『(中年の危機への哲学的な対応)』キーラン・セティア, 2017年 感想 | もっと良い人生だったかもは幻想

🔽 基本情報 🔽
Midlife
A philosophical guide
Kieran Setiya, 2017
(中年の危機への哲学的な対応)
キーラン・セティア
186 pages
2024年6月 読了




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Midlife A Philosophical Guide【電子書籍】[ Kieran Setiya ]

🔽🔽 読書記録 🔽🔽
「中年の危機への哲学的な対応」という意味で、そういう内容。
いわゆる普通の自己啓発本ではない、哲学的な考えを身につけることでほぼ誰もが陥る中年の危機を生き抜くと。いうことで楽な解決法は教えてくれない。

大体において「もっと良い人生を送れたかもしれない」は幻想であり、実際は今あなたが手にしている人生より良くなる可能性はなかったと考えれること。
結果に左右されず、今自分が行っている行動に重点を置き、その行動自体を楽しもう、と。

40代の中年に入る前に読むのも心の準備になるのかも。
ミッドライフ・クライシスの危機に面している主人公の本をいろいろ紹介してるのもよかった。
で、最後はやっぱり仏教と瞑想で終わる。

🔽 関連ページ 🔽

English review
"Midlife" Kieran Setiya (2017) Review | Could it have been better? Probably not.
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Midlife: A Philosophical Guide (English Edition)



コメント

“『(中年の危機への哲学的な対応)』キーラン・セティア, 2017年 感想 | もっと良い人生だったかもは幻想” への2件のフィードバック

  1. “The History of Mr. Polly” H. G. Wells, 1910 /「ポリー氏の人生」H.G.ウェルズ) >> – 赤パンの本棚 のアバター

    […] 🔽🔽 読書記録 🔽🔽 ミッドライフクライシス、中年の危機、日本語では第二の思春期とも言うんですか。 まさに人生におけるその数年の葛藤を描いた一冊。 しかも著者は「SFの父」や「SFの巨人」と呼ばれ、しかも晩年は国際連盟の樹立を提唱したりと幅広く活躍した人物、そこ彼の描く中年の危機のストーリー。 人生の半ば、多くの人は自分の人生は面白くはない、大したことはないと思う。 特に大きな選択などもしなくても物事は決まっていき、全部が嫌になる。 変わりたい、そう思ってももう体力的にも精神的にも疲れていて、もう終わりにしたい…と思ったら!そこで人生がスタートするんです。 最初の方は読んでいてもダラダラとした感じで当に主人公の人生そのもの。 でも「もう全部終わりにしたい」からが文章も楽しさやワクワク感が出てきて、いつも観ていた風景にちょっと感動したりそんな些細なことに喜びを感じ、満足感や静かな幸せをきちんと感じ取れるようになる。 だからそういう面白くない箇所もあっていい。 人生は先は見えないもので、大概の場合は最後にちゃんと満足できる。 前に読んだ中年の危機の本に載っていた本。 そのレビューはここから↓ “Midlife crisis” Kieran Setiya, 2017 / (中年の危機への哲学的な対応)>> […]

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  2. “The History of Mr. Polly” H. G. Wells (1910) Review | Life started late – 赤パンの本棚 のアバター

    […] pagesRead 2024.10🔽 Book review and notes 🔽It was mentioned in the mid life crisis book (my review here), and yes it is exactly about that.You have a boring life, you don’t make decisions but […]

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“The History of Mr. Polly” H. G. Wells, 1910 /「ポリー氏の人生」H.G.ウェルズ) >> – 赤パンの本棚 への返信 コメントをキャンセル