
インド史
南アジアの歴史と文化
辛島昇, 1996年
256 ページ
KADOKAWA
2026.04年 読了
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🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽
✔ 5000年のインド史を東洋史学者である辛島昇教授の短めのこの一冊で
✔ 素晴らしい文明を持っていたがゆえに常に外敵が亜大陸を狙ってきた歴史
✔ この情報量で200ページちょっとの早送りだけど全体がつかめる
★★★★★ 紀元前3000年前まで遡る。インダス文明などの時代を経て、インドの北と南で文化も交易も栄えた、圧倒的なパワー。そして植民地、分離独立。この本は確かに早送りなので今後ゆっくり勉強する楽しみをつくったということで。
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
インド史、本当に紀元前3000年前くらいに西からやってきた人々まで話しは遡る。
私は個人的にはムガル帝国辺りからは途切れ途切れ少しは知っているので、ひとつの流れとして読むとすごく納得。
インダス文明など聞いたことはある時代を経て、ヨーロッパの方からアーリア人がやってきて、インドの北と南で文化が栄え、交易も栄えた、圧倒的なパワー。
そしてここ200年で私欲に満ちた東インド会社が武力をもって略奪、植民地化、独立の際に国境は切り刻みにされ、そのトラウマが今現在も残っている。
大体の流れはこうだけど、それを200ページそこらで順序だてて語る一冊、貴重です。
素晴らしい文明を持っていたがゆえに外敵がこの亜大陸を常に狙ってきて、いかに富をむしり取られてきたか、戦ってきたか。
それは歴史上ほぼずーっと外敵がいなかった日本とはあまりにも違いすぎて、だから現在でも熱量の差を見せつけられるのかとも思う。
この本は確かに早送りをしているので次から次へと長い名前が出てきて、追い付けないところもあるけれど、それは次の機会でゆっくり勉強する楽しみになるということと思う。
私の好きな歴史家のダルリンプルと同じように、著者はインド愛が強く言葉の節々に愛を感じるし、そして彼と同じ態度で大英帝国を避難する。
辛島先生は特に専門が南インドなので、インドについては世間一般的には北インドに重心を置くんだけれど、南のこともきちんと書かれている。
繰り返すけれど、この情報量で200ページちょっと、そして解説も面白いし、インドの長ったらしい名称を克服できればインド史を学ぶにはこの本から始めて間違いなしと思う。
勉強になりました。
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インド史 南アジアの歴史と文化 (角川ソフィア文庫)
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