いつも同じパターン。
    私もそこは知っていた。エリザベス女王の旦那フィリップ殿下の叔父、インド総監マウントバッテンの当時の適当さも知っていた。そこまでは有名。
    それ以外のすべてが「知られていない」、知らなかった。

    Shattered Lands、粉々になった土地、というタイトルの通り。
    戦時中にまずミャンマーが分離。(しかも当時ミャンマーの現ヤンゴンが世界で人の出入りが激しい港、つまりニューヨークなんか追い越した大都会だったと。なんと。)
    当時人口の16%いたインド系の人間はミャンマー人じゃない、と追い出される。
    この本は5つの独立分離について非常に詳しく描かれているけれど、5つとも現地の人々の反応、待遇、対応、残酷さはすべて似ている。
    民族や宗教の枠を超えてコスモポリタンな社会に生きていた人々。
    今まで近所付き合いのあった人びとが突然、民族が違うから、宗教が違うから、という理由で追い出し合い、憎み合い、殺し合う。
    その度に何百万という人間が新しく引かれた国境を超え、もちろん多くは難民となり、少なくない数の人が虐待、強姦、そして殺された。
    粉々になった土地、ばらばらに引き裂かれた人々。
    カシミア紛争を含むインド・パキスタン情勢、ロヒンギャ難民問題などその多くは解決していない。
    他のところで聞いたことだけど(彼のお父さんのポッドキャストで)、この時代を生きた人は、それこそ戦争に駆り出された日本のおじいちゃんたちもそうかも知れないけれど、多くを語りたがらない。
    彼らはその恐怖と過ちと恥を墓まで持っていくつもりで口は開かない。
    その子どももなんとなく聞きづらくて追求しない。
    でも今、孫の代になって初めて真相が明らかになっているという現象が起きているらしい。

    細かく言うと色々とあるんだけど、それはいつかきっとこの本が日本語に訳され日本でも多くの人の手にわたることを願い省くとして(ミャンマーには日本もかなり関わってきます)、全体として印象深かったのは、分離独立前は各々の地域によって生活習慣も違っていたのに、セキュラ―な社会、非宗教的な社会だったということ。
    完全に平和かといえばそうじゃなかったにしてもギリギリのバランスは保たれていた。
    それが突如、超宗教的で、国民主義的、ナショナリズムに走ったはっきりいって差別的で軍事的で暴力的な社会を次々と生み出してしまった。
    英国の下で植民地化された社会が良いとは言えないけれど、じゃあ紛争のないアジアを目指したとき、人々はセキュラ―であることを目指し宗教や伝統を蔑ろにしたほうがいいのか。
    共同体が与えてくれる安心感は過去の産物になるのか。
    伝統は狂暴なのか。

    この本には毎ページに驚きが隠されている。
    素晴らしい歴史本は大概まるで物語を読んでいるように感じるけれど、この本もそう。
    28歳の著者サム・ダルリンプル氏はヒューマニズムに溢れ人間的で、情熱を持った人物だと言うのが手に取るようにわかる。
    これだけ残酷な歴史を語る本の中にも、それでも宗教の違う友人が命をかけて助け合った話をきちんと残してくれるし、彼自身も独立分離によって故郷に帰れない人の代わりに国境を超えて代理で会いに行くという活動もしている。

    もちろん父親がウィリアム・ダルリンプルということはプラスに働いているけれど、彼は20代にして初出版にして、もう自分の足で立っている歴史家の一人。
    インドでもダルリンプル親子がベストセラーのチャートにずっと上ってたし、インド史周辺はなかなか面白いことになりそう。
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    ★★★★★  5 Partitions, not just one. From Yemen to Myanmar, The British India was one entity where cosmopolitan people had lived in a sort of harmony. An important history that was until now “forgotten”, and an important book.

    🔽 log 🔽
    Shattered Lands
    Five Partitions and the Making of Modern Asia
    Sam Dalrymple, 2025
    528 pages
    Read 2025.09


    🔽 Book review and notes 🔽
    A great book on the topic that is shamefully unknown to a lot of us, even though it’s not so long time ago and even though it totally shaped Asia today.
    All the problems in Asia that we see on the news today are not simply because the local people are “naturally” violent, of course not, there is always a cause.

    And the cause is, this. The British Empire had ruled and gained much from the British India and local Princely States (so very wide, from modern day Yemen to Burma, to Qatar. Qatar! And British Empire had 25% of the world population back then) until one day they couldn’t financially support it so they dropped the ball, without thinking of the very probable consequences, namely, the shattered lands and shattered people.

    The book carefully follows 5 Partitions, rather than only the more widely known THE Partition between today’s India and Pakistan.
    Myanmar, Arabian peninsula, India-Pakistan, Princely States, and Bangladesh.
    People like me who knew so little would be surprised at how everything fell apart quickly, and be utterly shocked how millions of people crossed newly drawn borders each time. And every one experienced some horror; the violence, looting, rape, and many killing.
    The consequences of the relocation, the migration, and of course of refugees like Rohingya people still remains as huge problems. 


    Stereotypically, British officers’ works were full of lies and betrayals, their selfishness with their strong interesting in keeping their hands clean.
    As a predicable result, people who lived in cosmopolitan societies, were suddenly put in various corners of Shattered Lands, and they turned against their neighbours because they now became their enemies.

    What got me thinking most throughout my reading was how pre Partitions era things were more secular, and as the lands got divided it firmly became a matter of religions and ethnicity, it was all about nationalism, of the new nations that were born out of the shattered lands – again and again in the each phase of the Partitions.
    Not that the colonisation era was good, but you cannot stop wondering, if we now want to end the fighting in Asia would we have to eliminate the notions of religion and ethnicity?
    Letting go of the sense of community or tradition? The peace of mind it provides?
    Is it really a dangerous thing to have a tradition?

    I heard somewhere that people who experienced the Partitions, probably just like our grandfathers in Japan who were sent to the war, have preferred to keep quiet.
    They chose to take the horror, errors and shame to their graves, and their children also kind of hesitated to insist.
    However, now that it’s their grandchildren’s generation, things are now becoming uncovered and dusted off because they are finally opening their mouths to tell us.
    And this might be one of the reasons why this book is written now at this moment in time, by this brilliant author who is in his 20s, and this is one of the reason this book will remain in the history to come.

    The book has great details with wonderful storytelling skills, and most notably it has the marvelous sense of humanity, just like his father, Sam Dalrymple is such a humane human full of compassion and passion, with giggles – but he is already on his own feet, and how exciting is it that two Dalrymples are on the chart? Very.

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  • 『汝、星のごとく』 凪良ゆう, 2022 感想 | 純粋にまっすぐ、強く生きる >>

    『汝、星のごとく』 凪良ゆう, 2022 感想 | 純粋にまっすぐ、強く生きる >>

    ★★★★☆ 純粋にまっすぐ、強く生きる。若い人が例えば読書を好きになるきっかけになる素敵な綺麗なストーリー。話題作なはず。良いですね。
    🔽 基本情報 🔽
    汝、星のごとく
    凪良ゆう 2022
    Yu Nagira
    348 pages
    2025.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    話題作。
    前はいつも自分好みの作家ばかり選んでいたので、意識的に話題作もちゃんと読んでる。
    これも本屋大賞を獲る作家、凪良ゆう (といっても名前も聞いたことがあるくらいだったけど、それは私が日本にいないという地理的な問題。)

    タイトルや表紙からもわかる綺麗なラブストーリー。
    自分勝手な親に振り回される高校生の恋から、ぐるぐると回る環境に巻かれ、するりと大人になってしまう二人の物語。

    純粋にまっすぐ、強く生きる。

    意地を張りながら、仕方がないと思いながら、打ちのめされながら、忘れずに自由を望みながら、愛と生をしっかり抱えながら。
    若いって素晴らしいとは言わない。そんなに人生は楽じゃないし、環境や境遇はそう簡単には変えられないし変わらない。

    続編があるそうで、ということはちゃんと他のも読まないと大きな事は言えないけど、若い人が例えば読書を好きになるきっかけになる素敵な綺麗なストーリー、それに尽きると思う。
    私のツボから離れているのは、私がターゲット層じゃないからでストーリーは素敵、おすすめできる。
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  • 『塗仏の宴』 京極夏彦, 1998 感想 | 2000ページあっという間 >>

    『塗仏の宴』 京極夏彦, 1998 感想 | 2000ページあっという間 >>

    ★★★★★ 初の京極作品、想像以上に引き込まれるので2000ページあっという間。妖怪という概念のサイドストーリーなど、とにかく妖怪を知らない私には驚きばかり。最初から読んでみなければ。
    🔽 基本情報 🔽
    塗仏の宴
    宴の支度 宴の始末
    京極夏彦, 1998
    Nuribotoke no Utage, Kyogokudo Series
    Natsuhiko Kyogoku
    2082 pages (994 + 1088)
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    この二冊で2000ページを越える長編だけど、初の京極作品、想像以上に引き込まれるのであっという間。

    妖怪などのかなり詳しい説明の箇所が多く突き放されそうになるけど、ストーリーの流れはエンターテイメントで登場人物も面白い。
    面白いし、何よりもシリーズなので積み重ねていく楽しみがあるに違いない。
    これだけを読んですでに主要な人物が味があってとっても良い。

    妖怪は「妖怪な現象」をビジュアル表現したもの、というけれど、当時の最新の技術を持った人々、つまりコミュニティーの外にいる異人をまるで魔法使いのように崇めて、それが妖怪という対象に変化した、というのは凄い。そういうサイドストーリーもなるほどと驚きの連続。

    シリーズの途中から読んでしまったけど、最初から読んでみなければ。
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  • 『陰陽師』 夢枕獏, 1988 感想 | なに本当に面白い / “Onmyoji” Baku Yumemakura >>

    『陰陽師』 夢枕獏, 1988 感想 | なに本当に面白い / “Onmyoji” Baku Yumemakura >>

    ★★★★☆ これだけ有名なのに読んだことも見たこともなかった。こういう怨霊ストーリーはドラマチックでメロドラマチックで面白い。もちろん、このシリーズも面白いのがやっとわかったので全部読みたい。
    (English review not yet available)
    🔽 基本情報 🔽
    陰陽師
    夢枕獏, 1988
    Baku Yumemakura
    336 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    これだけ有名なのに、読んだこともなく関連の映画やドラマもみたことがなかった。
    たぶん妖怪や幽霊の出る怖いホラーだと思っていたから。
    実際は伝奇小説なので出てくるんだけど、まあもう怖さはなくなっているし、第一怖いだけじゃなくて、こういう怨霊ストーリーはドラマチックでメロドラマチックで面白い。
    二人の男の友情も清々しくていい。

    もちろん、このシリーズも面白いのがやっとわかった、ので全部読みたくなる。
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  • 『マーリ・アルメイダの七つの月』シェハン・カルナティラカ, 2022 感想 | 挑発的にスリランカのリアルを描く /”The Seven Moons of Maali Almeida” Shehan Karunatilaka >>

    『マーリ・アルメイダの七つの月』シェハン・カルナティラカ, 2022 感想 | 挑発的にスリランカのリアルを描く /”The Seven Moons of Maali Almeida” Shehan Karunatilaka >>

    🔽 基本情報 🔽
    The Seven Moons of Maali Almeida
    Shehan Karunatilaka, 2022
    マーリ・アルメイダの七つの月
    シェハン・カルナティラカ
    368 pages
    2024.09 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    ずっと気になっていたけど、できるだけ前情報無しで読んだ本。
    なので、もし何も知りたくなかったら、この本は型にはまらない自由でぶっ飛んだ本ということだけ知ってもらって、あとはこの文章は読まないでください。
    こんな私の文章を読んだところで本の方は想像を絶するわけですが。
    
    まず死んだところからスタートする、さて誰が俺を殺したかのストーリー。
    幽霊ありモンスターあり、ミステリーで、現代スリランカの複雑な戦争、ということがキーワードだけど、だからといってこのストーリーが想像できるわけではない。
    スリランカの現代史を全く知らないと少しだけ出遅れるけれど、どうせぶっ飛んでいるし、徐々に物語の中に引きずり込まれていく。
    
    主人公は二人称youで書かれていて、何も分かっていない主人公と一緒に発見していくのがさらに良い。
    ただそのyouはテキトーな戦場カメラマンで、浮気症のゲイで、ギャンブル依存。
    絵に書いたアンチヒーローに徹しているのに一緒に7つの月の時間を過ごしていくとそんなに悪いやつじゃない気がしてくる。
    
    挑発的でファンタジーでありながらスリランカのリアルを描くという、型にはまらないマジカルリアルズムの一冊。
    ロック音楽かパンクが大音量でかかっているかのような読書体験。
    
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    ★★★★★+♥ Provocative and rock and roll. It’s a fantasy, a magical realism that really tells the reality of Sri Lanka, through the eyes of this dead unreliable photographer/lover/gambler. It’s a loud music in a book.

    🔽 log 🔽
    The Seven Moons of Maali Almeida
    Shehan Karunatilaka, 2022
    368 pages
    Read 2024.09


    🔽 Book review and notes 🔽
    The book I've been looking forward to read, though I tried not to know the plot in advance.
    So if you don't want to know anything else, just know that you will love it, and don't read further, even if you do, it'll be beyond your imagination anyway though.

    So, first you are dead, and you need to find out why and who did it.
    There are ghosts and monsters, it's a mystery, in modern Sri Lanka, in a messy war - you can have these key words and still it's way over what you might expect.

    It's difficult to get into the story without some knowledge of Sri Lanka but it slowly takes you to its world.

    It addresses the protagonist as "you" so it feels like you're discovering it all with him. Him being a lousy war photographer, gambler and a unfaithful lover who's gay; he is an anti-hero who is rather hateful, but, somehow becomes not so hateful after you spend 7 moons with him.

    It's provocative, anything can happen here.
    It's a fantasy as much as it's the reality in Sri Lanka.
    Non stop greatness that you can't pigeon hole it, a reading experience that's similar to being in a room with loud rock music, or whatever your favourite music is.

    Booker Prize winner

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    The Seven Moons of Maali Almeida


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    Le sette lune di Maali Almeida (Italiano)
  • 『キッチン・コンフィデンシャル』アンソニー・ボーデイン, 2000 感想 | 料理界への愛 / “Kitchen Confidential” Anthony Bourdain >>

    『キッチン・コンフィデンシャル』アンソニー・ボーデイン, 2000 感想 | 料理界への愛 / “Kitchen Confidential” Anthony Bourdain >>

    🔽 基本情報 🔽
    Kitchen Confidential 
    Anthony Bourdain, 2000
    キッチン・コンフィデンシャル
    アンソニー・ボーデイン
    576 pages
    2024.09 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    出版されてすぐにクラシックになったと言える一冊。
    旅行ドキュメンタリー番組でお茶の間でも有名になったシェフ、でもこれは彼のバイオグラフィーではなく、食べ物への愛、料理への愛、料理業界の戦友たちへの愛のバイオグラフィーでそれは軽く国境を超える。

    レストランのキッチンは常に熱気に満ちている。私も少しだけ小さなレストランで働いたけれどそれでも確実に言えることは、チームワークというかここは軍ですかと思うほど大変な仕事で、シェフの言うことは絶対。

    嬉しいことにボーディンさんはドキュメンタリー番組で見る通り、本当に口が悪く、凄まじく正直で、とても優しい人物のよう。

    オーウェルの「パリ・ロンドン放浪記」が出てくるのにニヤリ、ちょうど読んだ本。
    これに続く、料理界を描く古典。

    もし英語で読むならぜひアニバーサリー版を。
    私が読んだエディションは彼の手書きの注意書きやあとがきが載っていて魅力倍増。
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    Kitchen Confidential: 25th Anniversary Edition (English Edition)


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    ★★★★★  It’s a biography but not about him, it’s about the love of food, love of cooking, of his colleagues and kitchen. It’s really how he was, foul mouth, brutally honest, caring guy. A classic.

    🔽 log 🔽
    Kitchen Confidential
    Anthony Bourdain, 2000
    576 pages
    Read 2024.09


    🔽 Book review and notes 🔽
    Yes, no wonder this is considered a classic.

    It’s a biography but it’s not about him, it’s about the love of food, love of cooking, of his colleagues and kitchen, and as he says, it’s universal.

    Kitchen is a heated place, I have worked briefly at a small restaurant so I had a tiny preview of the kitchen life.
    It’s a difficult job and it’s all about working as a team, not a team, a military.
    What your chef says is absolute, you only say “yes chef”.

    Bourdain was such a loved character from TV shows, and it’s nice to read that it’s really how he was, foul mouth, brutally honest, caring guy.

    Funny he mentions Orwell’s Down and Out in Paris and London, that I recently ready.
    And this books is only second to that classic.

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  • 『モンスター』 百田尚樹, 2012 感想 | 女は見た目重視のモノとするmale gaze>>

    『モンスター』 百田尚樹, 2012 感想 | 女は見た目重視のモノとするmale gaze>>

    ★★★☆☆ 過去の屈辱を忘れられず一生を振ってまで愛に復讐に命も金も体も使い尽くす。いわゆるmale gaze、女はモノ。女性を徹底的に見下すという意思がストーリーの裏側でしっかり根付いているので、もう少し面白くなれないままで残念
    🔽 基本情報 🔽
    モンスター
    百田尚樹 2012
    Naoki Hyakuta
    397 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    女は怖い。
    いくつもの顔を持ち、過去の屈辱を忘れられず一生を振ってまで愛にまたは復讐に命も金も体も使い尽くす。
    醜い女の子が整形で美貌を手に入れるその他だひとつの目標は学生時代の憧れの人を振り向かせること。
    結果がどうあれ、彼女は幸せだった。

    さて、どうしても腑に落ちないのは、ストーリーがショッキングだからじゃない。
    それはカモフラージュ。
    女を主人公としつつ、gazeまたはregard(ルガール、視点)が結局は男性視線、男性のまなざしであるというのが腑に落ちないんです。
    映画学では「映画において女性が男性の欲望の対象として描かれる男性中心的な視点やその表現」といわれるけど、ここでも主人公はモノであり所詮は男が書いた男のためのモノなんですね。
    ちなみにこの系統のストーリー、女性キャラクターはほぼ全てにおいて最後に罰せられます。
    もし同じ物語を女性が書いていたら(もしくは男尊女卑でない作家が書いていたら)、ほぼ間違いなく主人公はエンディングで高笑いしてます。


    (以下少しネタバレ)
    女性を徹底的に見下すという意思がストーリーの裏側でしっかり根付いているので、もう少しグルグルどろどろと面白くなれるはずが、結局浅めになり、結局は男視線でしかなく、最後は典型的に女が罰せられるという普通の終わりかた。

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  • “The Gurkha’s daughter” Prajwal Parajuly, 2013 >>

    “The Gurkha’s daughter” Prajwal Parajuly, 2013 >>

    🔽 基本情報 🔽
    The Gurkha's daughter 
    Prajwal Parajuly, 2013
    280 pages
    2024.09 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    ネパール人またはネパールに関わる人々のストーリーの短編集。
    
    ネパールは貧しさや紛争により昔から外に出ていく人が多くディアスポラの問題が後を絶たない。
    自分の住んでいる土地に、生まれた土地に属している感覚がないという問題。
    インドのダージリンはネパール系が過半数で彼らの故郷の意識は統一されていない。
    ブータンに住む故郷ネパールから追い出された難民。
    カリンポンに住むビハール出身のムスリムの商人。
    ニューヨークにすむネパールに行ったことがない移民の子。
    
    彼らの物語は辛くて悲しい、でもドラマチックには描かれない。
    だって彼らの人生はリアルで、大袈裟なドラマではない。
    遠くなっていく伝統としきたり、強くなっていく故郷への思いという避けようのない物語を背負っている。
    
    日本にも多くのネパール人が住んでいるということも忘れてはいけない。
    
    じんわりと心に残る短編集。
    
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    The Gurkha's Daughter: shortlisted for the Dylan Thomas prize (English Edition)


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    🔽 log 🔽
    The Gurkha's daughter
    Prajwal Parajuly, 2013
    280 pages
    Read 2024.09


    🔽 Book review and notes 🔽
    A collection of short stories of people who have different ties to Nepal.

    It's about lives of people living in diaspora, sense of not belonging where they live.
    To begin with,
    Nepalese people in Darjeeling area have a different sense of home, and not necessarily uniformed.
    And how about Nepalese in Bhutan who got kicked out to Nepal?
    Or Muslim from Bihar in Kalimpong?
    A guy from Darjeeling in New York who's never been to Nepal?

    The stories are subtly harsh and sad but not exaggeratingly dramatic, just like real lives of real people, they carry their own inevitable drama and the longing, between tradition and practice and sense of home.
    Nice short stories.

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    The Gurkha's Daughter: shortlisted for the Dylan Thomas prize


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    --
  • 「自閉症は津軽弁を話さない」 松本敏治, 2017 >>

    「自閉症は津軽弁を話さない」 松本敏治, 2017 >>

    ★★★★★ そもそも方言にはどういう社会的機能があるのかという点へ流れて、その機能こそが自閉症の苦手とする分野である、だからこそ方言が話せないと。うちの場合は3.5の言語も常時家庭内にあるので、そりゃー難しい。
    🔽 基本情報 🔽
    自閉症は津軽弁を話さない
    自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く
    松本敏治 2017
    Toshiharu Matsumoto
    288 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    面白い視点で、表紙などのパッと見の軽さとは裏腹にかなり学問的な研究の発表、その過程というかたちの本。

    イントネーションの問題ではという視点から、そもそも方言とはどういう社会的機能があるのかという点へ流れて、その社会的機能こそが自閉症の苦手とする分野である、だからこそ、方言が話せない、もしくは方言と共通語を使い分けれない、と。

    方言は生活のなかで習得し、相手の様子を伺いつつ上達し、地域の人との繋がりの象徴としても存在する。
    逆に共通語はテレビやビデオを繰り返しみることで記憶して、そのフレーズを生活のシチュエーションに合わせて使うことができる(とても不自然な仕上がりになるけど)そっちの方が社会的コミュニケーションを苦手とする自閉症には楽。
    なるほど。

    そうなるとやっぱり、イタリアで暮らしているけれどテレビやビデオは全部英語の我が子にとって、イタリア語は非常に習得しにくいはず。

    方言に関してだけでなく、言語の裏にある意図のコミュニケーションのことも面白かった。
    相手の意図とは、単にこう思ってるだろうと予想するだけでなく、だからこの人はこういう行動に出るだろうという先のことまで想像すること。
    普段なにげないコミュニケーションは実は物凄く複雑で、そこを知識としてだけで習得し生活で活用するのは難しい。
    自閉症という観点からでなくても言語のしくみという観点からも面白い。

    続編もあるようで、そっちは日本語を話さない自閉症も出てくるそう。読まなきゃ
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    自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く (角川ソフィア文庫)


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  • “The Anarchy” William Dalrymple, 2019 /「略奪の帝国」ウィリアム・ダルリンプル >>

    “The Anarchy” William Dalrymple, 2019 /「略奪の帝国」ウィリアム・ダルリンプル >>

    🔽 基本情報 🔽
    The Anarchy
    The relentless rise of East India Company 
    William Dalrymple 2019
    略奪の帝国 東インド会社の興亡
    ウィリアム・ダルリンプル
    576 pages
    2024.08 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    最高な一冊。歴史本で私の中では最高峰。
    まさにずっと気になっていたトピック、どうやって小さな島国イングランドが巨大で裕福な亜大陸を植民地化することができたか。
    
    簡単に言えばつまりはムガール帝国がライオンで、東インド会社はハイエナというところ。
    裕福な帝国ムガール帝国が少し崩れてきたところに、無作法でアグレッシブで便乗主義者で嘘つきで自分勝手で成金趣味の数人の商人が行った、自分の利益のためだけの略奪。自国英国の政府にも王室にも逆らって。
    つまり、現地インドの帝国も自国の王室をも無視した無政府主義(Anarchy)の一企業による略奪の歴史。
    
    東インド会社は商人としてではなく、ひたすら暴力と嘘で財力を得て、結局はイギリスの経済はこのチンピラ集団が治めるインドなしでは維持できなくなり、英国王室も危機を感じ会社を国営化、そして英国は引き継ぐ形でインドを植民地化する、というのが歴史の流れ。
    
    事実は小説よりも奇なり、歴史はフィクションよりも面白いとはこのことで、しかもダルリンプル氏の手にかかればドキドキハラハラの壮大な物語のようにあっという間に読んでしまう。
    
    彼の情熱的でヒューマニズムに溢れた文章は、この本をただの歴史本ではなく力強い文化財に変えてしまったと言える。
    
    この本はインド国内の、今まで誰も見ていなかった資料を引っ張り出して整理することできちんと整理された実際に起きたことを細かく伝えてくれる。
    そして事実は厳しい。
    特に大英帝国は華やかで誇らしいものだと学校で教えられてきたイギリス人にとって、史実は目を向けたくなるもので、実際にダルリンプル氏はイギリスの右派からイギリスを貶すなと批判されまくり。
    
    特に気になった人物はウォーレン・ヘースティングズという、ベンガル知事、初代インド総監。
    通常東インド会社の社員はインド文化には興味がないなか、彼は唯一インドの言語、芸術、文学を愛した珍しい存在。
    ただ、いつの時代もそういう繊細でまともな人は貪欲な組織の中で叩かれる。
    
    で、ダルリンプル氏のファンになり、ポッドキャストも全部聞いてます。
    スコットランドの貴族の家系に生まれ、先祖がよく歴史上の出来事に出てくると苦笑し、裕福な子供時代を過ごすも中東の歴史や文化に惹かれ、現在はデリーでヤギと農場で暮らしている彼。
    最近は特に、イギリスの学校はイスラエル、パレスチナ、中東全般の間違った歴史を教えていると声を上げている。
    (ちなみに彼の息子のサム・ダルリンプル君の本を現在読んでるけど、息子もきっとお父さんと同じ道を進んでくれるだろう)
    
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    The Anarchy: The Relentless Rise of the East India Company (English Edition)



    ★★★★★+♥  Why was the East India Company so successful? Well, because they were disrespectful, aggressive, opportunist, deceitful and selfish gang of thugs. The book is such a cultural heritage not only because it’s insightful but also passionate and humane.

    🔽 log 🔽
    The Anarchy
    The relentless rise of East India Company
    William Dalrymple, 2019
    576 pages
    Read 2024.08


    🔽 Book review and notes 🔽
    A great book, definitely the top, the best.
    It’s the topic I’ve always been interested in; how in the world could small England colonise India, a great power?

    So is it like, Mughal Empire was a lion, and EIC a hyena?
    A handful of gang, a mob, disrespectful, aggressive, opportunist, deceitful and selfish, who only thought of making quick money, took the gamble for their own profit.
    They were hardly truthful to their employer, government or Crown either.
    But East India Company was too big to fall, Britain was too dependent on the wealth India brought, so they nationalised it, and took over what EIC had, ie the power over the subcontinent, the start of the British India.

    History is definitely more interesting and exciting than fiction here, the facts are fascinating but then you have Mr Dalrymple writing about it with his compassion, passion and humane sensibility, it becomes such a force, it’s so powerful, and utterly important.

    This careful yet brave book focuses on the fall of Mughal Empire and how EIC took all the opportunities with aggression and lies, because that is what it was, and it’s hardly to do with the ability of EIC as merchants.
    It contains endless anecdotes and references taken from the writing of the time that had been buried in the cluster of materials in India, so they are the facts that we were never aware of.
    And facts are scary, truth hurts, historical facts almost always hurt Britain.
    No wonder, sadly, some people don’t like Dalrymple’s books, history hurts them.

    One particularly interesting character that I didn’t know about was Warren Hastings who loved and cared about India, unusual for EIC employee but had nasty enemies.

    Again a great book, I’d even go as far as saying an important cultural treasure, and an instant classic.

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    The Anarchy


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    The Anarchy: The Relentless Rise of the East India Company

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    Anarchia. L'inarrestabile ascesa della Compagnia delle Indie Orientali (Italiano)
  • 『ただ坐る』 ネルケ無方, 2012 感想 | ドイツ人僧侶のまっすぐな坐禅 >>

    『ただ坐る』 ネルケ無方, 2012 感想 | ドイツ人僧侶のまっすぐな坐禅 >>

    ★★★★☆ 著者のドイツ人僧侶自身が納得するまで自分に厳しく答えを追求した本来のオーソドックスな禅の姿。自他認める屁理屈な著者。だからこそのまっすぐな坐禅に日本人も学ぶ。
    🔽 基本情報 🔽
    ただ坐る ~生きる自信が湧く 一日15分坐禅~
    ネルケ無方 2012
    Noelke Muho
    273 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    ふつうポピュラーな仏教の教えみたいな本は、優しくてありがたい感じであったり、応援してくれる感じがある。
    この本は、かなり厳しい。特に日本人にたいして厳しい。

    著者のドイツ人僧侶も自分でいう通り屁理屈で納得するまで自分に厳しく答えを追求し、禅の本来の姿、坐禅の本来の姿、オーソドックスな姿を追求する。
    そして、読者にも同じ気持ちで臨むように促す。

    さすがヨーロッパ人、「経典にかいてあるから」だけの説明では納得しない。
    その代わり禅の教本を読者も納得するレベルまで噛み砕いてくれる。
    坐禅のやり方も、曖昧なところであってもできるだけ細かく方法論として説明されている。
    禅は生活の軸は坐禅であるけれど、坐禅だけでなく調理担当の心構えも意外と詳しくかかれている。
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    ただ坐る~生きる自信が湧く 一日15分座禅~ (光文社新書)



  • 「服従」 ミシェル・ウエルベック, 2015 / “Submission” Michel Houellebecq >>

    「服従」 ミシェル・ウエルベック, 2015 / “Submission” Michel Houellebecq >>

    🔽 基本情報 🔽
    服従
    ミシェル・ウエルベック
    Michel Houellebecq 2015
    Submission
    Soumission
    328 pages
    2024.08 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    実はあまり読まないフランス現代文学。
    フランスは着々とムスリム化していき、街からミニスカートは消え、政治家だけでなく大学教授などインテリもイスラム教へと改宗していくという近未来の予言的小説ということだけど、あり得なくはない。

    ヨーロッパは疲れている。
    キリスト教から離れ、個人主義のむなしさや、社会主義的な正義のなか何十年もたち、いま本当は宗教などの強い力に跪き、女性の平等な権利なんか無視して、自分中心の楽な方にいきたいと思っている。


    たとえ、それが何世紀の間敵視してきたイスラム教に服従するという方法であっても。
    そのギリギリの線にいるヨーロッパ。
    イスラム教に走るというのが難しいと思うかもしれないけど、確実にファシズム化はしている。どちらがいいのか。

    もちろん、それはイスラム教を、本来の複雑で深い歴史のあるものを、利益のために単純化しているに過ぎず、読んでいて気持ちが悪くなるということも追記しておきたい。
    この小説の中のイスラム教は単純化されたイデオロギーに変えられて挑発しているので、そこが非常に問題になったのには納得。

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    服従 (河出文庫 ウ 6-3)



    ★★★★☆ A controversial novel where the government and leaders in France become more and more Islam, to cling to their careers. It’s not so impossible. Today Europe is tired of the emptiness that they want to bow to something big. Fascism or Islam?

    🔽 log 🔽
    Submission
    Michel Houellebecq, 2015
    Soumission
    Read 2024.8


    🔽 Book review and notes 🔽

    A controversial novel where the government and leaders in France become more and more Islam, to cling to their careers. It's not so impossible.

    Today Europe is tired.
    Now moving away from Christianity and Individualism, freedom, and social justice, what they want is a big religion, a bigger than life idea to bow to, where you can ignore women's right and live only thinking about themselves.
    Even if that means they submit to Islam.
    After all which is better, certainly not Fascism.
    Very provocative, but not so impossible.

    I must add that it makes you sick while reading this that it simplifies a religion that is complex and has deep history, whether you are a Muslim or not. And it's totally understandable that it made Muslim people angry, it's provocative yes, but a bit sick.

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    Submission: A Novel


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    Submission: Michel Houellebecq

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    Sottomissione (Italiano)
  • 「ことばが遅い自閉症児のおうち療育」 今川ホルン, 2024 >>

    「ことばが遅い自閉症児のおうち療育」 今川ホルン, 2024 >>

    ★★★★★ 自閉症児の子育て。子供の脳に楽しいこととして伝え、脳を育てて言葉を引き出すというメソッドの入門書。実践的。
    🔽 基本情報 🔽
    ことばが遅い自閉症児のおうち療育
    今川ホルン 2024
    Horn Imakawa
    252 pages
    2024.08
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    偶然インスタグラムで見つけて。
    専門書は一杯あるけど、この本は入門書レベルで就学する前後の言葉が出にくい子へのアプローチなので、正にストライクなテーマ。

    癇癪を起こす子が多いのは仕方ないようで、なんとか仕方なくなくなる方法がある。
    我が家の場合は落ち着いてる方だけど、やっぱりどこの本も専門家も無視しましょうとある。

    子供の脳に楽しいこととして伝え、脳を育てるというメソッド、この本は入門書としてはぴったりで深堀はしないので、今後はもうちょっとその方面の専門書を読んでみたい。
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    脳を育てれば会話力がみるみる伸びる! ことばが遅い自閉症児のおうち療育



  • 「台所太平記」 谷崎潤一郎, 1963 / “The Maids” Junichiro Tanizaki >>

    「台所太平記」 谷崎潤一郎, 1963 / “The Maids” Junichiro Tanizaki >>

    🔽 基本情報 🔽
    台所太平記
    谷崎潤一郎, 1963
    The Maids
    Junichiro Tanizaki
    240 pages
    2024.08
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    谷崎潤一郎が描く、とある老人の家にやってくる女中さんの記録。
    といっても、谷崎の筆にかかれば全ての女が独特で愛らしくて、それを一歩下がってみている主人の様子など、まさに谷崎文学。

    戦前からの数十年つまり一昔前の女中は現代でいうお手伝いさんではない。
    若い彼女たちは田舎から出てきて住み込みで働くが、主人の方も自分の娘のように案じ、世話もする。そういう関係はやっぱり今ではそうはいかない。

    主人の若い女好きが転じて女中だらけの家にいるのは一目瞭然で、いつものように足フェチなのも伺えるし、女中の自由な恋愛にだって、女中同士の同性愛へだって比較的おおらかに描かれる。
    でもそれも今は昔、良いことか悪いことかデモクラシーとはそういうもので。
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    台所太平記 (中公文庫 た30-58) [ 谷崎 潤一郎 ]
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    台所太平記 (中公文庫 た 30-58)



    ★★★★★ Maids in Japan this period were not just housekeepers, they were a part of the family. And it’s Tanizaki, all his women are unique and loveable, and all a bit crazy.

    🔽 log 🔽
    The Maids
    Junichiro Tanizaki, 1963
    Read 2024.8


    🔽 Book review and notes 🔽
    In the house with an old man, many maids come and go.
    Back then, maids were not just housekeepers, the young girls come out from countryside, and their employers treat them like nieces, taking care of their affairs.

    And remember it's Tanizaki, it means all the women in the book are unique, loveable and a bit crazy.
    The house is always noisy with the maids chatting away and running around, exactly as the old man likes.
    Yes he likes the girls and looking at their feet, but he also lets go of their little madness, or their love affairs, even love affairs among the girls.
    It's an old custom or value that's disappeared.

    It might not be one of his more famous books, but it's fun, it's sensual, it's subtly sensational, definitely a lovely read.
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    The Maids


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    Le domestiche (Italiano)

  • “Black Narcissus” Rumer Godden, 1939 / 「黒水仙」ルーマー・ゴッデン ) >>

    “Black Narcissus” Rumer Godden, 1939 / 「黒水仙」ルーマー・ゴッデン ) >>

    🔽 基本情報 🔽
    Black Narcissus
    Rumer Godden, 1939
    黒水仙
    ルーマー・ゴッデン
    258 pages
    2024.08 読了
    (日本未出版、日本では映画のみ)
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    イギリス領ダージリン近辺の山の中、元ハーレムだった建物が孤独な修道院に改築され、そこへ移ってきた修道女たちのストーリー。
    それだけでもうヒステリックでダークな展開が想像できるけど、その通り、彼女たちの慎ましい生活は少しずつ狂っていく。
    
    地元の人はだれも望んでないのに、勝手にやってきて勝手にキリストの教えを説くというおこがましさは当時どこでも見た風景だけど、誰からも反対されるそんな空気の中で貞節の誓いを立て清く正しく生きるという決意はいいんだけど、長く続くはずはなかった。当然。
    
    地元の将軍の言う通り「神様であるカンチェンジュンガの山に近づきすぎると精神を崩しますよ」
    
    ダークで性的な緊張感や白人至上主義とキリスト教の博愛主義の葛藤、さらには大英帝国帝国の崩壊、モラルの崩壊、など確かにベストセラーになるにはダークすぎる。
    でも人間として、女としてのネガティブな部分がじんわりと滲み出ていて、どんどん落ちていく彼女たちのモラルに、読んでいてドキドキ、ハラハラ、そわそわする。
    インド独立の年のタイミングで映画化までされたようで、すごい。
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    Black Narcissus: Now a haunting BBC drama starring Gemma Arterton (Virago Modern Classics Book 158) (English Edition)



    ★★★★★ Nuns with good intentions in the isolated hills out of Darjeeling, which used to be a harem. If that doesn’t promise the hysteria and darkness. As expected they slowly went mad.

    🔽 log 🔽
    Black Narcissus
    Rumer Godden, 1939
    258 pages
    Read 2024.8


    🔽 Book review and notes 🔽
    Nuns with good intentions in the isolated hills out of Darjeeling, which used to be a harem.
    If that doesn't promise the hysteria and darkness, I don't know what does.
    As expected they slowly went mad.

    It's in a way stereotypical, how can they dare to go out to someone else's back garden to preach, when the locals have been living perfectly fine.
    How could the women, with different tempers expect to live peacefully, when they're not welcome.

    It's the dark side of living in Darjeeling hills, as the young General said, people go mad when they stay too close to the mountain Kanchenjunga, God.

    Sexual tensions, the struggle between white supremacy and Christian philanthropy, the end of British Empire.
    And it did make it into a rather successful film and series.
    In the final days of the Imperial rule, some British also thought it was good and made a film out of it, too. I must watch it.

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    Black Narcissus: A Novel


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    Narciso nero (Italiano)

  • 『重力ピエロ』 伊坂幸太郎, 2003 感想 | 苦手意識があったのに意外にも >>

    『重力ピエロ』 伊坂幸太郎, 2003 感想 | 苦手意識があったのに意外にも >>

    ★★★☆☆  ちょっと苦手意識のあった伊坂幸太郎。でもこれはよかった。
    何が違うかというと、もうちょっと優しさがあり、つっけんどんの暴力さはない。
    (English review not yet available)
    🔽 基本情報 🔽
    重力ピエロ
    伊坂幸太郎, 2003
    A Pirouette
    Kotaro Isaka
    496 pages
    2024.08
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    死神の制度から、ちょっと苦手意識のあった伊坂幸太郎。
    語り口が苦手と思っていたら、あれはあの物語だけの話で、この重力ピエロはもっとよかった。

    何が違うかというと、もうちょっと優しさがあり、つっけんどんの暴力さはない。
    確かに暴力がずっと付きまとうけれど、それを越える家族愛があり、圧倒的な兄弟愛がある。
    理屈も事実も犯罪も遺伝子だって越えるおおきな家族愛。

    ちょっと他のも読んでみないと。
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