『ババヤガの夜』 王谷晶, 2020年 感想 | 爆発する新しい世界に踏み込む

🔽 基本情報 🔽
ババヤガの夜
王谷晶, 2020
208 pages
2025.10 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
噂通りにバイオレンス爆発、アクション爆発、シスターフッド爆発。

女性が主人公でここまでスッキリと細かく暴力的なのは他に読んだことない。
ヤクザものもどうしても女性は弱い立場か、悪女か、トラウマがあるか(つまり可哀想にこの女はだから暴力に走ったんだね、という言い訳つき)、または無駄に男っぽいかになる。そう、典型的な「女嫌い」男尊女卑になってしまうところを、これは違う。
依子は非常に暴力的なでありながら、きちんと堂々と一人の女性であるということがすてき。

女性は揃いも揃って弱い女、もしくは悪い女、男性目線でよしよし、とされるそんな小説も物語ももういらない。
女同士の強い絆、シスターフッド sisterhood。
主人公が自分の足で、腕で、憧れの存在に近づくかっこよさ。

いやー、これをただのバイオレンス小説と読まないで、もったいない。
エンターテイメントに徹していながら新しい世界に踏み込んでいく、大事な一冊。

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English review
"The Night of Baba Yaga" Akira Otani (2020) Review | Sisterhood and violence
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