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『赤い指』 東野圭吾, 2006年 レビュー | 家族の切実なドラマと犯罪


赤い指 (講談社文庫 ひ 17-26)
赤い指
東野圭吾, 2006年
320 ページ
講談社
2017年 読了
アマゾンであらすじと詳細を見る


🔽 本の紹介と一言レビュー 🔽

✔ 加賀恭一郎シリーズ第7弾
✔ 今回は読んでて辛くなるほどダークな家族の切実なドラマと犯罪
✔ 事件の真っ只中にいない、いつもと違う加賀さんの一面も

★★★★★ 加賀恭一郎シリーズ、今回は読んでて辛くなるダークさ。「誰にでも起こりうること」の歯車が止まらなくなってしまった家族。いつもと違う加賀さんの一面も。謎解きだけではない切実な人間関係の描写の読みごたえのある一冊。
🔽🔽 読書記録 🔽🔽

加賀恭一郎シリーズ
今回はダークです。読んでて辛くなるくらいに。

ダークな理由は、家族の関係がテーマで、親子というものがどれだけ脆く、些細なことで壊れ始めるか、そういう「誰にでも起こりうること」の歯車が止まらなくなってしまった家族のお話だから。

こういうお母さんの言いたいこともも分かる、こういうお父さんも分かる。
でも、愛情とはいえ、どこまで罪を犯した子を庇うのか、そしてそれは本当に子供のためか、それとも自分達の教育の過ちの産物を庇うためか。
そして、もうひとつの母の愛情。

同時に加賀刑事の家族も語られていて、第一段の「卒業」と同じ位、お父さんも登場します。
事件の真っ只中にいない、いつもと違う加賀さんの一面も。

誰が犯人か、どうやって、何故に、WHO HOW WHYがすべて分かっている推理もの、かと思えば最後に新たな真実。
普通の謎解きミステリーではない、東野圭吾のもうひとつの特技である切実な人間関係の描写の読みごたえのある一冊。

🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

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赤い指 (講談社文庫 ひ 17-26)
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