『(グルカの娘)』Prajwal Parajuly, 2013年 感想 | ネパールとディアスポラ

🔽 基本情報 🔽
(グルカの娘)
The Gurkha's daughter
Prajwal Parajuly, 2013
280 pages
2024.09 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
ネパール人またはネパールに関わる人々のストーリーの短編集。

ネパールは貧しさや紛争により昔から外に出ていく人が多くディアスポラの問題が後を絶たない。
自分の住んでいる土地に、生まれた土地に属している感覚がないという問題。
インドのダージリンはネパール系が過半数で彼らの故郷の意識は統一されていない。
ブータンに住む故郷ネパールから追い出された難民。
カリンポンに住むビハール出身のムスリムの商人。
ニューヨークにすむネパールに行ったことがない移民の子。

彼らの物語は辛くて悲しい、でもドラマチックには描かれない。
だって彼らの人生はリアルで、大袈裟なドラマではない。
遠くなっていく伝統としきたり、強くなっていく故郷への思いという避けようのない物語を背負っている。

日本にも多くのネパール人が住んでいるということも忘れてはいけない。

じんわりと心に残る短編集。


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English review
“The Gurkha’s daughter” Prajwal Parajuly (2013) Review | Nepal and Diaspora
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