『一次元の挿し木』 松下龍之介, 2025 感想 | 壮大でありえなくても面白い

🔽 基本情報 🔽
一次元の挿し木
松下龍之介 2025
256 pages
2025.08

🔽🔽 読書記録 🔽🔽
公募小説新人賞の作品とは知らなかった。しかも大賞じゃない。
なのに安定感があって面白い。

上から目線はここまでにして、何が面白いかって、ありえないよね、と分かっているのにストーリーが面白くてテンポが良くてあっという間に読んでしまうこと。
つまり面白いと現実味があるはイコールではない。

貧乏ポスドクの小ネタに始まり、笑わない美青年という設定、健気な美少女、暇な主婦にギリシャ神話と、エンターテイメント性たっぷり。
その上であらすじが「インドの古人骨と失踪した妹のDNAが一致」という壮大なことになってる。それが全然空回りしない。

まだ若いのできっとこれから熟していくんでしょう。
東野圭吾のように理系で人間味があってしかもどんどん書いてくれれば、楽しみが増えるわ。
誰でも惹き付けられるミステリー。

🔽 関連ページ 🔽
English review
"(Labyrinth of Hortensia and Minotaur)" Ryunosuke Matsushita (2025) Review | Exciting and entertaining, most loved mystery

🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

  ●●●●● 楽天●●●●●


●●●●●アマゾン●●●●●

一次元の挿し木 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)



コメント

コメントを残す