タグ: 日本社会

  • 『コンビニ人間』 村田沙耶香, 2016年 感想 | 平凡にも狂気あり >>

    『コンビニ人間』 村田沙耶香, 2016年 感想 | 平凡にも狂気あり >>

    🔽 基本情報 🔽
    コンビニ人間
    村田沙耶香, 2016
    176 ページ
    2020.03 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ロンドンの本屋でずっと売り上げ上位で並んでるのを見てて、やっと。
    でも例によって全く予備知識ないままだったのでちょっとびっくり。いい意味で。

    ただ単にコンビニ店員の恋愛ものと思ったら、確かにそれじゃあイギリスでバカ売れしない。

    平凡であり狂気に満ちている。

    結婚もせず、まともな就職もせず、子供も生まず、恋愛もせず。
    誰もが足を踏み入れそうになる、もしくは踏み入れてしまう「あちら側」の世界。
    彼女の前に正真正銘ダメ男が現れて、マニュアルを取り上げられてやっとわかる。
    そうだ、わたしはコンビニ人間であって、コンビニ人間でないとダメなんだ。

    全てがどうでもいい古倉さんのテンポが気持ちいい。
    切り返しが早く、ダメ男のダラダラな理論とのコントラストが明確で、次のページの展開が予測不可能。

    短いのでさっぱりスッキリ読める。私にとってはハッピーエンド。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review “Convenience Store Woman” Sayaka Murata (2016) Review | Ordinary yet mad
    tag 女性主体
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  • 『もう、怒らない』 小池龍之介, 2012 感想 | エネルギーの無駄遣いはしない >>

    『もう、怒らない』 小池龍之介, 2012 感想 | エネルギーの無駄遣いはしない >>

    🔽 基本情報 🔽
    もう、怒らない
    小池龍之介, 2012
    182 ページ
    2025.12 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    またもや小池龍之介というお坊さんの本。
    包み込まずにストレートに書いてあり、自身の実体験からきていると分かる反省をもっての伝え方なので受け付けやすいのかも。

    それにしてもイタリアに来て仏教で心を落ち着かせるとか、いわゆる仏教系の自己啓発を読み始めたのは、年齢のせいか、それともイタリアがそこまでムカつきにまみれた国だからか。
    どっちもあるかな。
    日本もイギリス(というかロンドン)は大体のことは決められた通りに進み、みんな決められた仕事をこなし、距離感を保つ。
    イタリアは全て逆、極度の官僚主義社会だから誰もが抜け道を必死に探し、自分のために怒ること多々。怒らないと永遠に後回しにされる。

    そんな感じで、生きにくい社会の程度はそれぞれ時代や地域によって違ったにしても、2500年前から仏教によって人々が救われたのはやっぱり自分一人の力では変えられない環境のなかで自分自身を整えて、ある意味自分自身をマインドコントロールして、乗り越えていくという方法が手っ取り早く効果的だったのでしょう。

    神様がいうから人の悪口を言わない、じゃなくて、自分にとってネガティブだから人の悪口ごときににエネルギーを使わない。

    私にもいつかは、そうね、はいはい、と全てをさらっと流せる日が来るのでしょうか。

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  • 『白い人・黄色い人』 遠藤周作, 1955 感想 | 人種と宗教の境界線 >>

    『白い人・黄色い人』 遠藤周作, 1955 感想 | 人種と宗教の境界線 >>

    🔽 基本情報 🔽
    白い人・黄色い人
    遠藤周作, 1955
    208 ページ
    2020.01 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    キリスト教と人間の悪。

    「白い人」
    自らの醜さを理解し、親の教育をすり抜け、劣等感を超えての空想の優越感を覚える。
    悪は普遍的であり、政治的であり、相手を潰す力を持つ。
    ついに運命の時がやってくる。
    級友を踏みにじることは全ての偽善者を踏みにじることであり、そしてこの娘を汚すのは全ての処女を汚すこと。
    これは絶対的な神を持つ文化で生きる白人の道徳の中に沸き出す悪だという事だろう。
    それを信じて耐える人間になるか信じずに悪に酔う人間になるか。


    「黄色い人」
    これは、ある意味もっと辛い。
    著者本人の一番のテーマである「日本人のくせにキリスト教信者」の矛盾がもたらす醜さ。
    戦争を生きる信者の青年は全てに疲れきっていた。
    私たち黄色い人間には、貴方達のような白い人間が恐れる神を本当は信じられない。
    私たち黄色い人間には、原罪はない、罪を背負って生きない、どうせ聖母マリアはこの国にいない。
    今日は疲れた、明日行こう。
    神を裏切った元神父はやっとこの国に住む黄色い人のその疲れた目に宿る真実に気づく。
    生も死も恐れない、罪もない、一つの神を信じない彼らの世界では罪人もそのまま救われる。
    自分たち白い手を持つ人間はこの黄色い人に近づくことができるのか。

    「黄色い人」は信じるか信じないかの二択から解き放たれた人たちのただただ疲れた瞳、諦め、そして罪のない身軽さを描く。


    🔽 関連ページ 🔽

    English review “White Man, Yellow Man” Shusaku Endo (1955) Review | Between the races >>
    tag 宗教/Religion

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  • 『2050年 衝撃の未来予想』苫米地英人, 2017 感想 | あまりワクワクしない未来>>

    『2050年 衝撃の未来予想』苫米地英人, 2017 感想 | あまりワクワクしない未来>>

    🔽 基本情報 🔽
    2050年 衝撃の未来予想
    苫米地英人, 2017
    244 ページ
    2025.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    今から8年前に書かれた、今から25年後の予想図。
    ほぼ著者の言う通りな未来が待っているとは思う。
    ただ、2017年には想像すらできなかったコロナ禍というここでは当然載っていない要素の影響は少なくないと思うけれど、それはどう科学にまた人間に影響するのか。
    希望としては人間である価値が下がるスピードを緩めて「高層=高齢富裕層」対「地下=若年貧困層」の到来を遅らせていればいいな。

    日本は震災を経験したすぐあとにコロナ禍になり、その2年を生きた私たちは自分とはなにか家族とは社会とは、を考える時間が二度あった。

    もう一つ「想定外」は二度目のトランプ政権。
    世界最強の国はトランプが象徴する自己チューな社会をまた選んだ。
    まあこの本の流れでいうと当然の結果ではある。

    いずれにせよ、日本がどう頑張っても世界の渦には逆らえない、ということが書いてある本であるということ。

    確かに興味深いんだけど、面白かったとは言いたくない。
    未来予想ってこんなに暗いものだったけ?
    実際に暗いんだろうけど、ワクワクする未来を頭の中に描けない今の若い人や子供ってどういう心境で大きくなるんだろう。
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    2050年 衝撃の未来予想
    
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  • 『ガール』奥田英朗, 2009 感想 | 女同士の絆>>

    『ガール』奥田英朗, 2009 感想 | 女同士の絆>>

    🔽 基本情報 🔽
    ガール
    奥田英朗, 2009
    320 ページ
    2025.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    大変だなー、日本で会社勤めする女性。
    仕事の内容も大変なのに、男尊女卑もまかり通り、いつでも男よりも頑張って男より成果を出してないと同等にも見てもらえない。
    その中で迷惑をかけず自分の好きなようにしてると年相応にとか若作りとか、でしゃばってるとか。

    ここの女たちは強い。
    そして、女の味方は女だというのもいい。
    作者が男性であっても、女たちの細かい嫉妬やファッションを描いていて、女同士の絆を軸にしてるっていい。
    奥田英朗って読めば読むほど、いい。
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  • 『透明な螺旋』東野圭吾, 2021 感想 | ガリレオの真実>>

    『透明な螺旋』東野圭吾, 2021 感想 | ガリレオの真実>>

    🔽 基本情報 🔽
    透明な螺旋
    東野圭吾, 2021
    368 ページ
    2025.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ガリレオシリーズ最新作。
    宣伝通りです、「今、明かされるガリレオの真実」。

    面白いのはもう当然というか、読者はみんな異常に期待してるのに、新しさを入れながらクオリティをキープしてるすごさ。
    表紙からも分かるように子供や家族がテーマ、それ以上はネタバレなのでいえないけど、やっぱり捻ってきてくれるのが東野圭吾。

    登場人物も歳を重ねていくわけで、でもその度にさすがとしか言いようがないテーマや背景が出てきて。
    すごいなあ。
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  • 『ランチのアッコちゃん』柚木麻子, 2013 感想 | 心を満たすランチパワー>>

    『ランチのアッコちゃん』柚木麻子, 2013 感想 | 心を満たすランチパワー>>

    🔽 基本情報 🔽
    ランチのアッコちゃん
    柚木麻子, 2013
    (Akko-chan and the lunch)
    Asako Yuzuki
    200 ページ
    2025.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    やっぱり元気をもらえた!
    アッコちゃんの周りで起きる短編集で、食べ物を取り囲んで冷えきった東京の生活を暖めてくれる物語たち。

    お腹と心を満たすご飯の力なめるな、笑顔で突き進む女の力なめるな。

    先輩のアッコちゃんから元気をもらう美智子、でも実は持ちつ持たれつでお互いは支えあってる、そしてその和がひろがる。
    日本の会社員の生活を知らないので大変そうだなと思うばかりだけど、絶対にこういう人はいる。
    目を凝らせばそっと手を差しのべている人が。
    そこに気付くことができれば、昨日よりちょっと幸せになれる。
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  • 『BUTTER』柚木麻子, 2017 感想 | 自分のために幸せになる>>

    『BUTTER』柚木麻子, 2017 感想 | 自分のために幸せになる>>

    🔽 基本情報 🔽
    BUTTER
    柚木麻子, 2017
    Butter
    Asako Yuzuki
    592 ページ
    2025.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    とうとう読んだ Butter
    元ネタの殺人事件を知らなかったのだけど、知ってたら比較したりともっとミーハーな気持ちを強く楽しめたかも。

    このストーリーの魅力はやっぱり容疑者カジマナの強いパワー。マーガリンとフェミニストが嫌いなカジマナ。
    それに完全に振り回される主人公である女性記者理香との微妙な力関係。
    いや、力でいうとカジマナが完全に勝っている。
    主人公の親友との関係も、恋人との時間の過ごし方もそのあとにどこで何を食べるかも、人間関係全てにおいてカジマナの白い柔らかい腕から伸びるぷっくりとした手が鷲掴みにした。

    この本、世界中でもちろん人気だけど、女性の体重に関する社会のデリカシーのなさと、見た目を気にするようにプログラミングされた日本人女性に一番響くのは間違いない。
    自分のために幸せになり、好きなものを食べることが咎められる日本。
    脂っこいものをたまに食べ結果多少体重が増えても、自分にとっての適度な楽しい人生を手にするのが、特に女性が手にするのは、悪いことである日本。

    自分のために幸せになるのは実はかなり気合いがいる。
    人の意見を振り払い、色んなものを破棄しないとたどり着かない。
    その先には自分が美味しいと思うものを美味しく食べる、高価なバターのような贅沢な濃厚な時間がある。

    単なるフェミニストな小説なんかではない。
    女性の容姿に関わる世間の身勝手な期待という呪縛からの解放、そこは大前提であるがそれに伴い男性だって男らしくあれという呪縛からも解放される。
    ミステリーでありながら、社会問題の本質のところを突き止める。

    🔽 関連ページ 🔽

    English review “BUTTER” Asako Yuzuki (2017) Review | Her life her food her body
    tag 女性主体
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  • 『星月夜』李琴峰, 2023 感想 | 外国籍の二人の女性の東京物語 >>

    『星月夜』李琴峰, 2023 感想 | 外国籍の二人の女性の東京物語 >>

    🔽 基本情報 🔽
    星月夜
    李琴峰, 2023
    Li Kotomi
    192 ページ
    2025.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    外国籍の二人の女性の東京物語。
    静かにひんやりとした、新鮮さがある。

    ウイグルから来た学生と台湾からきた日本語教師。
    その設定も絶妙でいわゆる狭い意味での中国に対しネガティブなイメージを持って育った二人が日本という外国で、中国語(Mandarin)で会話する。
    端から見るとそれで心は通じ合えると見えるが実はそうでもないし、あまりにも故郷の環境が違う。
    それぞれ自由になるために日本に来た、その代償は小さくない。

    彼女らの日本での生活の物語だけど、それは完全なフィクションではない。
    日本のように外国人に対し厳しい社会では、外国人であることはまず圧倒的に不利であり、しかも白人でないとなると日本人より優れた才能や能力があるぐらいでは対等にすらなれない。
    いろんな側面の言葉の問題が何度も出てくるのが面白い、よく分かる。
    その一人が言う通りで日本語が話せてもわずかな発音で差別される悔しさは、差別される側の人間しか分からない。
    そしてその悔しさも差別も一日に何十回もある。

    外国人という生きづらさを背景に、宗教やセクシュアリティという個人レベルの葛藤、また他文化に抑圧される故郷への想い、そういったものの上に、自分の未来への希望や不安を、ひんやりと描く。

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  • “The Spirit of Japan” Rabindranath Tagore, 1916 /「日本の精神」タゴール, 1916 >>

    “The Spirit of Japan” Rabindranath Tagore, 1916 /「日本の精神」タゴール, 1916 >>

    🔽 基本情報 🔽
    The Spirit of Japan
    Rabindranath Tagore, 1916
    日本の精神
    ラビンドラナート・タゴール, 1916
    ロビンドロナト・タゴール
    22 ページ
    2023.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    タゴールが日本滞在の最後に、1916年に慶應義塾大学で行った講演。
    何度も訪日し、日本の文化や芸術また日常の中にある芸術を愛したインドの詩聖タゴール。
    しかしこの講演は急激に西洋化しナショナリズムへ走り軍事国家へと変化し始めた日本に対する厳しい批判と警告に溢れていた。

    彼の祖国を支配していた大英帝国の醜さを目の当たりにしているタゴールは、誇り高き文化を誇る日本が西洋の猿真似をしている、と強く批判。
    しかし彼の批判、警告は普遍的なものでもある。
    近代化という道は自己を破滅させる、憎しみを他者に押し付けても必ず自分に戻って来る。
    アジア初のノーベル賞を受賞した彼は東洋の力を信じていた。
    東洋の力とは、西洋のような技術的なモノを使う力ではなく、東洋哲学という力、和を愛する力。
    曇りの日でも太陽はずっとそこにあるように、東洋の力は強く輝き続けると。

    日本語では見つけれれなかったけど100年以上前のものだしネットではどこかで読めるかも?
    英語でも難しくはないです。
    短い文章ではあるけれど非常に率直で意味のある一冊。

    (講演だけどエッセイのカテゴリーに)
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    The Spirit of Japan a Lecture (Classic Reprint)


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    ★★★★ A speech he gave at Keio University in Tokyo in 1916. Full of warnings for Japan that he had loved, at the time Japan was militarising too rapidly. However he still believed in the power of Eastern philosophy.

    🔽 log 🔽
    The Spirit of Japan
    Rabindranath Tagore, 1916
    22 pages
    Read in 2023.11


    🔽 Book review and notes 🔽

    A speech he gave as he was departing Japan at Keio University in Tokyo in 1916.
    It is critical and full of warnings for Japan that he had loved, at the time Japan was militarising too rapidly. He strongly believed in the power of the East, that the power of Eastern philosophy

    It's well known that he though he was fond of Japan and its culture and arts, he was very concerned about the rapid Westernisation of the country, thus going towards the path of colonisers.
    Looking at how his own country was getting consumed by the West and how Japan was losing its honourable self, he was unable to contain himself and gave this powerful speech.

    However, his warnings are timeless and universal; this "modernisation" is a path to self destruction and the hatred and harm you force upon the others will always come back to yourself.
    He strongly believed in the power of the East, that the power of Eastern philosophy would overcome the material power of the West, just like the sun that is always there even if the cloud might cover the sun temporarily.

    Short but meaningful book.
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  • 「正欲」朝井リョウ, 2021 / “(Ab)Normal Desire” Ryo Asai >>

    「正欲」朝井リョウ, 2021 / “(Ab)Normal Desire” Ryo Asai >>

    🔽 基本情報 🔽
    正欲
    朝井リョウ, 2021
    528 ページ
    2025.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    確かにズシンと重みがあって、後味も悪い一冊。
    なぜかと考えると。
    やっぱり最大の理由はこの本にずばりと「あんたもそうなんでしょ」と言われているからだ。
    「あんたも気持ち悪いと思ってるでしょ」
    「あんたも都合のいい多様性だけには寛容なんでしょ」
    「あんたも本当は人に言えないことあるでしょ」

    多様性、言うは易し。
    外国で暮らすと当然のことながら自分の価値観はマイノリティになる。
    (価値観どころか自分の存在自体がマイノリティになるし、酷ければ虐げられるけど)
    でも実は国境を越えなくても、じゃあ同じ町で生まれた人はみな同じ感覚か、教室ではみな分かち合えるのか、きょうだい間では。
    そうつまり、理解してもらうことは超レア。
    でも学校では日本は特に正しい答えを復唱することだけを教えられてきて、表面だけではみんな正常で安心して同じ製品として大きくなっていく。
    人は自分と違うという意識がないので想像力が培われない。
    ただし、根本的な欲望が人と違う人間の場合は別。
    人と違う不良品と思い込んで生きていくしかない状況に陥りやすくなる。

    結局人間の喜びは繋がること、理解してもらえること。
    主人公たちが実際に出会えた幸せというのは、本当は図りきれない奇跡。

    人それぞれに興奮する対象が違うというのは当たり前で、人に言えないことがあるのも、程度や頻度は違ってももうここで人生終わりたいと思うことも当たり前。
    人生で知らないことばかりなのも、ほとんどの場面で自分が間違っているのも当たり前。
    つまりみんな正解のない中で生きているんだな、と分かれば自分も他人も楽になるのでは。

    多様性は大事。
    多様性のない社会は滅びます。
    たぶんずっと正しい答えは見つからず、しかも現在正しいとされていても時代が変われば正義も変わるし、永久に議論は続くと思う。
    でも議論ができるというのは違う意見が立場が存在するからで、社会はすこーしずつ良くなる。
    つまり、たまには大声を出しあってでも議論が永久に続くことが少なくとも私たちができる最良な選択でもあるのでは。

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    ★★★★★ A heavy read, because it’s saying to you “I know you are thinking the same”. Sure it’s easy to accept and celebrate the diversity that’s within your imagination, but what if someone’s desire is way beyond what you can possibly imagine?

    🔽 log 🔽
    正欲
    朝井リョウ, 2021
    (Ab)Normal Desire
    Ryo Asai
    528 pages
    Read in 2025.10


    🔽 Book review and notes 🔽
    It's a heavy read.
    And I was thinking why, and it's not merely because you don't really understand their (ab)normal desires and how they are treated by others.
    But it's because the book is saying to you "I know you are thinking the same"
    "I know you think I'm gross"
    "I know you only tolerate diversity that's convenient to you"
    "I know you too have a secret you can't tell anyone"

    The title seiyoku, normally means "sexual desires".
    The author applied the word "correct" so the title now means "correct desires".

    It's easy to accept and celebrate the diversity that's within your imagination.
    What if someone's desire is way beyond what you can possibly imagine?
    Would you be able to accept that it exists?
    Would the society be able to accept it as a possibility?

    After all happiness of us people is to connect with others, whoever you are.
    To be understood.
    In this cruel world, it was a miracle that the main characters met, and they found someone with whom they didn't have to hide their true selves.

    Within our little lives and in history, we keep making mistakes by not accepting others, but we keep working on it, it's the best we can do.


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    正欲 (新潮文庫 あ 78-3) (Japanese)


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  • 「自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体」本田秀夫, 2013 >>

    「自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体」本田秀夫, 2013 >>

    🔽 基本情報 🔽
    自閉症スペクトラム
    10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体
    本田秀夫, 2013
    Hideo Honda
    248 pages
    2023.06 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ずっと読みたかった本。
    多分この分野では日本で一番読まれている本なのでは。
    とてもわかりやすく、淡々と語られている。

    ASD、自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder)は当事者じゃない人が思っているよりも身近にある。
    殆どの場合は見えないところにいる、というか、一般社会の見えないところに押しのけられているが、確実に存在する。

    この本はもうすでに古典といえる。
    何よりも重要な点として、ドラマチックでない。
    この本でも何度か触れられているけど、自閉症の当事者の自伝や、医者の武勇伝にならない、普通に生きているの人々のことが大事であり、意外にも多い「少数派の、障害のある」人々にとっての生きやすさ、生きづらさを教えてくれる。

    少数派といっても10人に一人となると、当事者や家族でなくても生きていく中で絶対に対面することになるのだから。
    特に日本でよく思うのは、じゃあ彼らはどこにいるのか、なぜ見えないのか、ということ。
    あなたの町にも絶対に住んでいます、ただ外に出にくい社会だから見えないだけで。
    少数派にとって住みにくい社会とは、結局は自分にとって住みにくい社会になるという意識が薄い。

    シンプルでわかりやすいので、学校などで誰もがこういう本を一度読む機会があれば、世の中はもっと多くの人にとって住みやすいものになるのに。
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  • 「中央流沙」松本清張, 1966 >>

    「中央流沙」松本清張, 1966 >>

    🔽 基本情報 🔽
    中央流沙
    松本清張, 1966
    Seicho Matsumoto
    230 pages
    2023.01 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    久々の松本清張。

    やっぱり鋭くて、エンターテイメント性がちゃんとあって、なにより納得のいくミステリーなんです、松本清張はすべて。

    この場合は、官僚の汚職。
    とことん汚れていて、一般人からするとどうしようもない。
    彼の作品は時代に密着したストーリーでいて人間の貪欲という普遍的な汚さがテーマで、あるけれど、これもそう。悪いやつら世にはばかる。
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  • 「下町ロケット」池井戸潤, 2013 >>

    「下町ロケット」池井戸潤, 2013 >>

    🔽 基本情報 🔽
    下町ロケット
    池井戸潤, 2013
    Jun Ikeido
    480 pages
    2025.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    初の池井戸潤。
    なるほど、半沢直樹は何度かみたので期待していたし、タイトルも有名。

    そして、期待の上を飛んでいく面白さ。
    銀行とか、中小企業、大企業という彼のストーリーのキーワードに続き、男たちの夢とプライドというのもしっかりとある。
    善悪もはっきりしていて、善が勝つと分かっていても、ハラハラな展開、でもその都度彼らのチームとしての力が大きくなる。

    物語の流れとしてここまできちんと正統派なのに正義が勝つって分かってるのに心配で心配で、最後は誰もが、うん、よかった!と言える、元気になる一冊。

    読み始めたら最後、夜更かし決定です。
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  • 『子供の未来を変えるお母さんの教室』 吉野加容子, 2018 感想 | 発達障害の子のお母さんへ >>

    『子供の未来を変えるお母さんの教室』 吉野加容子, 2018 感想 | 発達障害の子のお母さんへ >>

    ★★★★☆ この系統は読んでるけど、これは「お母さんの」と限定している。日本の場合は特に強烈にお母さんが一人で育児して当然という空気。社会が改善されるまで、子どもを守るお母さんたちを守ってください。
    🔽 基本情報 🔽
    子供の未来を変えるお母さんの教室
    吉野加容子 2018
    Kayoko Yoshino
    224 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    全体の内容としては今川ホルンさんの本と同じ。
    それもそのはず、今川さんはこの著者の脳発達の研究によって考え方を変え、脳に働く方法で、子供にも家族にも優しいしかも効果のある方法を自閉症のケース限定で伝授するから。
    こっちの本は自閉症だけでなく、発達障害色々とグレーゾーンの子にも、もっと言えばどんな子にも効くという。

    なので内容は「おうち療育」と違わないんだけど、こっちで気になるのは「お母さんの」と限定している点。
    つまりはなんだかんだ言って、誰よりも、父親よりも、母親の方が本当にプラクティカルに興味を持っているという現実。
    もっというと父親は幻想のなかで自分勝手にもがいていることが多い。
    日本の場合は特に強烈にお母さんが一人で育児して当然という社会なので、お母さんのプレッシャーとストレスが半端ない。
    そのお母さんと子供を、社会からだけでなく家族や夫からも精神面で守るという意味合いもこもってる。
    日本社会も変化しているとは言え、働いていようが、子どもに障害があろうが一般的に女が子育てをするのが当たり前、という空気がなくならない日本。
    だから「お母さんの」と題名が限定されるというヨーロッパではありえない現象が起こる。そしてその需要はなくならない。
    社会が改善されるまで、子どもを守るお母さんたちを守ってください。
    また違った苦労を強いられている、子供を守るお父さんも守ってください。
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    🔽 関連本のページ 🔽
    「ことばが遅い自閉症児のおうち療育」 今川ホルン, 2024 >>
  • 『モンスター』 百田尚樹, 2012 感想 | 女は見た目重視のモノとするmale gaze>>

    『モンスター』 百田尚樹, 2012 感想 | 女は見た目重視のモノとするmale gaze>>

    ★★★☆☆ 過去の屈辱を忘れられず一生を振ってまで愛に復讐に命も金も体も使い尽くす。いわゆるmale gaze、女はモノ。女性を徹底的に見下すという意思がストーリーの裏側でしっかり根付いているので、もう少し面白くなれないままで残念
    🔽 基本情報 🔽
    モンスター
    百田尚樹 2012
    Naoki Hyakuta
    397 pages
    2024.09
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    女は怖い。
    いくつもの顔を持ち、過去の屈辱を忘れられず一生を振ってまで愛にまたは復讐に命も金も体も使い尽くす。
    醜い女の子が整形で美貌を手に入れるその他だひとつの目標は学生時代の憧れの人を振り向かせること。
    結果がどうあれ、彼女は幸せだった。

    さて、どうしても腑に落ちないのは、ストーリーがショッキングだからじゃない。
    それはカモフラージュ。
    女を主人公としつつ、gazeまたはregard(ルガール、視点)が結局は男性視線、男性のまなざしであるというのが腑に落ちないんです。
    映画学では「映画において女性が男性の欲望の対象として描かれる男性中心的な視点やその表現」といわれるけど、ここでも主人公はモノであり所詮は男が書いた男のためのモノなんですね。
    ちなみにこの系統のストーリー、女性キャラクターはほぼ全てにおいて最後に罰せられます。
    もし同じ物語を女性が書いていたら(もしくは男尊女卑でない作家が書いていたら)、ほぼ間違いなく主人公はエンディングで高笑いしてます。


    (以下少しネタバレ)
    女性を徹底的に見下すという意思がストーリーの裏側でしっかり根付いているので、もう少しグルグルどろどろと面白くなれるはずが、結局浅めになり、結局は男視線でしかなく、最後は典型的に女が罰せられるという普通の終わりかた。

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  • 「ちょっと今から仕事やめてくる」 北川恵海, 2015 >>

    「ちょっと今から仕事やめてくる」 北川恵海, 2015 >>

    ★★★★☆  軽くさらっと読めるかと思ったら、ちょっとミステリーっぽくなるわ、ゴーストものなのかと思いきや、泣けてくるし、想像以上にグッとくる。ほんと、仕事辞めたって人生は終わらない。
    (English review not yet available)
    🔽 基本情報 🔽
    ちょっと今から仕事やめてくる
    北川恵海 2015
    258 pages
    2024.07
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    軽くさらっと読めるかと思ったら、ちょっとミステリーっぽくなるわ、ゴーストものなのかと思いきや、泣けてくるし、想像以上にグッと来る。

    つまり、みんな仕事がきつい。
    ひどい環境にいる人を探せばキリがなくて、絶望の縁にいる人は特に日本では多い。
    真面目に無理して頑張ることが偉くて、その悪循環にはまってしまうと全てが悪になり自分自身を責める。
    つくづく日本の会社員にはなれないと思うけど、日本の若い人が読むとスッキリするはず。
    でも最近のgen zなら大丈夫かも。仕事辞めたって人生は終わらない。
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  • 「無理」 奥田英朗, 2009 >>

    「無理」 奥田英朗, 2009 >>

    ★★★★☆  片田舎のそれぞれいろんな不満がある人たち、それが徐々にじゅんぐりじゅんぐり、絡まってきて。想像していた通りのハチャメチャストーリー。
    (English review not yet available)
    🔽 基本情報 🔽
    無理 上下巻
    奥田英朗 2009
    736 pages (368 + 368)
    Hideo Okuda
    2024年7月 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    想像していた通りのハチャメチャストーリー。
    片田舎のそれぞれいろんな不満がある人たち、合併により新しくできた町、共同体意識は薄れ、故郷という感覚も昔のもの、ショッピングセンターが唯一のエンターテイメントで、パート程度しか仕事がない、それは今の日本の多くの住民が共感できること。
    それが徐々にじゅんぐりじゅんぐり、絡まってきて…
    軽くどんどん読める、予定どおり。

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  • 『ワイルド•ソウル』 垣根涼介, 2006 感想 | 大迫力の復讐劇 / (Wild Soul) Ryosuke Kakine >>

    『ワイルド•ソウル』 垣根涼介, 2006 感想 | 大迫力の復讐劇 / (Wild Soul) Ryosuke Kakine >>

    🔽 基本情報 🔽
    ワイルド•ソウル
    垣根涼介 2006
    Wild Soul
    Ryosuke Kakine
    1040 pages (512 + 528)
    2024年6月 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    上下二巻の壮大なストーリー。
    戦後の日本からブラジルへ渡った4万人のアマゾンでの壮絶な生活、そこから逃げ出した人々の底辺を這うような生活。

    そして下巻へ。
    現在の日本、東京。三人の日系人の男たちの日本政府に対する復讐劇が始まる。

    読んでいる方としてはアマゾンでの大変な生活を知っているから、もちろん完全に三人の男の肩を持つ。彼らの計画は次へ次へと進んでいく。

    この本での何度も出てくる通り、大きな自然を前にして人ひとりなんてちっぽけで、そのちっぽけななかで、一生かけて後悔をしたり、人を愛したりする。
    そういうところも滲み出ていて、全体像でとても面白い。
    アクションもドラマもたっぷりで一気に読める傑作。

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    ★★★★★ After WW2, 40,000 Japanese people crossed the ocean to Brazil to start better lives promised by Japanese government. Instead, they lived and died at the bottom of the society and jungle. Let the revenge start.

    🔽 log 🔽
    (Wild Soul)
    Ryosuke Kakine, 2006
    1040 pages (512 + 528)
    Read 2024.6
    (Not available in English)


    🔽 Book review and notes 🔽
    1000+ pages in Japanese, but it's nonstop explosion of excitement that you can't put the book down.

    After the second world war, Japanese government encouraged people in villages to move to Brazil, assuring them they would have land and work guaranteed.
    Instead the 40,000 people were left in the amazon forest to survive alone.
    Those who did survive and escape, lived at the bottom of various south American towns and cities.

    That's the first book, then, we move on to the second book where they start their revenge.

    Today's Japan, you meet 3 wild men, their faces look like Japanese but their eyes are dangerously bright; they have one mission, one target, the Japanese government.

    You spent one chunk of a book following their horrible lives so you are 100% on the side of these men, and you've also learned that this really was how many of those Japanese lived in Brazil.

    The book also reminds you how small we are in the huge endless nature of the amazon, one person is nothing. The nature would easily swallow you.
    Yet, we still live, we still regret the actions we did in the past, we still love.

    It's an epic and 1000 pages full of drama, action and love. A must read (if it becomes available in English!)


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    Wild Soul [1] [In Japanese Language]


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  • 「死者の奢り 飼育」 大江健三郎 1958 / Lavish are the Dead, Prize Stock, Kenzaburo Oe >>

    「死者の奢り 飼育」 大江健三郎 1958 / Lavish are the Dead, Prize Stock, Kenzaburo Oe >>

    🔽基本情報🔽
    死者の奢り 飼育
    大江健三郎 1958
    320 pages
    2024年5月 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    先延ばししていた、短編集。
    確かにすごい世界。
    戦争の悲劇というのは、もちろん酷い形で死者を出すこともあるけれど、人間の精神をここまで削り取るということでもある。
    死者、死体、死、ストーリーとして面白いし読みやすいんだけど、精神状態が安定してないときには避けたほうがいい。

    普通、世界が広がるという言い方をするけど、これは世界が狭まっている。
    閉塞感むきだしで、そのなかにある生身の人間関係。
    社会性とか柔らかい人間性とか博愛とか、今日明日の生存に無駄なものを削ぎとったギリギリの状態の人間性。
    そこには明らかな反戦のメッセージや、偽善者に対する嫌悪感があり、私達を締め付ける。
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    死者の奢り・飼育 (新潮文庫)




    ★★★★★ The feeling of confinement, hopelessness, and the raw human connection that exists there. If you remove everything other than what you’d need to live today and maybe tomorrow, what kind of humanity are we left with? A strong message of anti-war and hatred towards hypocrites.

    🔽 log 🔽
    Lavish are the Dead, Prize Stock and other stories
    Shisha no ogori, Shiiku
    Kenzaburo Oe, 1958
    Read 2024.05


    🔽 Book review and notes 🔽
    I kind of avoided reading it because I knew it'd affect me strongly especially if I was unwell.
    And it did.

    Tragedies of a war obviously mean the death and physical injuries or destruction but it takes away people's spirits, scrape off anything that define us as human.

    Lavish are the Dead is a story of a student who does a day job cleaning corpses at university, and how he connects with the bodies floating in a pool for preservation.
    Stock Prize, which is probably more well known, tells a wartime story of a village and their "catch", a black American airman whom they found and kept. Fed like an animal by locals and their kids, he is kept in the village (Shiiku means "breeding")
    It's a short story full of racism, xenophobe, cruel innocence of kids, violence, and it makes you sick reading it, but, what's more disturbing is that, right or wrong, you as a reader do understand their point, too.

    Reading these stories, it feels like your world is becoming so small that it almost chokes you.
    Remove all the wonderful things about being human, like humanity, social interaction, fraternity or benevolence, and you face another human with the raw cold iron feeling - you're barely a human at this point.
    Oe's message is clear, anti-war and anti-hypocrites, but he exposes our own hypocrisy while sending out that message.

    If you are not well mentally or physically, it's a book to avoid.

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    Catch and Other Stories (English and Japanese Edition)
    (contains Catch a.k.a Stock Prize)

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  • 「無花果の森」 小池真理子, 2011 >>

    「無花果の森」 小池真理子, 2011 >>

    ★★★☆☆ 人生を半分くらい生きると、隠したいこと、隠さなければいけないことくらい誰だってある。そんなときにだから会える人もいる。
    🔽基本情報🔽
    無花果の森
    小池真理子 2011
    Mariko Koike
    2024年5月 読了
    🔽 こんな人、こんなときにおすすめ 🔽
    いわゆるアラフォー世代に響く、というやつ。もう一回人生をやり直せる。
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    DVを扱うのはまだ珍しかったのかな、でも逃げる彼女の心境がリアルに描かれている。

    アラフォーとかアラサーとかという言葉を使いこなせない私ですが、つまりほぼ中年の男女の訳ありの恋愛。
    人生を半分くらい生きると、隠したいこと、隠さなければいけないことくらい誰だってある。
    画家の頑固おばあちゃんとバーのママの脇役がいい。この二人は人生のもっと先輩だから。

    登場人物の若くはなく、もうすぐ40の女性が新しい人生を歩もうとするのはいいんだけど、でもぼちぼちよい一冊。
    🔽 買えるところ 🔽
    
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  • “Tokyo Redux” David Peace, 2021 / 「下山迷宮」デイヴィッド・ピース>>

    “Tokyo Redux” David Peace, 2021 / 「下山迷宮」デイヴィッド・ピース>>

    🔽 基本情報 🔽
    Tokyo Redux
    David Peace, 2021
    下山迷宮
    デイヴィッド・ピース
    480 pages
    2024年5月 読了
    🔽 こんな人、こんなときにおすすめ 🔽
    戦後のゴタゴタに見え隠れするレトロなハードボイルドに興味がある人、ぜひ

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    トーキョー三部作なのに三部作目から読んでしまった。
    でも大丈夫、面白かった。
    戦後のゴタゴタの中にある男のロマンっぽい雰囲気がどのページにも漂っていて、あの活気と勢いとアメリカニズムの中で、未解決の国鉄総裁殺人の実際の事件を扱ったミステリー。
    英国人が描く、アメリカ占領下の東京というミステリアスでノスタルジックな街を舞台に、アメリカ風のハードボイルドな物語。
    逆に日本人じゃないからこそ描けるトーキョー。
    
    作品の中で言われるように私も「下山病にかかるよ」、つまりこの未解決事件の魔力に取り憑かれたのかも。
    
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    Tokyo Redux: A novel (Tokyo Trilogy Book 3) (English Edition)





    ★★★★☆ A fiction based on Japan’s most mysterious unresolved case from 1949. Nostalgic and mysterious like Japan and hardboiled-cool like America. . You too will catch “Shimoyama disease”.

    🔽 log 🔽
    Tokyo Redux
    David Peace, 2021
    480 pages
    Read 2024.5


    🔽 Book review and notes 🔽
    What is “Shimoyama case”?
    It’s a fiction based on Japan’s most mysterious unresolved case from 1949.

    It’s full of masculine romanticism, throughout Japan’s Showa era, basen in Tokyo that everyone fantacises.

    Nostalgic and mysterious like Japan and hardboiled-cool like America.

    As they say, you catch “Shimoyama disease”.
    The writer is not Japanese, but precisely because of that it is good and is such a page turner, I now need to find the other 2 of the trilogy.

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    Tokyo redux


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    Tokyo Redux

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    Tokyo Redux (English)

  • 「傲慢と善良」辻村深月, 2019 / (Gouman to Zenryou) Mizuki Tsujimura >>

    「傲慢と善良」辻村深月, 2019 / (Gouman to Zenryou) Mizuki Tsujimura >>

    🔽 ログ 🔽
    傲慢と善良
    辻村深月 2019年
    Gouman to Zenryou
    (Arrogance and Virtue)
    Mizuki Tsujimura
    504ページ
    2025年7月 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    人気の小説というのは知っていたけど、実は読んだことない作者だし、第一、日本の現代文学は自分の好みではないと決めつけている私がいて。
    それじゃいけないと読む幅を広げるという意味で手にした本。
    自分の固定観念に挑戦した結果、この本が読めた。でかした、自分。

    社会という暗い大きな闇が突きつけてくる物差し。
    いい子は誉められます、きちんと親のいうことを聞いて、嘘をつかずに、でしゃばらずに。
    それが今のこの日本社会で子供のときから受ける教育。
    一昔前はそうだったんだから、あなたもそうしなさいという上の世代からの教育。

    私自身はさっさと国外に出たので自分の境遇とは違う、だけど、だからといってこれを読んで心が痛まないわけはない。

    恋愛小説でありながら、突如いなくなる婚約者、真実(まみ)のあとを追うミステリー風でもある。つまり読みごたえがある。
    ちょっとずつ彼女の過去や思考の霧が晴れていく中で、これはいま結婚を「するべき年齢」といわれる日本の若者誰もが痛く感じさせられる現実であると思い知らされる。
    家族ぐるみのお見合いではない、自分が定めた数ある基準から相手の点数を見定める婚活。
    そこで見定められるものは本当は何なのか。

    ヨーロッパでは親からの結婚の期待はあるのはあるけど、私の自由です放っておいて、と突き放すもしくは宥めることの方が多い。
    それは、日本のようながんじがらめのレールを敷く社会を思春期で体感しないから。
    間違っていようが自分の意見をいうことが奨励される社会で育つとそこまで多くの人は彼女に自分を投影しない。
    そして他のアジアの国の多くは未だに家族が決めるお見合いも多い。よくも悪くも結婚とは家庭とはそういうものという考え方もある。
    つまり日本はそのどちらからも外れた、自分の意見も主張できず家族の提供する安心感も浅い中でプレッシャーと疲労感だけが高まる孤独な活動となる。

    でも、それでも、ネタバレ阻止で詳しくは言えないけど、彼女は確実にいわゆる大人の階段を上る。
    遅いか早いかは、周りから見れば遅いかもしれない。しかし遅すぎることはない。

    まだ間に合う、まだ失敗しても大丈夫、人生はいつだって方向転換ができる、まだここが終わりじゃない。よかった。

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    傲慢と善良 (朝日文庫)




    🔽 日本語情報 (「BOOKS」「楽天ブックス」他より引用) 🔽
    著:辻村深月
    出版社:朝日新聞出版
    ISBN:9784022650597
    判型:文庫
    ページ数:504ページ



    ★★★★★ “Arrogance and Virtue” Japan, where the society has a very strict “standard”. And you realise you also measure people with those yardsticks. The reality of everyone who has ever been told “you should be married by now”

    🔽 log 🔽
    Gouman to Zenryou
    (Arrogance and Virtue)
    Mizuki Tsujimura, 2019
    Read 2025.7


    🔽 Book review and notes 🔽
    I had never read books by her, but glad I did.

    Japan has a very strict "standard".
    Be a good boy, a good girl, listen to your parents, don't like, don't stand out.
    This is how you get educated since you are little - "when I was young this is how it was, so you should do the same"

    It seems to be a modern love story, at least at the beginning, then his fiancée disappears completely.
    Slowly we learn about her way of thinking and her past, and I'd dare say any Japanese young people "at the marriageable age" will understand both sides, that THIS is the reality they are forced to live in.

    Until our parents' age, it was not unusual to have arranged marriage in Japan, but today they have to go on their "konkatsu" a marriage hunting (rather than a job hunting), using websites, seminars, or apps without help from family or community - what exactly are we looking for in someone you wish to marry?

    It might be difficult for people who grew up in the West to completely understand, because they did not receive the similar education when they were 14, or 8 or 5 years old.
    Or it might be difficult for people from other Asian countries where arranged marriage might be still normal, because you have a backup from both families.
    In Japan, it doesn't belong to either. You cannot stand up for your opinions, or you cannot reply on the safety your family provides.
    Konkatsu is a lonely battle.

    I can't say much without revealing the plot, but just one thing, no you don't need to give up.

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  • 「こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごし方」小池龍之介 2015 >>

    「こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごし方」小池龍之介 2015 >>

    ★★★★★ どうでもいいや、という考え方は訓練すればできると。執着しないことに浸っている自分への執着、とエンドレスな執着のループだけど気持ちの持ちよう。
    (English review not available yet)
    🔽 ログ 🔽
    こだわらない練習
    「それ、どうでもいい」という過ごし方
    小池龍之介 2015
    Ryunosuke Koike
    2025年5月読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    やっぱり面白かった。
    ポッドキャストを聞いてる松本紹圭の友人ということで良く聞く名前でしかもかなり変なやつ、ということだけど、まさに、変なやつ。でもいい意味で。

    お坊さんなのにあまりにもさらけ出していてきっと敵も多いだろうに、頭が良い上に自分をコントロールできるから気にしてなさそう。

    仏教の基本である、執着しないということの具体的な話をテーマごとに。
    性についてだって出てくる。
    執着しないことに浸っている自分への執着、とエンドレスな執着のループだけど、やはり気持ちの持ちよう。

    どうでもいいや、という考え方は意識すれば、訓練すればできる。
    そして最後には、でもちょっとしたことをその日の目標にして自分で誉めることで、慢心はコントロールできるというのも面白い。

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    こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごしかた 小池龍之介の練習







    🔽 日本語情報 (「BOOKS」「楽天ブックス」他より引用) 🔽
    著:小池 龍之介
    出版社:小学館
    ISBN:9784093884006
    判型:4-6
    ページ数:226ページ



  • 「オードリー•タン 自由への手紙」オードリー・タン クーリエ・ジャポン, 2020 >>

    「オードリー•タン 自由への手紙」オードリー・タン クーリエ・ジャポン, 2020 >>

    ★★★★☆ タンの戦いには自由であり幸福であることを全ての人にという目的がある
    内側も外側もきちんと深く見つめ、温故知新の精神が知識に繋がり自由に繋がる。
    🔽 ログ 🔽
    オードリー•タン 自由への手紙
    オードリー・タン
    クーリエ・ジャポン編集チーム, 2020
    Audrey Tang, Courier Japon
    2025年5月 読了
    

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    オードリー・タン 自由への手紙 [ オードリー・タン ]
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    クーリエ・ジャポンのインタビューの書籍化。
    世界で一番、自由と平等を国をあげて目標とする国、台湾の若き天才、若きLGBTQ+政治家、という肩書きの人物。台湾ファンの私としてもこの人はとても気になる。

    オードリー•タンの戦いは人間の希望の基準にあるものを全ての人へという願いから生まれる、つまり、自由であり幸福であることを全ての人に。
    ITやAIはそのためのものであり、また政治家はオープンであることに徹底すべきという姿勢。

    自身も男に生まれ、若いうちから女として生き、今は男にも女にも縛られない、自分はどちらも経験したことによりどちらも共感できると言う。そう多様性は強みでしかない。
    これは台湾であったから称えられ活躍できる、羨ましいこと。
    天才であるからもう学校で学ぶことはない、じゃあどうするか。台湾の原住民俗を訪ねる。欧米に行くんじゃなくて、国内の台湾の深さを学ぶという行動力。

    でもそれも彼女は幼いときのヨーロッパの体験が影響しているというし、やっぱり内側も外側もきちんと深く見つめ、温故知新の精神であることが知識に繋がり自由に繋がる。

    残念ながら日本ではあり得ない。男尊女卑が今日も普通の考え方で、古い頭を守るために新しいものを受け入れない日本。
    やっぱり台湾はリードする。
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

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    オードリー・タン 自由への手紙 [ オードリー・タン ]
      
      
    
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    オードリー・タン 自由への手紙
    
    
    







  • 「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書」池上彰 佐藤優, 2015 >>

    「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書」池上彰 佐藤優, 2015 >>

    ★★★★☆ しっかりと歴史を学ぶということは自分が体験できないことを擬似体験することで懲り固まりがちな考え方を広げてくれる。個人もしくは民族なり社会においての自分を見つめ、知り、説明できるようになる。手っ取り早いものは、自分の糧となる知識にはならない。
    (English review not available yet)
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    大世界史
    現代を生きぬく最強の教科書
    池上彰 佐藤優 2015
    Akira Ikegami, Masaru Sato
    254 pages
    2025年5月読了
    
    
    
    
    
    🔽 楽天ブックス (内容、著者紹介も)🔽

    大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書) [ 池上 彰 ]

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    この二人はいくつか本を一緒に出してるらしい。
    この本はどう歴史を学び、どう歴史に学び、自分を育てるかという点に注目する。
    世界にじわじわと広がる反知識主義に対抗し、一般教養の重要性と必要性を説く。

    ずっと思ってることなんですが。
    日本はコスパがいいことがあたかも最強であるかのようにいわれてきて、今回の里帰りでおもむろにメディアでいわれることは減ったように見えるけど、まだそこが大衆メディアの底辺にあるように思う。
    ニュース番組でもバラエティー番組でも一瞬でわかるように文字で一言でテロップを流す。
    それでその人のことやその事件、事柄を分かったつもりになりになる。
    でもやっぱり手っ取り早いものは、自分の糧となる知識にはならない。

    本の内容としては歴史の出来事にも触れるんだけど、実は裏のメッセージはそういうことだと思う。

    しっかりと歴史を学ぶということは自分が体験できないことを擬似体験することになり、懲り固まりがちな考え方を広げてくれる。
    さらに個人もしくは民族なり社会においての自分自身を見つめることになる。知ることになる。説明できるようになる。

    色々と勉強になる、教訓になる本です。
    
    
    
    
    
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    大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書) [ 池上 彰 ]

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    大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書 1045)



    🔽 日本語情報 (「BOOKS」「楽天ブックス」他より引用) 🔽
    著:池上 彰
    著:佐藤 優
    出版社:文藝春秋
    ISBN:9784166610457
    出版社:文藝春秋
    判型:新書
    ページ数:256ページ








  • 「何様 」朝井リョウ, 2012 / “Nanisama” Ryo Asai >>

    「何様 」朝井リョウ, 2012 / “Nanisama” Ryo Asai >>

    🔽 ログ 🔽
    何様
    朝井リョウ 2012
    Ryo Asai
    416ページ
    2025年3月 読了
    🔽 楽天 🔽

    何様 (新潮文庫) [ 朝井 リョウ ]
    🔽🔽読書記録🔽🔽
    初の朝井リョウ。
    貰い物なのでなにも知らずだったけど、6つの物語の短編集。
    前作の何者というのがあるようなので順番は間違えたのかも。
    
    今時の就職についてがメインで、就職したばかりだったり、大学生だったり、就職セミナーの講師だったり。最初のは高校最後のストーリーだけど、ここも大きな変化のなかのできごと、という共通点。
    こういう人、いるよね、という感じの普通の人たちの葛藤。
    
    最初の高校生のラブストーリーは新鮮だった。二つ目のゆらゆら揺れまくってる、姉の代わりのアパートシェアをする人を探す女の子には呆れるけど、いる、こういう人。
    真面目すぎて不器用で滑稽な人たちのストーリー。
    
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    何様 (新潮文庫) [ 朝井 リョウ ]



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    何様(新潮文庫)
    (電子書籍)

    🔽 日本語情報 (「BOOK」「楽天ブックス」他より引用) 🔽
    著:朝井リョウ
    出版社:新潮社
    ISBN:9784101269320
    出版社:新潮社
    判型:文庫
    ページ数:416ページ







    ★★★★☆ First time reading Ryo Asai, though he’s very popular in Japan. It’s a collection of short stories of regular people in Japan, you know one or two of these people. So diligent, awkward and unintentionally funny. I should have read the previous book in the series though

    🔽 log 🔽
    Nanisama
    Ryo Asai, 2012
    Read 2025 .03
    Not available in English


    🔽 Book review and notes 🔽
    My first time reading Ryo Asai.
    6 short stories, but who know there was a book before this in the series, called Nanimono.
    Both titles meaning something along the line with "who do you think you are"

    It's mainly about job hunting, and in Japan they still mass recruit college students in their last year, so that if they successfully graduate, they can work directly from April of the year (if you don't get expected grades, they can cancel their offer)
    In winter, you see all the 21, 22 year olds going around Japanese cities in their "recruitment suits" with the same hairstyles, same bags, same nervous faces, memorising the perfect answers to what they know their recruiters will ask.
    Anyway so the protagonists are at the verge of new challenges; just got recruited, new start at college, instructor of recruitment.
    Their struggles are so normal, they are awkward, but aren't we all a bit awkward?
    You want to do thing correctly but end up unintentionally funny, loveable ordinary people.

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    nanisama
    何様 Paperback Bunko Japanese Edition
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    Not available but the prequal "Nanimono" is here;
    Voglio essere qualcuno