『美は傷』 エカ•クルニアワン, 2002年 感想 | その地に宿る魂の苦しみ





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Beauty is a wound
Cantik Itu Luka
By Eka Kurniawan, 2002
美は傷
エカ•クルニアワン
原語=インドネシア語
読了=英語訳
480 pages
2024年4月 読了

🔽🔽 読書記録 🔽🔽
インドネシアの町に死んだはずの売春婦の女性が戻ってきた。

強く美しい女たちの物語は、いつも男たちによって泥沼にされる。
その地に宿る魂の苦しみ、植民地としての過去、蔑ろにされる女性の尊厳、生きていくための手段。暴力と愛と呪い。なるほど、マジカルリアリズム。

女性は自分の美しい娘の成長した姿を確認するまでは死ぬに死にきれず、唯一の醜い娘の幸福を確信する。だって外見の美しさは歴史、人種、宗教や政治、権力を越え、その子の人生の傷でしかないから。

自分は何とか生き抜いた、でもそれぞれの子にそれぞれの苦しみと呪いがある、まるでマルケスの百年の孤独のような何代にも渡る一族のストーリーを、痛々しくリアルに描く。

この物語はインドネシアだからこそ生まれてきた物語であり、世界中の人の心を揺さぶった。
一度ページをめくったらやめられない、強く生きる女たちの壮大な物語。

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English review
"Beauty is a wound" Eka Kurniawan (2002) Review | Mix of history, religions, power, and abuse


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