『乳と卵』 川上未映子, 2008年 感想 | 女性の普通というタブー 

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乳と卵
川上未映子, 2008
144 ページ
2020.05 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽

こんな作品は他にない。

女3人の3日間。
女であること、というテーマから、具体的に性的なツールになる胸、生殖のツールになる卵子、その過程である生理、女同士を見る事、見られる事。
男の役割はなんなのか。
そういう実は日常茶飯事だけど、タブーになる女性の普通を、不思議な文章で表す。
読みにくい長文と入り混じる大阪弁。

本には実は2作品が収められていて、もうひとつの方は繰り返す日常の中で女性が抱く淡い希望について。

二作品とも地に足がついていて、日常の真実を語っていて、テーマや物語は鋭いのに、文体は優しく温かい。さすが芥川賞。

世界中でファンが多い著者、私もロンドンで知って日本語で読む機会を待っていました。
🔽 関連ページ 🔽
English review
"Breasts and Eggs" Mieko Kawakami (2008) Review | Women's normality, society's taboo
tag 女性主体
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