『(また恋におちる) 』ラスキン・ボンド 2013年 | 感想 | まるで夢だったように

🔽 基本情報 🔽
Falling in love again
Ruskin Bond, 2013
(また恋におちる)
ラスキン・ボンド
197 pages
2023.04 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
インド生まれ、インド育ち、でもイギリス系白人の作家、ラスキン・ボンド氏。
2025年の今年91歳になったインドでも最も重要な作家の一人。
人種なんか関係ないというのは簡単だけど、運命はそう安易ではない。

さてこの本は恋愛に関するショートストーリーを集めたもので、彼は17歳の頃から書いているけれど、いろんな時期に書かれたものが集められていて興味深い。
ただ単に違う時代に書かれたから違う雰囲気、というわけではなく、彼の物語には繰り返し表される表現や風景がある。
主人公の名前が著者と同じラスキンやラスキーだったり、ロケーションも彼の故郷ヒマチャルプラデシュであることが多いので、彼の少年時代や思い出とは切っても切り離されないはず。
それだけじゃなく、同じセリフが出てきたり、同じ列車の路線に乗っていたり、違う女の子に同じ名前が繰り返されたり。

ストーリー自体はみなほろ苦いストーリーが多く、恋愛とはまだ言えない段階であったり、何かが始まる前に失恋したり、まるで夢だったかのように、彼が恋をした女の子はふっと消えていく。

日本ではあまり作品が出ていないのが残念ですがぜひ探してみてください。
でも彼の本は子どもにも読まれるように書いてあるので、英語でも比較的簡単な表現で書かれています。


🔽 関連ページ 🔽
English review
“Falling in love again” Ruskin Bond (2013) Review | Maybe it was a dream

彼が17歳で書いた作品The Room on the Roofはこちら
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(彼の作品は日本ではこれが手に取りやすいようです)

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Falling in Love Again: Stories of Love and Romance (English Edition)


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