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『女が死ぬ』 松田青子, 2021 感想 | 屈しない女性像 /”The Woman Dies” Aoko Matsuda >>
★★★★★ おお、なんかすごいのを読んでしまった。はじめての松田青子、噂からもタイトルからも怒りに溢れている。…
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『インド ミニアチュール幻想』 山田和, 2009 感想 | 宇宙と神々と人の営みが詰まっている >>
★★★★★ 細密画のなかには宇宙と神々と共同体としての人の営みが詰まっている。個人という枠を軽々と越え、時間と…
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「BUTTER」柚木麻子, 2017 / Butter, Asako Yuzuki >>
★★★★★ 自分のために幸せになるのは実はかなり気合いがいる。人の意見を振り払い、色んなのものを破棄しないとた…
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『9つの人生』ウィリアム・ダルリンプル, 2013 感想 | もう人間ではない聖なるもの / “Nine Lives” William Dalrymple>>
★★★★★ 9つの聖なる人生。彼らは人間ではあるけれど「聖なるもの」として崇められている。ローカルな信仰が薄れ…
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“This Monk Wears Heels” Kodo Nishimura, 2022 /(ハイヒールを履いた僧侶) 西村宏堂 >>
★★★★☆ お坊さんでありながらメイクアップアーティストであるユニークで強い使命感を持った人物。仏教とメイク、…
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“The Book of Tea” Kakuzo Okakura, 1906 /「茶の本」岡倉天心 >>
★★★★☆ 120年前に欧米に向けて英語で書かれた岡倉天心の名書。茶の本、とはいいつつ単に茶だけでなく日本の精…
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“Unfinished Portrait” Agatha Christie, 1962 /「未完の肖像」アガサ クリスティー >>
★★★★☆ 外に出たい、未知の世界に触れたい、でも妻であり母である女性にとってそれは抑え続けるべき欲望。そして…
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“The Reason I Jump” Naoki Higashida, 2016 /「自閉症の僕が跳びはねる理由」東田直樹 >>
★★★★☆ 自閉症の子について色々と気付かされるだけでなく、まるで魔法のような美しさがある。彼の自然に対する愛…
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“Darjeeling: A History of the World’s Greatest Tea” Jeff Koehler, 2015 >>
★★★★★ お茶を摘む作業を担う女性の一日の給料は、一杯のダージリンの値段以下。世界有数の飲み物でありながら、…
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“100 Nasty Women of History” Hannah Jewell, 2019 >>
★★★★☆ 歴史上の100人のやり手な女性を集めた本。男性と同じ様に成果を残しても男性ほど大事ではないという世…
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“No path in Darjeeling is straight” Parimal Bhattacharya, 2017 >>
★★★★☆ 1990年代にダージリン地区で勤務していたベンガル人教師の回想録。一応は同じ「西ベンガル州」になる…
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『インド旅行記 1, 2, 3』中谷美紀, 2006 感想 | 行くたびにパワーアップ >>
★★★★☆ 北南東西と何度もインドを回る女優さんのエッセイ。いや、舐めてはいけない、面白い。無謀なこともして行…
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“The Diary of a Nobody” George and Weedon Grossmith, 1892 /「無名なるイギリス人の日記」ジョージ グロウスミス >>
★★★★☆ 100年以上前のコメディー。下層のミドルクラスの男性とその家族。気まずい生活のなかで頑張る気が優し…
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『喪失の響き』 キラン・デサイ, 2006 感想 | 平等、和解、夢、そんなものは存在するのか / “The Inheritance of Loss” Kiran Desai>>
★★★★★+♥グルカ運動が過激化するインド東北部カリンポン。人一人の人生なんて一瞬にして壊されるなかで、平等、…
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「禅僧が教える心がラクになる生き方」南直哉, 2017 / “It’s Okay Not to Look for the Meaning of Life” Jikisai Minami >>
★★★★★ 生きるための知恵がつまった本。無駄に悩まない、無駄に信じない、ただ自分を受け入れる。「もし、どんな…
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“Anglo-Gurkha Relations” GL Rai-Zimmdar, 2007 / (大英帝国とグルカの関係) >>
★★★☆☆ 大英帝国とインドの側で歴史を紡いてきたネパールに関する独自の見解で興味深い。英国とインドという巨大…
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“Crime and Punishment” Fyodor Dostoyevsky, 1866 /「罪と罰」ドストエフスキー>>
★★★★★ 青年ラスコーリニコフは問題児だ。でも彼が自分の行動を正当化するからじゃない。彼は私達読者に、社会に…


