『作品集』ラビンドラナート・タゴール 1886年~ 感想 | インドを代表する詩人思想家

🔽 基本情報 🔽
Selected Stories of Rabindranath Tagore
Rabindranath Tagore, 1886-
作品集
ラビンドラナート・タゴール
372 pages
2023.04 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
タゴールの素晴らしさはどこでも語られる。
でも実際に色々と読むまでは本当には実感できない。

もう一世紀以上経っているのでタゴールの作品集という名の本はたくさん出ているけれど、これはインド人の友人にもらったインドの出版社のもの。
詩や短編小説が多いので、インドでもその時代によってもかなりの本が出ていて、人と話していてその本は読んでないけどその物語は知っている、ということはよくある。

この本の中だけをみても、ジャンルがいろいろとある。
恋愛もの、幽霊の出る話や、家族、友情と、彼のその取り上げるストーリーの幅の広さに驚かされるけれど、そこで語られる物語の多くが、正直で真面目、謙虚で貧しい人々であるということも忘れてはいけない。

100年経っても、時代は変わっても、人々の苦しみの根源は変わらない。
だからベンガル地方、インド、アジアという枠を超えて、人はタゴールの物語に心を打たれる。

中でも良かった作品は「The river stairs」「The Cabuliwalla」「The son of Rashimani」「The master Mashai」「Living or Dead」「Fair neighbour」

リンクは、同じような短編、中編の作品集を張っています。
でも可能であれば他の手に取りやすい作品から入るのも良いと思います。

アジア初のノーベル賞受賞者、芸術と平和という観点から近代インドと近代日本を繋いだ人でもある、けれど日本では彼の作品はそうどこにでもあるというわけではないようです。

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