★★★★☆ うち2作は神話のドロドロさを語っていて、それと物語と何が関係あるんだろうと思わせておいて、という流れ。短編集だから短い故のテンポの良さもあり、全て読み終わると後味の悪い感じでやっぱり読みごたえがある。
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火神被殺
松本清張, 1973
298 ページ
2025.11 読了
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5つの作品を含む短編集。
表題作「火神被殺」ともう一作品を「神の里事件」は古代史というか神話がベース。
神話のドロドロさを語っていて、それと物語と何が関係あるんだろう、と思わせておいて、という流れ。
神の里は新興宗教についてでもある。
ほかの作品は、松本清張得意の悪い奴らを中心とした短編集。
どれも男と女のドロドロドラマ。
短編集だし、とてつもなく面白いといわないにしても、短い故のテンポの良さもあり、全て読み終わると後味の悪い感じでやっぱり読みごたえがある。
(かしんひさつ)
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新装版 火神被殺 (文春文庫)

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