
「母と娘」
いい母といい娘、近すぎて苦しい関係
選んで気づいたけど、三冊とも日本の本ではないのに日本とその歴史に関係する本。
故郷の長崎での出会いを想う母、在日コリアンとして家族を支える母、日本の植民地インドネシアで売春婦として生き抜いた母。
そして彼女たちの娘たち。強い。
1.カズオ•イシグロ
遠い山なみの光, 1982
A Pale View of Hills
Kazuo Ishiguro
183 ページ (英語)
【おすすめポイント】
故郷長崎の戦時中に出会った女性と娘を想う悦子。戦争の空しさと苦しみ。女たちの過去、未来、後悔。終わらない母の苦しみと降り積もる娘の苦しみの物語。
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2.パチンコ
ミン・ジン・リー, 2017
Pachinko
Min Jin Lee
512 ページ (英語)
【おすすめポイント】
1910年の韓国から日本に渡った女性。在日コリアンとしての彼女の人生で絶えることなく続く苦労と小さな幸せと愛。母から娘へ続く生き方。人生はパチンコの如く。
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3.美は傷
エカ•クルニアワン, 2002
Beauty is a wound
Cantik Itu Luka
Eka Kurniawan
480 pages (英語)
【おすすめポイント】
インドネシア。この地に宿る魂の苦しみ、植民地としての過去、蔑ろにされる女性の尊厳、生きていくための手段。暴力と愛と呪い。最後の望みは醜く生まれてくれた娘。強く生きる女たちの壮大な物語。
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【関連ページ】
『遠い山なみの光』 カズオ•イシグロ, 1982年 感想 | 普通の人の嫌味や僅かな悪意
『パチンコ』 ミン・ジン・リー, 2017 感想 | 韓国から日本へ
『美は傷』 エカ•クルニアワン, 2002年 感想 | その地に宿る魂の苦しみ


































































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ワイルド・ソウル(上)(新潮文庫)











































