カテゴリー: 食文化

  • 『(ダージリン; インドのフェアトレード茶畑における労働と正義)』サラ・ベスキー,2014 感想 | ダージリンの現実>>

    『(ダージリン; インドのフェアトレード茶畑における労働と正義)』サラ・ベスキー,2014 感想 | ダージリンの現実>>

    🔽 基本情報 🔽
    The Darjeeling Distinction: Labor and Justice on Fair-Trade Tea Plantations in India (California Studies in Food and Culture Book 47)
    Sarah Besky, 2014
    (ダージリン ディスティンクション; インドのフェアトレード茶畑における労働と正義)
    サラ・ベスキー
    258 ページ
    2022.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    まさに探していたトピックの本。
    ダージリンのお茶と産業と労働者の関係。

    ダージリンは世界で一番高級な茶であり、世界中で知られていてステータスもある、なのになぜダージリンの労働者は貧しいのか。
    ダージリンのお茶一杯の値段はお茶を摘む仕事の女性の一日の給料より圧倒的に高い。
    高級感を売り物にするダージリンの現実は静かに隠されている。

    ダージリンやシッキム州のいわゆる広い意味でダージリン茶を作るエリアは実は最近まではインドではなかったし、18世紀に英国人が周辺の発達のためにネパールから大量の労働者を連れてきたので、人種的にもほとんどがインド人ではない。
    90年代に盛んだったグルカ運動はいまも消えたわけではないけれど、これだけ商品価値のある商品を作るダージリン、インドは、西ベンガル州は何があっても手放さない。
    グルカもネパール系の人々は何代もの間この産業を支えているのに実質的に何も所有できない、他の道も少ない、自分たちの歴史さえ曖昧になっている。
    フェアトレードの観点から言うと、フェアトレードを押し付けられるせいで現地の人間の生活はより厳しくなったとも。

    高級茶の代名詞のダージリンは現地の人々からの搾取によって支えられている。

    🔽 関連ページ 🔽

    English review “The Darjeeling Distinction” Sarah Besky (2014) Review | Dark side of the posh tea
    tag 東ヒマラヤ

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  • 『茶の本』 岡倉天心, 1906年 感想 | 日本文化の古典

    『茶の本』 岡倉天心, 1906年 感想 | 日本文化の古典

    🔽 基本情報 🔽
    The Book of Tea
    Kakuzo Okakura, 1906
    茶の本
    岡倉天心
    128 ページ
    2022.06 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    120年前に欧米に向けて英語で書かれた岡倉天心の名書。
    茶の本、とはいいつつ単に茶だけでなく日本の精神や哲学、美徳といった幅広い観点から繊細でありつつも強いメッセージを感じる一冊。

    当時は日本、東洋は野蛮とみなされていたが、この一冊でかなり雰囲気は変わったと思う。
    茶道だけでなく華道も織り交ぜ、東洋独自の美徳とは何かを伝えることに成功したこの本は現在でも強いメッセージ性がある。
    茶道や日本の茶の歴史について学ぶというより、日本の精神を茶を通じて学ぶ、といった本。
    🔽 関連ページ 🔽

    English review “The Book of Tea” Kakuzo Okakura (1906) Review | Tea and philosophy
    tag
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  • 『(ダージリン 世界最高の茶)』Jeff Koehler, 2015 感想 | 植民地主義と高級茶>>

    『(ダージリン 世界最高の茶)』Jeff Koehler, 2015 感想 | 植民地主義と高級茶>>

    🔽 基本情報 🔽
    Darjeeling: A History of the World’s Greatest Tea
    Jeff Koehler, 2015
    (ダージリン 世界最高の茶)
    286 ページ
    2022.04 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ダージリン茶に関するすべての背景、なぜダージリンに茶が植えられたか、どういった植民地的な歴史を抱えているのかなどをかなり掘り下げた一冊。
    英国人が始めインド人経営者が受け継いだ茶園、そこに住み働く代々慎ましい生活をする人々の様子など人にまつわることも。

    多くの人にとってダージリンのお茶の風味はユニークな優雅さだったり高級感を象徴するけれど、ダージリンの抱える問題は別のユニークさがある。
    世界有数の高級な飲み物でありながら、つくり手の問題や生活環境は厳しく、いまだに植民地的な搾取によって生産されている。
    お茶を摘む作業を担う人間の一日の給料は、一杯のダージリンの値段以下。

    同じく世界有数の飲み物であるシャンパーニュやウィスキー、抹茶などと違い現地の国民、インド人は口にしないダージリンティー。
    数え切れない問題を抱えるダージリン茶産業、今後も人々はダージリンを飲み続けるのか、そして作り続けることはできるのか。

    🔽 関連ページ 🔽

    English review “Darjeeling: A History of the World’s Greatest Tea” Jeff Koehler (2015) Review | Colonial history and Darjeeling
    tag
    tag 東ヒマラヤ
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    Darjeeling: The Colorful History and Precarious Fate of the World's Greatest Tea


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  • 「茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会」角山栄, 1980 >>

    「茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会」角山栄, 1980 >>

    🔽 基本情報 🔽
    茶の世界史
    緑茶の文化と紅茶の社会
    角山栄, 1980
    Sakae Tsunoyama
    239 pages
    2023.06 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    サブタイトルがまさに的を得ている。
    経済学という視点から出発しているので、よくあるただ歴史を辿る本とは違う。
    なぜ茶は欧米で受け入れられ、なぜ紅茶が圧倒的に広がったのか、なぜ砂糖をいれるのか。

    当時の世界的ブームのスタート地点は日本の茶道であったにも関わらず、近代において日本の茶は売れなかった。
    そこには元々、西洋の東洋に対する優れた文化に対するコンプレックスがあった。
    しかし西洋はあっという間に優れた技術と社会を作り出し、もう盗用に対し引け目を感じなくなった。
    そして茶を得るためにそれと平行して発達した近代工業化。
    つまり、プランテーションに負けた中国と日本。

    やっぱり茶の文化、歴史は面白い。
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  • “My dining hell” Jay Rayner, 2012 /(地獄の外食記) ジェイ・レイナー >>

    “My dining hell” Jay Rayner, 2012 /(地獄の外食記) ジェイ・レイナー >>

    🔽 基本情報 🔽
    My dining hell
    Twenty ways to have a lousy night out
    Jay Rayner, 2012
    マイ・ダイニング・ヘル (地獄の外食記)
    ジェイ・レイナー
    76 pages
    2023.01 読了
    日本語未出版、私が勝手にタイトルを訳しています
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    著者はイギリスでいちばん有名な料理、レストラン評論家。
    少なくとも一番口が悪いことではかなりダントツで有名。
    彼はずっとObserverという新聞にレストランの批評を載せていて、この本はその中でも悪い評価のレストランの記事を集めたもの。面白くないわけがない。

    辛口と言われているけれど、この本に集められた記事を見る限りではレストランが悪いとしか言いようがない。
    料理がまずい、レストラン自体が悪い、さらにどちらも悪いとなると救いようがないし、その上でぼったくりとなると悪いけど全国版で叩かれても仕方がない。

    1999年から2012年の間の批評なので、確かに一番悪い時期ではあったのかもしれない。
    イギリスは別としてロンドンの料理は不味くないよ、と言われだして、レストラン業界がカッコだけつけた料理をどんどん出していた時期。
    さらには物価もどんどん上がり、シンプルでそこそこ美味しい料理を出せていたレストランは撤退していった。

    私がロンドンが好きな理由は料理にしろ文化一般的にも、ごちゃまぜ感があったから。
    超高級なものもあるし、びっくりするほど安いものもある。
    誰も知らない立地でひっそりと美味しい料理を出していた店もあった。
    でも今は高級料理のテーマパークと化したロンドン。
    いつかこの無駄な高級志向時代が終わることを願って。
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    ★★★★☆ He’s probably the most well known food critic in the UK, and definitely known for being brutally honest. This is a collection of bad reviews only. Honest and mean, but honest.

    🔽 log 🔽
    My dining hell
    Twenty ways to have a lousy night out
    By Jay Rayner, 2012
    76 pages
    Read 2023.01


    🔽 Book review and notes 🔽

    He's probably the most well known food critic in the UK, and definitely known for being brutally honest.
    These are some of the reviews he's put on the Observer, but of bad restaurants; you know it's going to be a good one.

    So yes he's known to be merciless, but after reading these reviews in this way, it just makes think, yes London is full of bad restaurants.
    Not just bad food, but also bad at doing restaurants.
    I don't know which is worse, bad food or bad restaurant, usually both come together though.

    The reviews are from between 1999 and 2012, probably the worst period, too.
    But has London got better?
    Is it really worth all the money you'd have to spend?
    And to give posh restaurants some space, kicking out the more simple and honest restaurants out of town?

    I love London for the mix of food, but seriously, it shouldn't have become a fast food theme park of expensive food.
    I hope this phase ends some time soon.
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  • 『キッチン・コンフィデンシャル』アンソニー・ボーデイン, 2000 感想 | 料理界への愛 / “Kitchen Confidential” Anthony Bourdain >>

    『キッチン・コンフィデンシャル』アンソニー・ボーデイン, 2000 感想 | 料理界への愛 / “Kitchen Confidential” Anthony Bourdain >>

    🔽 基本情報 🔽
    Kitchen Confidential 
    Anthony Bourdain, 2000
    キッチン・コンフィデンシャル
    アンソニー・ボーデイン
    576 pages
    2024.09 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    出版されてすぐにクラシックになったと言える一冊。
    旅行ドキュメンタリー番組でお茶の間でも有名になったシェフ、でもこれは彼のバイオグラフィーではなく、食べ物への愛、料理への愛、料理業界の戦友たちへの愛のバイオグラフィーでそれは軽く国境を超える。

    レストランのキッチンは常に熱気に満ちている。私も少しだけ小さなレストランで働いたけれどそれでも確実に言えることは、チームワークというかここは軍ですかと思うほど大変な仕事で、シェフの言うことは絶対。

    嬉しいことにボーディンさんはドキュメンタリー番組で見る通り、本当に口が悪く、凄まじく正直で、とても優しい人物のよう。

    オーウェルの「パリ・ロンドン放浪記」が出てくるのにニヤリ、ちょうど読んだ本。
    これに続く、料理界を描く古典。

    もし英語で読むならぜひアニバーサリー版を。
    私が読んだエディションは彼の手書きの注意書きやあとがきが載っていて魅力倍増。
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    ★★★★★  It’s a biography but not about him, it’s about the love of food, love of cooking, of his colleagues and kitchen. It’s really how he was, foul mouth, brutally honest, caring guy. A classic.

    🔽 log 🔽
    Kitchen Confidential
    Anthony Bourdain, 2000
    576 pages
    Read 2024.09


    🔽 Book review and notes 🔽
    Yes, no wonder this is considered a classic.

    It’s a biography but it’s not about him, it’s about the love of food, love of cooking, of his colleagues and kitchen, and as he says, it’s universal.

    Kitchen is a heated place, I have worked briefly at a small restaurant so I had a tiny preview of the kitchen life.
    It’s a difficult job and it’s all about working as a team, not a team, a military.
    What your chef says is absolute, you only say “yes chef”.

    Bourdain was such a loved character from TV shows, and it’s nice to read that it’s really how he was, foul mouth, brutally honest, caring guy.

    Funny he mentions Orwell’s Down and Out in Paris and London, that I recently ready.
    And this books is only second to that classic.

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  • 『The French art of tea』 Mariage Frères, 2006 感想 | マリアージュフレールの歴史とカタログ >>

    『The French art of tea』 Mariage Frères, 2006 感想 | マリアージュフレールの歴史とカタログ >>

    🔽 基本情報 🔽
    The French art of tea
    Mariage Frères, 2006
    L’Art Français du Thé
    104 pages
    2024年6月 読了
    
    
    
    
    

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    The French Art of Tea

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    マリアージュフレールという日本にも支店のある創業1854年のパリのお茶屋さんが出している本、兼カタログ。
    前半は簡単にだけど歴史や伝統、お茶の地理などがある。
    例えば日本では鉄瓶でお茶を淹れるとか、たまに内容は怪しいけど(急須だよねー)その内容の正確さは当てにならなくても、フランス人がお茶、紅茶の価値をどう思っているかがわかる。
    つまり、フランス人にとっての茶は植民地時代の華やかな歴史を物語るものであり、その東洋のエキゾチックさというのが魅力であるわけで、書いてある文章の向う側にあるものが面白い。
    「道は狭く急だったので茶の箱は現地民の青年が担いで運んだ」ことが恰もそのお茶の価値であるかのような、オリエンタリズム全開で100年前に書かれたのかなと思うほど。
    後半はカタログと製品説明。
    紅茶はよく買うのですが、まあそういう視点が売りなので仕方ないのかと。
    
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    The French Art of Tea



    ★★★☆☆ A bit of history, tradition and geography of tea. Interesting aspect from French to see what they value in tea. Then the rest is their catalogue with brief explanations. Full on Orientalism.

    🔽 log 🔽
    The French art of tea
    Mariage Frères, 2006
    L’Art Français du Thé
    104 pages
    Read 2024.6


    🔽 Book review and notes 🔽
    Just a bit of history, tradition and geography of tea, which sometimes is incorrect (like, we use chunky steel pot for tea) but interesting aspect from French to see what they value in tea, that is, its colonial history and its fanciness. (Box of tea can be carried by native youths because the road is narrow and steep, etc.)
    Full on Orientalism.
    I do buy the tea but their selling point is the fanciness and Orientalism so maybe that's just how it is.

    Then the rest is their catalogue with brief explanations.

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    The French Art of Tea


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  • 「お茶のソムリエの日本茶教室」 高宇政光, 2008 >>

    「お茶のソムリエの日本茶教室」 高宇政光, 2008 >>

    ★★★★☆ お茶の本はかなり読んでます。この本の特徴はお茶屋さんの著者が自分で歩いて探索しているところ、それが好き。究極は自分で自分の好きなお茶を探し出せたら最高。
    (English review not yet available)
    🔽基本情報🔽
    お茶のソムリエの日本茶教室
    高宇政光 2008
    Masamitsu Takau
    192 pages
    2024年5月 読了
    🔽 こんな人、こんなときにおすすめ 🔽
    日本茶についてあと一歩踏み込んだ知識が欲しい人。

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    日本茶の種類や産地についてさらっと書いてあるけれど、この本の特徴は、お茶屋さんの著者が自分で歩いて探索しているところ。
    いまでも田舎の方では自分たち用に古い独特の作り方をしている地域があるというのは、嬉しい。ちょっと民俗学も入ってる。
    九州でもインドでも、お茶畑というのはなぜか懐かしい風景のような気がする。

    そして、この本も結局は自分の好みのお茶を探し、好きな飲み方をマスターするというところに重点をおいている。
    確かに、お店がどれだけ頑張って好みのお茶を見つけてあげても、淹れ方で風味は変わる。
    そうなると自己責任なところも出てくる。だから面白い。
    
    
    
    
    
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    お茶のソムリエの日本茶教室 (ちくま文庫 た 57-1)




  • “Sushi & beyond” Michael Booth, 2009 /「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース >>

    “Sushi & beyond” Michael Booth, 2009 /「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース >>

    🔽 ログ 🔽
    Sushi & Beyond: What the Japanese Know About Cooking
    Michael Booth, 2009
    英国一家、日本を食べる
    マイケル・ブース
    307 pages
    2024年4月 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    和訳は「英国一家、日本を食べる」
    イングランド人ジャーナリストが奥さんと子どもの日本に3ヶ月ほど滞在して、とにかく食べまくる。
    これ、本が和訳されただけじゃなくて漫画にもアニメにもなったんですねー
    
    日本人としてもちろん知っていることはあるんだけど、日本人でも知らないこと、体験できないことが多い。例えば辻調理師専門学校に行ったり、ビストロSMAPにSMAPが誰かも知らずにスタジオに行ったり、味の素に行ったり。
    
    でもこの本がやっぱり他の日本マニアのものと違うのは、子どもと一緒に滞在したということ。やっぱり子どもがいると日本のそのへんの近所の人も話しかけやすい。
    あと、彼がいわゆるマニアで日本大好きという感じじゃないのもいい。変に日本オタクっぽくならず、逆に何でも気持ち悪がらない、意外に冷静な感じなのもいい。
    
    ジャーナリストの特権で、普通の人が入れない場所に行ける、遠慮なんてできないくらい好奇心が旺盛、じゃあどうするか。じゃあ入ってみる、食べてみるしかない。
    
    2009年出版ということは、彼の滞在期もコロナ後の異常なまでの日本のオーバーツーリズム状態ではなかったのも良かったかも。今は彼の真似をするかのような旅行者や子連れも多く当時ほど優しく歓迎されなかったかも。
    
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    英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)


    🔽 日本語情報 (「BOOKS」「楽天ブックス」「アマゾン」より引用) 🔽
    著:ブース,マイケル
    訳:寺西 のぶ子
    ISBN:9784750513041
    出版社:亜紀書房
    判型:4-6
    ページ数:308ページ



    ★★★★☆ A great and fun book. It’s also nice that although very obviously he fell in love with the food, he’s not religiously admiring everything. He’s British, he’s composed.

    🔽 log 🔽
    Sushi & Beyond: What the Japanese Know About Cooking
    Michael Booth, 2009
    307 pages
    Read 2024.4


    🔽 Book review and notes 🔽
    A great and fun book for foodies who are into Japanese food.

    Of course as a Japanese, it’s not like I didn’t know these things but I didn’t know them that deeply with all the facts, because, an average Japanese cannot have access to many things.

    He travels around Japan with his wife and 2 small boys, though he’d spend a lot of time working, it is true that kids are passports to kindness from locals. So it’s both travel journal and food journal.

    It’s also nice that although very obviously he fell in love with the food, he’s not religiously admiring everything. Or too geeky or too disgusted.
    He knows he had access to special places and with privileges but he’s curious to know, see eat everything, what can he do? He went for it and sharing the story here.

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    Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking


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    Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking

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    Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking (English)


  • 「茶の話 茶事遍路」陳 舜臣, 1988 >>

    「茶の話 茶事遍路」陳 舜臣, 1988 >>

    ★★★★☆ 普通は茶の歴史はヨーロッパが関係してくる前のことは簡潔にしか語られないなか、これは中国の西暦500年辺りまで遡る。中国の歴史の偉大さを見せつけられる。

    🔽 ログ 🔽
    茶の話 茶事遍路
    陳 舜臣 1988
    Chin Shun Shin
    2024年4月 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    茶の歴史の本、でもフォーカスは中国の古い歴史。
    初めて行った憧れの神保町で偶然見つけた本。やっぱりこういうのは大手にはない。
    
    私は残念ながら中国の歴史に疎いので詳しい話になるとついていけない。ただ、壮大なロマンが広がっているということはてにとって分かる。
    
    普通は茶の歴史といっても大体がヨーロッパが関係してくる前のことは簡潔にしか語られないなか、これは中国の西暦500年辺りまで遡る。
    
    何代もの皇帝が愛した茶、上質なものがあると聞くと自分の為に作らせ、運ばせる。もちろん無償で。
    その傍らで儒教や仏教と深い関わりのある茶、その仏教を通じ日本にやってきた茶、その詩的なシンプルさとのギャップは中国だけでなく世界中に広がる。
    
    そして不幸にも中国にとって最大の嗜好品であり、輸出品である。
    東インド会社がやってくる以前から、茶を売り、馬を買っていた中国は、結局茶に関するアヘン戦争によってその権威を奪い取られる。
    
    とにかくドラマチック。中国の歴史の偉大さを見せつけられる。
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    茶の話: 茶事遍路 (朝日文庫 ち 2-7)

    🔽 日本語情報 (「BOOKS」「楽天ブックス」「アマゾン」より引用) 🔽
    著:陳 舜臣
    出版社:朝日新聞出版
    ISBN:9784022558596
    判型:A5変
    ページ数:240ページ



  • 「発酵文化人類学 Fermental Cultural Anthropology」小倉ヒラク, 2017 >>

    「発酵文化人類学 Fermental Cultural Anthropology」小倉ヒラク, 2017 >>

    ★★★★★ 人間がどう発酵と共存してきたかという角度から見る本。昔の人凄い。だから不思議発見なエンターテイメント。楽しく学べる

    (English review not yet available)
    🔽 ログ 🔽
    発酵文化人類学
    Fermental Cultural Anthropology
    小倉ヒラク 2017
    Hiraku Ogura
    400ページ
    2024年2月 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    面白い。
    小難しいことだったらという不安があったけどすぐにぶっ飛んだ。

    そう、幸いにも発酵の歴史とか技術とかを学問的に掘り下げたものでなく、人間が大昔からどう発酵と共存してきたかという、一見変わった角度から見ている本。
    食品別に発酵の関係性とか。
    だから面白い。

    人は発酵と言う自然の法則にお世話になりながら料理をしている、という不思議な感覚。
    私自身も日本酒に近いところで生きてきたので何となくは知っていたけど、凄い、昔の人凄い。

    でも何千年も前からあったことなので、新しいものではない。
    ただ、いまの私達がそのすごさを科学と技術をもって再発見というか裏付けしているというだけ。


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    発酵文化人類学
    発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ (角川文庫)


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    著:小倉 ヒラク
    出版社:KADOKAWA
    ISBN:9784041092910
    判型:文庫
    ページ数:400ページ



  • 「教養としての茶道」竹田理絵, 2021 >>

    「教養としての茶道」竹田理絵, 2021 >>

    ★★★☆☆ タイトルの通り日本のビジネスマンが知っておくべきものとしての茶道。ただしエリート層と対話するという前提が重要。
    これらを覚えれば茶道について日本好きエリート外国とも安心して会話ができる
    (English review not yet available)
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    教養としての茶道
    竹田理絵 2021
    211 ページ
    2025年5月読了
    🔽こんな人、ときにおすすめ🔽
    仕事などで自分の意思とは別のところで日本文化を紹介することになった人、これを丸暗記でいけます
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    世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道 [ 竹田 理絵 ]
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    世界のビジネスエリートが知っている、というサブタイトルとメインタイトルの通り、日本のビジネスマンが知っておくべきものとしての茶道。
    ただし、エリート層と対話するという前提が重要。

    海外の人はこんなにも日本に憧れているんだから日本人として知っておきましょうという雰囲気はちょっと古い気もするけど、実際にそうなんだから仕方がない。エリート層でない場合は日本をディズニーランドのような夢の国と思ってるのも事実。
    いずれにしろ、海外に出るときは自国の事は知っておくべき。

    この本は少し古いので触れていないけれど、今の世界の抹茶ブームはヨロシクナイくらいに盛り上がってるので、matchaというものは「甘みたっぷりの抹茶ラテ。しかも日本産は高いから別の国の抹茶、多分しかも臼で引いていない偽物をベースに、しかも牛乳じゃないミルクで飲むドリンク」が抹茶だという認識が主流ということも忘れずに。
    私はそのレベルからの話を何百回と繰り返す人生です。

    日本の茶道に憧れてお茶というアジアの文化に近寄ってきたヨーロッパ人、何百年も前から変わらずと茶道は憧れてあり、超ニッポンな、どニッポンな文化。
    実際にここに書いてあることを覚えれば茶道についてエリート外国人とも安心して会話できる。
    
    
    
    
    
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    世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道 [ 竹田 理絵 ]




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    世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道



    🔽 日本語情報 (「BOOKS」「楽天ブックス」他より引用) 🔽
    著:竹田 理絵
    出版社:自由国民社
    ISBN:9784426127299
    判型:4-6
    ページ数:240ページ