『ダロウェイ夫人』ヴァージニア・ウルフ, 1925年 感想 | 壊れる寸前の意識の流れ

🔽 基本情報 🔽
ダロウェイ夫人
ヴァージニア・ウルフ, 1925
Mrs. Dalloway
Virginia Woolf
イギリス
240 pages
2024.10 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
初のヴァージニア・ウルフ。

確かに簡単な本ではない。
一日の出来事だけを追うんだけど、外側ではイギリスらしいお上品な行動が起こりつつも、主人公を含め彼らの頭の中ではものすごくたくさんのことが起こっている。
本当は何を考えているのか、何を思い出しているのか。
「意識の流れ」というやつだそうですべてが内面に向かっていて、流れは止まらない。

(ちょっとネタバレです。100年前の小説なのでもう知られているとは思いますが)
主人公クラリッサはギリギリの精神状態、自分の義務と希望の間でもなんとか一日を過ごそうとする。
一方、知人セプティムスは、別のところでついに精神をやられてしまうが、そのことがクラリッサにも影響を及ぼす。
遠くで起こっている死、その死へと向かう彼の道のり。
その日の一日の出来事としては全くもって無関係なのに、不思議なことに意識の中ではしっかりと絡み合っている。
そのギリギリのところの意識の描写がすごい。

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English review
"Mrs. Dalloway" Virginia Woolf (1925) Review | Stream of consciousness
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