「子供の未来を変えるお母さんの教室」 吉野加容子 2018 >>

★★★★☆ この系統は読んでるけど、これは「お母さんの」と限定している。日本の場合は特に強烈にお母さんが一人で育児して当然という空気。社会が改善されるまで、子どもを守るお母さんたちを守ってください。
🔽 基本情報 🔽
子供の未来を変えるお母さんの教室
吉野加容子 2018
Kayoko Yoshino
224 pages
2024.09
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
全体の内容としては今川ホルンさんの本と同じ。
それもそのはず、今川さんはこの著者の脳発達の研究によって考え方を変え、脳に働く方法で、子供にも家族にも優しいしかも効果のある方法を自閉症のケース限定で伝授するから。
こっちの本は自閉症だけでなく、発達障害色々とグレーゾーンの子にも、もっと言えばどんな子にも効くという。

なので内容は「おうち療育」と違わないんだけど、こっちで気になるのは「お母さんの」と限定している点。
つまりはなんだかんだ言って、誰よりも、父親よりも、母親の方が本当にプラクティカルに興味を持っているという現実。
もっというと父親は幻想のなかで自分勝手にもがいていることが多い。
日本の場合は特に強烈にお母さんが一人で育児して当然という社会なので、お母さんのプレッシャーとストレスが半端ない。
そのお母さんと子供を、社会からだけでなく家族や夫からも精神面で守るという意味合いもこもってる。
日本社会も変化しているとは言え、働いていようが、子どもに障害があろうが一般的に女が子育てをするのが当たり前、という空気がなくならない日本。
だから「お母さんの」と題名が限定されるというヨーロッパではありえない現象が起こる。そしてその需要はなくならない。
社会が改善されるまで、子どもを守るお母さんたちを守ってください。
また違った苦労を強いられている、子供を守るお父さんも守ってください。
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【発達障害とグレーゾーン】子どもの未来を変えるお母さんの教室



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