タグ: 働くこと

  • 『日本人は日本を出ると最強になる』 吉越浩一郎, 2013年 感想 | それ以前の問題 

    『日本人は日本を出ると最強になる』 吉越浩一郎, 2013年 感想 | それ以前の問題 

    🔽 基本情報 🔽
    日本人は日本を出ると最強になる
    吉越浩一郎, 2013
    199 ページ
    2018年 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    
    留学を経験し、海外の企業で働き、外国人の配偶者のいる方ならではの視点。
    それは正に日本以外の国に住んでいれば別になんと言うこともない意見だけど、日本でのみ学び働く人にはインスピレーションになるのかもしれないけど、私が思うにはもしくは次元が違いすぎて冷めてしまうかも。
    第一それ以前に世界で働くといったって現実的に労働許可を取ること自体、やる気だけでは難しいのが現実なんですが。
    
    一番の問題といえば、残念ながらよくあるパターンなんだけど、女性はイコール妻であり、もっといえば主婦である、というニュアンスがどうしても気になる。
    あくまで日本人男性に向けた啓蒙書のようで、男が外で働くという固定観念から脱出できない人たちに向かってる。
    日本の女の役目は男の能力を十二分に発揮できるよう応援すること?
    ビジネスウーマンの例にも触れているけど、女だけが仕事と家庭の両立の綱渡りを強いられていることには特に反対意見は持たれていないよう。
    
    個人的には、まずは誰でも比較的制限のない留学はぜひとは思います。
    あと日本人は最強という自画自賛はあまりしないようがいい。
    
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  • 『コンビニ人間』 村田沙耶香, 2016年 感想 | 平凡にも狂気あり

    『コンビニ人間』 村田沙耶香, 2016年 感想 | 平凡にも狂気あり

    🔽 基本情報 🔽
    コンビニ人間
    村田沙耶香, 2016
    176 ページ
    2020.03 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    ロンドンの本屋でずっと売り上げ上位で並んでるのを見てて、やっと。
    でも例によって全く予備知識ないままだったのでちょっとびっくり。いい意味で。

    ただ単にコンビニ店員の恋愛ものと思ったら、確かにそれじゃあイギリスでバカ売れしない。

    平凡であり狂気に満ちている。

    結婚もせず、まともな就職もせず、子供も生まず、恋愛もせず。
    誰もが足を踏み入れそうになる、もしくは踏み入れてしまう「あちら側」の世界。
    彼女の前に正真正銘ダメ男が現れて、マニュアルを取り上げられてやっとわかる。
    そうだ、わたしはコンビニ人間であって、コンビニ人間でないとダメなんだ。

    全てがどうでもいい古倉さんのテンポが気持ちいい。
    切り返しが早く、ダメ男のダラダラな理論とのコントラストが明確で、次のページの展開が予測不可能。

    短いのでさっぱりスッキリ読める。私にとってはハッピーエンド。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review “Convenience Store Woman” Sayaka Murata (2016) Review | Ordinary yet mad
    tag 女性主体
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  • 『最高のオバハン』 林真理子, 2017 感想 | 自由な女性像

    『最高のオバハン』 林真理子, 2017 感想 | 自由な女性像

    🔽 基本情報 🔽
    最高のオバハン
    中島ハルコの恋愛相談室
    林真理子, 2017
    240 ページ
    2025.12 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    風邪だし、軽めのをどんどん読む。

    前に読んだエッセイ「運命はこうして変えなさい」がいまいちだったけど、こっちはフィクションなので林真理子節がぶっ飛んでる。

    楽しいしエンターテイメントなので深く考えずに一緒に笑う読書の仕方で。
    まあ何はなくとも、女性が自由になるにはダメ男から離れて生きるしかない。
    そのためには経済力。

    ただ率直にいうと、いや卑屈なこと言うと、日本では蔑んで自分をオバサン、オジサンと呼んだり(もちろん愛嬌とは違うレベルで)年齢を気にしすぎるし、それで笑いを誘うという感覚がどうしても気になる。
    ニュースとかでも無駄に一般人の年齢が公表されたり。そんなに他人の年齢が気になるのか。
    いやでも、それ自体はこの本とは関係ないんですよ、本は面白い。

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  • 『下町ロケット』池井戸潤, 2013年 感想 | 気持ちのいい正統派の正義

    『下町ロケット』池井戸潤, 2013年 感想 | 気持ちのいい正統派の正義

    🔽 基本情報 🔽
    下町ロケット
    池井戸潤, 2013
    Jun Ikeido
    480 pages
    2025.10 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    初の池井戸潤。
    なるほど、半沢直樹は何度かみたので期待していたし、タイトルも有名。

    そして、期待の上を飛んでいく面白さ。
    銀行とか、中小企業、大企業という彼のストーリーのキーワードに続き、男たちの夢とプライドというのもしっかりとある。
    善悪もはっきりしていて、善が勝つと分かっていても、ハラハラな展開、でもその都度彼らのチームとしての力が大きくなる。

    物語の流れとしてここまできちんと正統派なのに正義が勝つって分かってるのに心配で心配で、最後は誰もが、うん、よかった!と言える、元気になる一冊。

    読み始めたら最後、夜更かし決定です。
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  • 『九州バカ 地元創生企業論』 村岡浩司 2018年 感想 | 地域密着型

    『九州バカ 地元創生企業論』 村岡浩司 2018年 感想 | 地域密着型

    ★★★☆☆ 著者の半生とどうやって地元というキーワードでビジネスを展開したかというお話で、地元密着型のビジネスを始めたい人は軽く読める本。ただし本の情報自体はすでに古い
    🔽 基本情報 🔽
    九州バカ 地元創生企業論
    村岡浩司 2018
    557 pages
    2024.11 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    タイトルだけで選んだと思う。ずっと読まずにいたけど手にとってみる。

    基本はこの村岡氏の半生とどうやって地元というキーワードでビジネスを展開したかというお話で、地元密着型のビジネスを始めたい人は軽く読める本。
    イメージは私がかつでやりたい願っていたものと近く、九州というキーワードで国外をみるというテーマ。寧ろ東京や日本国内はついで。
    ただこれは九州にすんでいないと難しい。

    回りの人のために走り回るというイメージも理想に近い、本としては所々に入る村岡さん万歳なコメントはちょっとネガティブに写ってしまうけど、自分一人の成功じゃないんだということなんでしょう。
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    九州バカ 世界とつながる地元創生起業論


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  • 『ポリー氏の人生』H.G.ウェルズ, 1910年 感想 | 人生終わらせるつもりが始まった

    『ポリー氏の人生』H.G.ウェルズ, 1910年 感想 | 人生終わらせるつもりが始まった

    🔽 基本情報 🔽
    The History of Mr. Polly
    H. G. Wells, 1910
    Herbert George Wells
    ポリー氏の人生
    H.G.ウェルズ
    アメリカ
    318 pages
    2024.10 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    ミッドライフクライシス、中年の危機、日本語では第二の思春期とも言うんですか。
    まさに人生におけるその数年の葛藤を描いた一冊。
    しかも著者は「SFの父」や「SFの巨人」と呼ばれ、しかも晩年は国際連盟の樹立を提唱したりと幅広く活躍した人物、そこ彼の描く中年の危機のストーリー。

    人生の半ば、多くの人は自分の人生は面白くはない、大したことはないと思う。
    特に大きな選択などもしなくても物事は決まっていき、全部が嫌になる。
    変わりたい、そう思ってももう体力的にも精神的にも疲れていて、もう終わりにしたい…と思ったら!そこで人生がスタートするんです。

    最初の方は読んでいてもダラダラとした感じで当に主人公の人生そのもの。
    でも「もう全部終わりにしたい」からが文章も楽しさやワクワク感が出てきて、いつも観ていた風景にちょっと感動したりそんな些細なことに喜びを感じ、満足感や静かな幸せをきちんと感じ取れるようになる。
    だからそういう面白くない箇所もあっていい。
    人生は先は見えないもので、大概の場合は最後にちゃんと満足できる。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "The History of Mr. Polly" H. G. Wells(1910) Review | Life started late

    前に読んだ中年の危機の本
    “Midlife crisis” Kieran Setiya, 2017 / (中年の危機への哲学的な対応)>>
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     mr polly
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  • 『働く男』 星野源, 2015年 感想 | 働くエネルギーに溢れている

    『働く男』 星野源, 2015年 感想 | 働くエネルギーに溢れている

    ★★★★☆  日本にいない私ですら何でも屋さんとして彼を知っている星野源のエッセイ集。面白い。働くエネルギーに溢れているときは精一杯働けばいい、ただ、そうじゃないときは落ち着いててもいい。
    
    
    
    
    
    🔽 基本情報 🔽
    働く男
    星野源, 2015
    Gen Hoshino
    256 pages
    2024.07
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    2010年辺りのいろんなエッセイ集をまとめたものらしいけれど、日本にいない私ですら、何でも屋さんとして彼を知っている。
    そして、型にはまらないとても珍しい人間として。

    表現が好きで、学生時代にたまっていったインプットがどんとアウトプットされているのか、しかもアングラなのにメジャーで、完全にお茶の間のスター。
    好きなことをするためにとことん努力する。その姿勢。

    20代はひたすら働いたんでしょう。
    はじめに、に書いてある2015年当時は病気も乗り越え今はそういう脅迫感はないと。
    結局何事もタイミングなわけで、働くエネルギーに溢れているときは精一杯働けばいい、ただ、そうじゃないときは落ち着いててもいい。

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  • 『ちょっと今から仕事やめてくる』 北川恵海, 2015年 | 辞めても人生終わらない

    『ちょっと今から仕事やめてくる』 北川恵海, 2015年 | 辞めても人生終わらない

    ★★★★☆  軽くさらっと読めるかと思ったら、ちょっとミステリーっぽくなるわ、ゴーストものなのかと思いきや、泣けてくるし、想像以上にグッとくる。ほんと、仕事辞めたって人生は終わらない。
    
    
    
    
    
    🔽 基本情報 🔽
    ちょっと今から仕事やめてくる
    北川恵海 2015
    258 pages
    2024.07
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    軽くさらっと読めるかと思ったら、ちょっとミステリーっぽくなるわ、ゴーストものなのかと思いきや、泣けてくるし、想像以上にグッと来る。

    つまり、みんな仕事がきつい。
    ひどい環境にいる人を探せばキリがなくて、絶望の縁にいる人は特に日本では多い。
    真面目に無理して頑張ることが偉くて、その悪循環にはまってしまうと全てが悪になり自分自身を責める。
    つくづく日本の会社員にはなれないと思うけど、日本の若い人が読むとスッキリするはず。
    でも最近のgen zなら大丈夫かも。仕事辞めたって人生は終わらない。
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    ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)



  • 『何様』 朝井リョウ, 2012年 感想 | 真面目で不器用で滑稽な人たち

    『何様』 朝井リョウ, 2012年 感想 | 真面目で不器用で滑稽な人たち

    🔽 ログ 🔽
    何様
    朝井リョウ 2012
    Ryo Asai
    416ページ
    2025年3月 読了
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    🔽🔽読書記録🔽🔽
    初の朝井リョウ。
    貰い物なのでなにも知らずだったけど、6つの物語の短編集。
    前作の何者というのがあるようなので順番は間違えたのかも。

    今時の就職についてがメインで、就職したばかりだったり、大学生だったり、就職セミナーの講師だったり。最初のは高校最後のストーリーだけど、ここも大きな変化のなかのできごと、という共通点。
    こういう人、いるよね、という感じの普通の人たちの葛藤。

    最初の高校生のラブストーリーは新鮮だった。二つ目のゆらゆら揺れまくってる、姉の代わりのアパートシェアをする人を探す女の子には呆れるけど、いる、こういう人。
    真面目すぎて不器用で滑稽な人たちのストーリー。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    “Nanisama” Ryo Asai (2012) Review | Unintentionally funny
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    何様 (新潮文庫) [ 朝井 リョウ ]



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