『ジェーン・エア』 シャーロット・ブロンテ, 1847 感想 | ノーという女性 >>

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タイトル
シャーロット・ブロンテ, 1847
Jane Eyre
Charlotte Bronte
2026.01 読了
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古典って避けてしまう傾向にあるけど、実はエンターテイメント性が高いものが多いんですよね。
まあ、だからこそ何世紀も愛されるわけですが。

この本もそう。
ドロドロのメロドラマもあればロマンスもある。
強い女性像のイメージがあったのでロマンス要素に関しては想像以上だった。
一人の女性の惨めな子供時代を経て自らの手で這い上がる成長物語であり、フェミニズム満載であり、宗教の問題も、ちょっと怖めのゴシックでもあり、階級社会、人種、植民地主義などなど当時のイギリスにとっての社会的なテーマが盛り沢山。

そして当時の批判は目に浮かぶよう。
家父長制に服従しない女?男にノーという女?地位もなく地味な見た目のくせに?なんということでしょう。

もちろん今日の社会では見方は変わる(といってもいまだに女のくせにという意見は無きにしも非ず)。
彼女は男性にただ単に宝石やきれいな服を浴びるように与えられる人生は送りたくない。
自分も対等に貢献できると確信できる日まで彼女は愛する人をも拒否し続ける。

あと「屋根裏部屋の狂気の女」もとっても興味深い。
当時の差別主義が隠さずに描かれており、混血の人間、黒人であるこの女は理性がなく暴力的で、高貴な白人の文明から遠ざけなければいけない。
そしてジェーン本人はあまり怖がっても憎んでもいないというところも気になる。
この辺りは本が出ているそうなので、いつか。

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