★★★★★+♥ 最高峰、最高傑作。いろいろな事柄が絡み合い、謎を生み出し、謎が解かれていき、と次に何が起こるかをドキドキしながらページをめくる。読み直して、他の人とも感想を交換して、新しい自分の意見を書き出して、と一生ついてきそうな本。
🔽 基本情報 🔽
The Karamazov Brothers
Fyodor Dostoevsky, 1880
ратья Карамазовы
Фёдор Достоевский
カラマーゾフの兄弟
フョードル・ドストエフスキー
896 ページ
2023.11 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
世界最高峰の小説、最高傑作。
たしかに長編だし、最初の方は宗教的でゆっくり始まる、でも段々といろいろな事柄が絡み合い、謎を生み出し、謎が解かれていき、と次に今度は何が起こるかをドキドキしながらページをめくってしまう自分がいる。
だからドストエフスキーは素晴らしい語り手、ストーリーテラーなんですね。
世界中の人が読み、再読し、研究されているので私がわざわざ意見を書くまでもないんですが、単刀直入にいうと、物凄いものに出会ってしまった、ということ。
読み直して、他に読んだ人とも感想を交換して、その上で浮かび上がる自分の意見を書き出して、となんだかこれからの一生についてきそうな本。
続編があるはずだったから未完だということもあるだろうけど、未完なのに完全。
ミステリーであり、恋愛小説であり、宗教についても、家族についても、貧困についても、一つ一つのテーマは誰もが分かるシンプルなものでありながら、とにかく広く深い、そんな壮大な小説。
というか正にそこで、今後色んな本を読んでここまで衝撃を受けるものはあるか不安にすらなる。
素晴らしい、傑作、ここまで来ると人類の宝でもあり、本という媒体でなければ博物館に飾られるレベル。
全体的にずっと暗いし重たいのに、実は未来に向かっているという点も素晴らしいとしか言いようがない。
読むだけでも一つの到達点でもあるんですよ、長いしややこしいし。
でも読んでみる、その行動だけにもすでに価値がある。
その上で読み直してもっと分かればより良い読書体験になると思う。ので少し時間を置いて再読必須。
ちなみに相関図はあったほうがいい。
ロシア文学はころころと呼び名を変える上に登場人物が多い。
で、日本語で読んでないけれど、出版社によってページ数がぜんぜん違うみたい。
下にリンクを張っている光文社は全5巻で約2500ページ、新潮文庫は上下あわせて1400ページ。
どれが良いとなると個人の好みもあるけれど、光文社が読みやすいそう。
1000ページの差が気になるけれど、しっかりと理解しながら読めたほうが良いと思うので、いつか光文社の日本語版も読むことにする。
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