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『現代坐禅講義』 藤田一照, 2012年 レビュー |  坐禅のイメージが変わる解説書 


現代坐禅講義 只管打坐への道 (角川ソフィア文庫)
現代坐禅講義
藤田一照, 2012
533 ページ
2026.02 読了
アマゾンであらすじと詳細を見る


🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ アメリカで教えていた経験のある禅僧の語る本来の坐禅
✔ 坐禅の背景にある概念や歴史、体の使い方
✔ 自分と世界の境界線はないという仏教の教えをもとに

★★★★★ 藤田老師のいう坐禅というのは、精神統一でも修行でもなくミステリアスになるのも完全否定する坐り。じゃあ何なのか。この講義を読み終わると完全にイメージが変わる。

🔽🔽 読書記録 レビュー 🔽🔽

坐禅という言葉では語れないものを、533ページに渡り真剣に正直にしっかりと語る一冊。
この講義を読み終わると完全にイメージが変わる。

長年アメリカでも禅を指導していた藤田老師のいう坐禅というのは、精神統一でも修行でもなくミステリアスになるのも完全否定する坐り。
じゃあ何なのか。

私たちが一般的に想像する坐禅のイメージを全て捨てる説得から始まる。
決められた型じゃない、苦しむことを美化しない、神秘性を完全に取り除く。
捨てて、手放して、何も拒まず何も掴まず、自分という意識の境界線を越える、という事がどういう事なのかを丁寧に書いてあるんだけれど、仏陀がついに悟ったのは苦行からじゃない、期待を持たずに楽な姿で坐ったからという事が腑に落ちた。

自分のからだの仕組みを知り、自分と世界の境界線を消し、自分の力なんていうチマチマしたものじゃない自然の力を借りて坐るとき、身体は自然で楽なはずだと。

苦しみ怒られながらする修行とは違う只管打坐。
自分の内側からバランスを探すということだけど、でもやっぱり誰かに指導をしてもらわないと間違って自己満足になるのが怖い。

NHK出版のほうを先に読んでいてよかった。
あれが簡潔バージョンなので準備運動になった。


🔽 関連ページ 🔽
NHK出版の入門書バージョンはこちら
『ブッダが教える愉快な生き方』 藤田一照, 2019年 感想 | 学ぶことは変わること
tag ; 仏教
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現代坐禅講義 只管打坐への道 (角川ソフィア文庫)
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