タグ: 仏教

  • 『密教』 松長有慶, 1989年 感想 | 合理性を求めない真理の歴史

    『密教』 松長有慶, 1989年 感想 | 合理性を求めない真理の歴史

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    「現実世界の時間•空間を越えたあるもの、聖なるもの、神秘的体験の秘密の世界は、経典の中で、非合理的な神話的な手法によってかろうじて現実化されている。」

    密教が一番自分にとっては、これだけは分かりそうもない、と勝手に思ってた宗派。

    密教はつまりは上記の通りで合理性を求めない、さらには真理を人格化する。
    合理性は重要じゃないけれど、その教義が言葉や文字で伝えられないから師匠の存在が重要になり、つまり伝承の正当性が最重要になるんですね。

    この本はその伝承の流れをインド、中国、日本と非常に詳しく説明されているので初心者には難しすぎた。
    理解どうこうというより、聞いたこともない名前や漢字20字の経典がどんどん出てきてしかもサンスクリットの漢訳の日本版、とややこしさが重なっていく。
    しかも合理性を重視しないということは、神話と化していて年代に辻褄が合わなかったり、造り上げられた出来事も時代や地域によって違ってたり、そういうのを行き来するので付いていくのが難しい。

    現代社会ではそういう宗派は多くの信者はいないだろうけど、その大切さも分かる。
    目に見える曼陀羅や大日如来の姿に安心するし祈りの対象に適しているのは当然。

    ただこの本は教義の内容ではなく、あくまでその密教史を掘り下げるものです。
    すでに仏教や密教の知識のある人がより楽しめると思う。
    あと、この本は何度かリニューアルしているのでリンクの新しいバージョンをぜひ。
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    『日本仏教史』 末木文美士, 1992年 感想 | 仏陀の教えをローカライズ

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    https://akapannotes.com/2026/02/17/%e3%80%8e%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bb%8f%e6%95%99%e5%8f%b2%e3%80%8f-%e6%9c%ab%e6%9c%a8%e6%96%87%e7%be%8e%e5%a3%ab-1992%e5%b9%b4-%e6%84%9f%e6%83%b3-%e4%bb%8f%e9%99%80%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88%e3%82%92/
    密教 インドから日本への伝承 (中公文庫BIBLIO)


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  • 『歎異抄をひらく』 高森顕徹, 2018年 感想 | 他力の本来の意味 

    『歎異抄をひらく』 高森顕徹, 2018年 感想 | 他力の本来の意味 

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    歎異抄の原文と解説をのせたもので、ネットを見てても解説書のなかでも一番おすすめとあった。
    この直前に読んだ「超越と実存」に浄土系の仏教の背景や法然と親鸞の教えの違いも書かれていたので比較的スムーズに入れた。
    というわけで私が勘違いしていた点は入門書ではない、予備知識がないと難しく感じるかも。

    他力の本来の意味、つまり「阿弥陀さまによって自分は信じされてもらっている」とでもいうか、もうそこには自分の意思はゼロという感覚が、一般的に言われている説明と違っていてここでやっと納得。
    阿弥陀さまの本願を信じる、ではない、そこにはまだ自分がある、それでは自力になる。
    「超越と実存」の方であった言い方で、親鸞は法然の教えに賭けてみた、とあり、ここでその意味が分かってきた。

    「私は信じる、私は信じない」越えた、計算のない100%完全な信頼。
    このロジックで悪人正機のことも、やっと分かった。
    自分はちゃんと信じているんだろうかと不安になる心が大きいほど救いの感動も大きいというロジックにもなるほどと思える。

    信じるものは救われる、と良くいうけど、信じるという概念のなかに「自分」をいれない。
    その「信じる」は、簡単に見えるけど変な知恵がついてしまうととてつもなく難しい。

    あと、この本のいいところはふりがなが多く難しい単語は説明がついている、そしてなにより文字が大きい。
    小さな文字が読みづらい年配の読者を考慮してあり、さすが。
    こういう大きめフォントの本は多いのかな、初めて読んだけど本離れ対策では大事ですね。
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    超越と実存
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    歎異抄をひらく
    歎異抄をひらく


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    歎異抄をひらく [ 高森顕徹 ]
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  • 『超越と実存』 南直哉, 2018年 感想 | やっぱり圧倒的な一冊 

    『超越と実存』 南直哉, 2018年 感想 | やっぱり圧倒的な一冊 

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    やっぱり圧倒的な本だった。

    仏教のもろに内部の人であるお坊さんが、ブッダを始めとした内部の偉人がどう仏教に正面から向かい合ったか、2500年間どう考えられどう言語化してきたか、そして思想としての仏教はどう変わったかという問題に全身全霊で衝突していく。

    読み終わることはできたけど私はまだそれぞれの思想は理解していない。
    ブッダ、初期仏教の偉人たち、中国仏教の思想、そしてアニミズムの地日本にやってくるという壮大な流れのなかで、掘り下げられる「私とは」「生きるとは」「悟るとは」などの問い、そして思想として発展するなかで「本覚」「唯識」「縁起」「本願」などの本来は言語化できないキーワード、そういうミッションインポッシブルを根気よくとことん掘り下げる。

    著者自身もあとがきで言うように、彼はやっぱり哲学者。
    冒頭から自分は仏教の言説を完全には信じてないと言い放つし、全ての章を通して無防備に信じないという態度が徹底している。
    曹洞宗の住職でありながら少し離れたところで正直に真面目に懸命に語られているので、こちらも誠意を込めて読む。

    ただ、とてつもなく難しい。私にとっては。
    何度もページを行き来し、眉間にシワを寄せながら、まるでマラソンを走らせられてるかのように、脳みその息が上がってる。
    でも分からない。
    例えば唯識思想とかアーラヤ識は今後本を何冊読んでも理解できるのか分からないし、本覚は分かった気にはなったけど本覚の感覚をこの自分が持ってみたらという想像もできない。

    でも、なぜいま日本にこれほどの宗派がありそれぞれ根本的な考えが違うという事態の深さはちょこっと分かった、と思う。
    今回は先に「日本仏教史」を読んでいたことが大きい。
    あれで概要を予習できていたのでどっぷり哲学的でも生き延びれた。

    しかし難しい本を読むと、難しいことの価値が身に染みる。
    いまの時代どうしても分かりやすいことの価値が喜ばれるけれど、例えばここで次から次へと出てくる形而上学的な考えは分かりやすくはできないし、そのレベルまで自分を高めるという挑戦でもある。

    もし環境が違っていれば私も阿弥陀さまにお念仏を唱える事を生活の一部にすることはありえたのか。
    自我をとことん削って坐禅をすることもありえたのか、ありえるのか。
    分からないけど、信じることができれば、その先にはきっといまの自分には見えない世界が見えるとは思う。

    最後に書いてあった通り、老師のお寺の近所に住むおばあちゃんたちにこの哲学的な本は関係ない。
    おばあちゃんたちの目の前には、月参りをしてくれるただ生身の方丈さん、お坊さんがいる、それだけ。
    そういう感覚を大事にされているのが他の本やインタビューでもよく分かるので、南老師の本は今後も読み漁ります。
    🔽 関連ページ 🔽
    『日本仏教史』 末木文美士, 1992年 感想 | 仏陀の教えをローカライズ

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    超越と実存 「無常」をめぐる仏教史

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  • 『現代坐禅講義』 藤田一照, 2012年 感想 |  坐禅のイメージが変わる 

    『現代坐禅講義』 藤田一照, 2012年 感想 |  坐禅のイメージが変わる 

    🔽🔽 読書記録 レビュー 🔽🔽

    坐禅という言葉では語れないものを、533ページに渡り真剣に正直にしっかりと語る一冊。
    この講義を読み終わると完全にイメージが変わる。

    長年アメリカでも禅を指導していた藤田老師のいう坐禅というのは、精神統一でも修行でもなくミステリアスになるのも完全否定する坐り。
    じゃあ何なのか。

    私たちが一般的に想像する坐禅のイメージを全て捨てる説得から始まる。
    決められた型じゃない、苦しむことを美化しない、神秘性を完全に取り除く。
    捨てて、手放して、何も拒まず何も掴まず、自分という意識の境界線を越える、という事がどういう事なのかを丁寧に書いてあるんだけれど、仏陀がついに悟ったのは苦行からじゃない、期待を持たずに楽な姿で坐ったからという事が腑に落ちた。

    自分のからだの仕組みを知り、自分と世界の境界線を消し、自分の力なんていうチマチマしたものじゃない自然の力を借りて坐るとき、身体は自然で楽なはずだと。

    苦しみ怒られながらする修行とは違う只管打坐。
    自分の内側からバランスを探すということだけど、でもやっぱり誰かに指導をしてもらわないと間違って自己満足になるのが怖い。

    NHK出版のほうを先に読んでいてよかった。
    あれが簡潔バージョンなので準備運動になった。


    🔽 関連ページ 🔽
    NHK出版の入門書バージョンはこちら
    『ブッダが教える愉快な生き方』 藤田一照, 2019年 感想 | 学ぶことは変わること
    tag ; 仏教
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    現代坐禅講義 只管打坐への道 (角川ソフィア文庫)
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  • 『ブッダが教える愉快な生き方』 藤田一照, 2019年 感想 | 学ぶことは変わること 

    『ブッダが教える愉快な生き方』 藤田一照, 2019年 感想 | 学ぶことは変わること 

    🔽 基本情報 🔽
    ブッダが教える愉快な生き方
    藤田一照, 2019年
    111 ページ
    2026.02 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    学ぶことは変わること、の一言に衝撃を受けた。
    小さい「自我」と、大きな根本にある「自己」。

    何事も、自分の意思ではないところの大きなものの意思で動くから、しがみついていても仕方がない。
    よく聞くことだけれど、でも確かに何度も何度も自分を言い聞かせることで結構効いてくる。
    自分の考えや感情は変わるもの、自分は感情のなかに生きているのではない。

    そういうことを、ただ単に分かりやすく書いてあるだけでなく、ロジカルな説明で書いてある。
    次に同じ著者の有名な『現代坐禅講義』を読む予習としてパーフェクトな一冊。
    読みやすいけれど、わかりやすく、深い。
    苦しむことを美化しない。

    これはやっぱり老師がアメリカで禅を教えていたことに由来すると思うけど、アメリカ人や欧米人は感覚だけでは納得しない。
    日本人なら雰囲気でわかるでしょ、ということも、そこを曖昧にするときちんとコミュニケーションが取れない。
    藤田老師のあの笑顔で優しく、でもきっぱりと語りかけられているかのような一冊。
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    tag ; 仏教
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    NHK出版 学びのきほん ブッダが教える愉快な生き方 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)
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  • 『良寛』 松本市壽, 2009年 感想 | 自然と人の間で今を生きた人禅僧

    『良寛』 松本市壽, 2009年 感想 | 自然と人の間で今を生きた人禅僧

    🔽 基本情報 🔽
    良寛 旅と人生
    松本市壽, 2009
    274 ページ
    2026.02 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    子供と手まりで遊ぶ姿が有名な江戸時代の禅僧、良寛。
    この本はストレートに彼の伝記ではなく、彼が残した多くの漢詩と和歌を通して考える彼の人柄、生きざま、そして、なによりその人間臭さを伝える。

    彼の人生のステップのそれぞれで書かれたものを一つ一つ現代語訳とともに解説。
    和歌はもちろん漢詩については私は完全に無知なので枕詞の説明の箇所などは申し訳ないけど頭に入ってこない。
    でも少しでもわかる人は2倍は楽しめます。

    まめに手紙を残した人のようで誰かにあてた詩が多い。
    人里離れて静粛な生活を送るも、その人懐こさから世話をする人や一筆書いてくれと寄ってくる人が多く、何重にも重なったその人柄が魅力。(重なる人柄で、矛盾、ではない)

    一人だから自然の季節の動きも敏感に捉え、冬の足の寒さなどの自分の体感も、待ち人は無事だろうかという心境も書き残すし、こんなぼろい家ですがあなたと一緒に飲むお酒は美味しいですね、という暖かさに溢れてる。
    その上、托鉢そっちのけで近所の子供たちと遊んだ、なんていう詩もあるほど、なんというか、今生きること実感して生きた人なんだろうなと伺える。
    🔽 関連ページ 🔽
    tag ; 仏教 
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    良寛 旅と人生 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 日本の古典)
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  • 『マイ仏教』 みうらじゅん, 2011年 感想 | 気軽に仏教もオッケー

    『マイ仏教』 みうらじゅん, 2011年 感想 | 気軽に仏教もオッケー

    🔽 基本情報 🔽
    マイ仏教
    みうらじゅん, 2011年
    192 ページ
    2026.02 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    『日本仏教史』の知的なアドベンチャーから、マイ仏教という、個人の内側を覗くかのような本へ。

    実際はみうらじゅん氐を詳しく知らないので失礼ながら彼の普段の活動も知らないのですが、仏教との関係でいうととても納得する点が多い。
    ただ私はそこまでハマってはいないんですが。

    「地獄ブームと後ろメタファー」の章には納得。
    庶民をビビらせないと宗教の力は発揮できないですよ。
    何兆年も焼かれる地獄に行きたくない、と思う人が増えれば自ずと効果が出てくる。
    地獄の話は前の「日本仏教史」にも出てきたんですが、イタリアではダンテが有名で地獄のイメージが何世紀も受け継がれているのに日本でちょっと弱いので、ダンテに対抗してそこも勉強したい。

    この本が出版されて十数年たち、彼のいうように、愛嬌のある僧侶もどんどん出てきた。
    上から目線でないお坊さんのお陰で、ツイッター上でも仏教を身近に感じられるし、ポップだったりアングラな雰囲気のお坊さんの活動もアリになってきた。
    彼だって特撮や怪獣などから仏像に渡って仏教そのものに興味を持つようになったし、そういうポップな側面から気軽に仏教に興味を持つのもオッケーなのでは。

    今後も上下関係ではなく、同じ目線のお坊さんの活躍を期待。
    🔽 関連ページ 🔽
    タグ 仏教
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    マイ仏教 (新潮新書 421)
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  • 『日本仏教史』 末木文美士, 1992年 感想 | 仏陀の教えをローカライズ

    『日本仏教史』 末木文美士, 1992年 感想 | 仏陀の教えをローカライズ

    🔽 基本情報 🔽
    日本仏教史
    思想史としてのアプローチ
    末木文美士, 1992
    412 ページ
    2026.02 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    日本にやってきた仏教が、どう「日本の仏教」になったのか。
    とにかく脳みそ刺激されまくり。
    裏表紙にもある通り、知的興奮に満ちた旅、そう、知的アドベンチャー。

    偶然手に取った本が自分の想像以上に興味のど真ん中に命中することがある。
    私は仏教に興味があるし、その考えで気分がふっと軽くなることがあるので本を読んだりするけど、祈ることもないし、どこまで信じるているかといわれたら答えに困る、だってたぶんそんなに信じてない、でも実家は仏教。

    そんな典型的日本人である私が興味を持つ理由は正にこれ、ここにじっくりと紹介されている。

    インドから、中国という強力でレベルの高いフィルターを通して日本にやってきた仏教が、オリジナル仏教とは違う形で受け入れられ生き残っている。
    なぜ。

    仏教はその時代その時代に形を変え、その都度「日本の仏教」として存在してきた。

    貴族のために祈祷を中心とした仏教、先祖を大事にしてきた古代の日本人に合う葬式仏教、ルール重視の武士に好まれた仏教、来世の概念の薄い日本人に即座にいま浄土確定のコスパのいい仏教、そして神道と仏教がどちらも文化として存在する日本。

    そういう観点から日本における仏教の江戸時代くらいまでの歴史を紹介するのがこの本。
    仏教史に詳しくない私は次々と出てくる名前や文献に唸ってしまったけれど、知らなくても大丈夫、この本が重視するのは思想史であり仏教史の暗記じゃない。

    終章で遠藤周作の『沈黙』が出てくるけど、日本という土地の特徴は結局はこれ。
    (読んで最後に納得してもらうためここでは「これ」としか書きませんよ)
    高度経済成長期の日本が既存のものを改善して発展した理由にも通じるし、仏教と神道とキリスト教をも平然と受け入れてイベント化する理由にも通じる。
    漢文システムのお陰で後々好きなように解釈できたというのも、これに拍車をかける。
    日本以外の国の人にはわかりづらいし国内外で批判だってされる。
    でも私はこれは考えようによっては日本の強みだと思う。
    仏陀の教えを「日本の仏教」に変えた強み。


    その後の明治以降の日本の仏教の流れも気になる。
    🔽 関連ページ 🔽
    tag ; 仏教
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    日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)
    日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)


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  • 『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』 松本圭介, 2011年 感想 | 心も脳内もきれいに >>

    『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』 松本圭介, 2011年 感想 | 心も脳内もきれいに >>

    🔽 基本情報 🔽
    お坊さんが教えるこころが整う掃除の本
    松本圭介, 2011
    日本
    176 ページ
    2026.01 読了
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    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    いつもポッドキャストを聞いているお坊さん松本紹圭さん、本名は圭介さん。
    東大で哲学を学んだあとインドでMBAを取得した、かなり賢く鋭い次世代の僧侶として活躍される裏には徹底した掃除が。

    本が出て10数年経っているけれど、だからといって何世紀も続くお坊さんの習慣が変わるわけないので、よく掃除の話はされているので、その基本のところがこの本。
    勝手に心の掃除に重点を置いていると勘違いしていたので思ったよりも細かく掃除のアドバイスがある。

    結局、行動を取ることで心もついてくるということなんですね、やっぱり。
    そうよね、部屋がきれいだと脳内も心もきれいになる。
    それはわかる。
    次のステップである実際の掃除が難しい。

    うちは日本式の家ではないけれど、やっぱり床を磨くなどは気にしたい。(つまり、したいだけで出来ていない)

    とりあえずは、拭く作業を増やし、ものを減らすことを当面の目標にします。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review “A monk’s Guide to a Clean House and Mind” Shoukei Matsumoto (2011) Review | Monks’ main job, cleaning
    tag 仏教
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    お坊さんが教えるこころが整う掃除の本 (お坊さんに学ぶシリーズ)


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  • 『もう、怒らない』 小池龍之介, 2012 感想 | エネルギーの無駄遣いはしない >>

    『もう、怒らない』 小池龍之介, 2012 感想 | エネルギーの無駄遣いはしない >>

    🔽 基本情報 🔽
    もう、怒らない
    小池龍之介, 2012
    182 ページ
    2025.12 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    またもや小池龍之介というお坊さんの本。
    包み込まずにストレートに書いてあり、自身の実体験からきていると分かる反省をもっての伝え方なので受け付けやすいのかも。

    それにしてもイタリアに来て仏教で心を落ち着かせるとか、いわゆる仏教系の自己啓発を読み始めたのは、年齢のせいか、それともイタリアがそこまでムカつきにまみれた国だからか。
    どっちもあるかな。
    日本もイギリス(というかロンドン)は大体のことは決められた通りに進み、みんな決められた仕事をこなし、距離感を保つ。
    イタリアは全て逆、極度の官僚主義社会だから誰もが抜け道を必死に探し、自分のために怒ること多々。怒らないと永遠に後回しにされる。

    そんな感じで、生きにくい社会の程度はそれぞれ時代や地域によって違ったにしても、2500年前から仏教によって人々が救われたのはやっぱり自分一人の力では変えられない環境のなかで自分自身を整えて、ある意味自分自身をマインドコントロールして、乗り越えていくという方法が手っ取り早く効果的だったのでしょう。

    神様がいうから人の悪口を言わない、じゃなくて、自分にとってネガティブだから人の悪口ごときににエネルギーを使わない。

    私にもいつかは、そうね、はいはい、と全てをさらっと流せる日が来るのでしょうか。

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    もう、怒らない (幻冬舎文庫)


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    もう、怒らない (幻冬舎文庫) [ 小池龍之介 ]
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  • 『ゴータマ・ブッダ』 2011 感想 | ブッダの人生を知る入門書>>

    『ゴータマ・ブッダ』 2011 感想 | ブッダの人生を知る入門書>>

    🔽 基本情報 🔽
    Gautama Buddha
    The Life and Teachings of The Awakened One
    Vishvapani Blomfield, 2011
    (ゴータマ・ブッダ)
    416 ページ
    2020.02 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    できるだけ飾らずミステリアスにならないように書かれたブッダの伝記。

    なんといっても2500年前なので順序よく語るのが難しいはずだけど、ブッダの人生を忠実に追い、当時のインドの様子もきちんと描写されている。(といってもこれまた大昔なので現実ではありえないことになる場合もある)

    経典ではなく個人としてのブッダの人生を知る入門書であり、そしてなぜあの時代のインドで仏教がスタートしたか、なぜ現代においても多くの人を魅了するのかということ、ということがよく分かる一冊。
    ただ読むのは難しかった。だって今もだけどこの時代のインドの人の名前はとても長くてしかも色んな人が出てきて誰が誰かわからなくなる。
    なので英語自体はちょっと上級者向き。

    🔽 関連ページ 🔽

    English review “Gautama Buddha” Vishvapani Blomfield (2011) Review | Intro to Buddha’s own life
    tag 仏教
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    Gautama Buddha: The Life and Teachings of The Awakened One (English Edition)


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  • 『シンプル禅生活』金嶽宗信, 2009 感想 | 坐禅、究極の癒し>>

    『シンプル禅生活』金嶽宗信, 2009 感想 | 坐禅、究極の癒し>>

    🔽 基本情報 🔽
    心とからだのサビをとる
    シンプル禅生活
    金嶽宗信 監修, 2009
    224 ページ
    2020.01 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    その通り、生活、人生に対する禅を通じたアドバイス本。
    坐禅の組み方や呼吸方、なにを念じながら坐るか、など実践的なことも。
    現代人のストレスにはやっぱり坐禅が良さそう。
    悩むよりまず座って呼吸、できることから、と自分で自分の面倒を見る、管理するという究極の癒し。
    さらっと読んでまずやってみるのが一番なんでしょう。結構具体的にかいてある。

    🔽 関連ページ 🔽
    tag 仏教
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    心とからだのサビをとる シンプル禅生活 (コスモ文庫)
    
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  • 『ボクは坊さん。』白川密成, 2010 感想 | 同じ高さから仏教を語る>>

    『ボクは坊さん。』白川密成, 2010 感想 | 同じ高さから仏教を語る>>

    🔽 基本情報 🔽
    ボクは坊さん。
    白川密成, 2010
    220 ページ
    2025.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    これは人気なはず。
    普通にある青年のエッセイとして面白いのに、ちゃんと仏教と繋がっていて、初心のお坊さんが一緒にビックリして一緒に悩む。
    今は若い人が仏教って別に悪くないんじゃない?って思う時代なのでこういう上から目線じゃない仏教もとても大事。

    もちろん年配のお坊さんの言葉も大事だけど、今の時代は共感が大切で、そのなかで、密教というちょっと摩訶不思議な世界に属する若いお坊さんが、きちんと言語化して、同じ高さから仏教のことを話す。

    この企画を糸井重里さんがピックアップしたというのもなるほど。
    生きづらい世の中だからこそ、じっくり対談する古い仏教について知りたい、寄り添ってもらいたい。
    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽
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    ボクは坊さん。

  • 『(ハイヒールを履いた僧侶) 』西村宏堂, 2022 感想 | メイクアップと仏教という使命 >>

    『(ハイヒールを履いた僧侶) 』西村宏堂, 2022 感想 | メイクアップと仏教という使命 >>

    🔽 基本情報 🔽
    This Monk Wears Heels: Be Who You Are
    Kodo Nishimura, 2022
    (ハイヒールを履いた僧侶)
    西村宏堂
    224 ページ
    2022.09 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    お坊さんでありながらメイクアップアーティストであるユニークな人物。
    ユニークで強い使命感を持った人物。

    若い人にとって大きな励みになる自己啓発の本、ゲイであろうがなかろうが、根本的なメッセージは変わらない。
    自分に自信を持って、誇りを持って。

    メイクアップは自分の美をより強めるものであり、その裏に隠れるためのものではない。
    そして仏教は真実を追求するものである。
    そういう見方で考えると、一見無関係な2つのことが同じ目的を持っていて、それこそが彼の目的、ミッション。
    🔽 関連ページ 🔽

    English review “This Monk Wears Heels” Kodo Nishimura (2022) Review | Make-up and Buddhism
    tag 仏教
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  • 『禅僧が教える心がラクになる生き方』 南直哉, 2017 感想 | ただ自分を受け入れる

    『禅僧が教える心がラクになる生き方』 南直哉, 2017 感想 | ただ自分を受け入れる

    🔽 基本情報 🔽
    禅僧が教える心がラクになる生き方
    南直哉, 2017
    284 ページ
    2025.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    必要以上に苦しまずに生きるための知恵。

    最終的には仏教の教えは生きる知恵であると思う。
    無駄に悩まない、無駄に信じない、ただ自分を受け入れる。

    心をラクにするには、自意識をなくす、どうせ自分はたまたま生まれて間違いなく死ぬんだから、と受け入れる。
    辛いことは乗り越えようとしなくていい。
    難しいけれど、ずっとそう思っているとちょっとづつ受け入れられるようになる。
    つまり、考えずに感覚の中に落とし込んでしまう。
    例えばこの本を定期的に読むと徐々に受け入れられるようになる、ラクになる、ということだと思う。

    テンプルモーニングのポッドキャストでゲストとしてお話しされていたときに、その強烈なお人柄にビックリして今回日本でいくつか本を入手。
    おまけとして坐禅指導が付いてます。すごいおまけ。
    子供がいないときにみてみよう。


    いくつか心に残った箇所を書き出し


    「もし、どんなことも自分で決められると思っているのだとしたら、その認識は根本的に甘いと言えます。自分という存在は、一定の条件の中でしか成立していません。条件が変われば状況が変わり、その決断は通用しなくなります。」

    「後悔を抱えたまま生きればいいと私は思うのです。するとそのうち、その後悔の中に、意味を発見するときが来ます。」

    「悲しみから立ち直れないのであれば、無理して立ち直ることなどありません」

    🔽 関連ページ 🔽
    English review “It’s Okay Not to Look for the Meaning of Life” Jikisai Minami (2017) Review | Live YOUR life
    タグ: 仏教
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  • 『老師と少年』 南直哉, 2006年 感想 | 自分とは何か

    『老師と少年』 南直哉, 2006年 感想 | 自分とは何か

    🔽 基本情報 🔽
    老師と少年
    南直哉, 2006
    Jikisai Minami
    120 ページ
    2025.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    永平寺で20年修行した曹洞宗のお坊さん、というか、老師。
    テンプルモーニングのポッドキャストで知ったあと、そのお人柄にビックリしていくつか本を入手した中のひとつ。

    自分とは何か、生とは死とはなにか、と少年が老師に色々と聞く、というお話なんだけど、老師は答えをくれるわけではない。
    でもそれが答えなのである。

    こんなに短くて文章も易しいのに、読者の心の、頭の深いところに直接、優しく語りかけてくる。
    気付いていないだけで君は一人じゃない、というところもいい。
    これは何度も開く本になりそう。


    中でも好きだった箇所を二つ。

    「では、『本当の自分』をさがす人はただ愚かなだけですか?」
    「そうだ。しかし、愚かさでしか開けない道もある」

    「『本当の何か』は、見つかったとたんに『嘘』になる。」
    🔽 関連ページ 🔽
    タグ: 仏教
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  • 『池上彰と考える、仏教ってなんですか?』 池上彰, 2012年 感想 | ダライラマとの会談も >>

    『池上彰と考える、仏教ってなんですか?』 池上彰, 2012年 感想 | ダライラマとの会談も >>

    🔽 基本情報 🔽
    池上彰と考える、仏教ってなんですか?
    池上彰, 2012
    Akira Ikegami
    167 ページ
    2023.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    やっぱり池上彰さん、非常に分かりやすい。
    仏教とは一体なんなのか、そして日本人にとってなんなのか。
    そこから始まる。

    軽く全体的な解説があり、ダラムサラでのダライラマとの会談がほぼメイン。
    会談の箇所は当然興味深いけれど、これからの日本人はどうするかと言う点が重要。

    つい最近までそれは気恥ずかしいことで日本では避けられていたけれど、人にやさしくすること、思いやりを持つことを堂々とできるいまに生きる私達、今の社会では誰だって他人を想うという根本的なことができる。
    だから仏教徒でなくとも仏教が目指そうとする形で生きていける。

    そして、ダライ・ラマ曰く日本社会で仏教が遠ざかっているのは、日本の仏教自体が劣っているのではなく、人々が勉強不足だから。
    仏教とは勉強を続ける事でもあるんだから、と。

    難しい内容ではないのに、勉強になります。
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  • 『知っておきたい日本の仏教』ムック編集部, 2014年 感想  | 手引きとして >>

    『知っておきたい日本の仏教』ムック編集部, 2014年 感想 | 手引きとして >>

    🔽 基本情報 🔽
    知っておきたい日本の仏教
    エイ出版社の実用ムック
    ムック編集部, 2014
    122 ページ
    2023.11 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    日本の仏教の宗派の違いなどが簡潔に分かりやすく書いてある。
    それぞれの本山の住所なども。

    日本における仏教について手短にかいてあり、あくまで概要や宗派の大まかな違い、規模などをざっとみるもので、仏教について深く知るための本ではないので注意。

    後々も手引きとして使える。
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    知っておきたい日本の仏教 エイ出版社の実用ムック


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  • 『考えない練習』 小池龍之介, 2012年 感想 | 実践的な練習方法

    『考えない練習』 小池龍之介, 2012年 感想 | 実践的な練習方法

    🔽 基本情報 🔽
    考えない練習, 2012
    小池龍之介
    272 ページ
    2025.10 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    また変わり者のお坊さんの本。
    前に読んだ「こだわらない練習」と同じよう、実践的で具体的な練習方法があり面白い。
    仏教となると精神論かな、と構えてしまうけど、その逆というか、嫌な感じの理由や根元や何だろうと考えるんじゃなくて、そこに集中しないように意識をずらそうという話。

    例えば、嫌な音に嫌悪感を感じるのではなく、その音から意識をずらす。
    そのためには練習として普段からわずかな音にも注意を向ける。
    頭の中で考えるだけでなく、耳を使い、目を使い、考えるのでなく五感を駆使する。

    個人的には親切の話が面白かった。
    まさに、小さな親切大きなお世話。
    最後の脳研究者との対談も、仏教の自己を見つめるという観念と脳からの命令を見つめるということも、興味深い。

    結局回りを変えることも自分の脳をコントロールすることもできないんだから、集中する点を変えるしかない、自分のために。
    そしてそれは普段から練習できる。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    “The Practice of Not Thinking” Ryunosuke Koike (2012) Review | Practical advices
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  • 『The First Principle, Talks on Zen』オショー・ラジニーシ 1981年 感想 | 噂話のレベル

    『The First Principle, Talks on Zen』オショー・ラジニーシ 1981年 感想 | 噂話のレベル

    🔽 基本情報 🔽
    The First Principle
    Talks on Zen
    Osho, 1981
    (第一原則 禅について)
    オショー・ラジニーシ
    288 pages
    2023.04 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    このすぐ前に読んだOshoのThe Book of Manよりもっと苦痛だった。
    スピーチなどを集めたもので、読むというより聞くためのものだっただろうけれど、どっちみち私の好みではない。

    「私が聞いた話では」ばかりが集められていて、面白いというか噂話のレベルでしかないというか、人の注意を引くためにこなれたジョークをとばす、というのが全体的な印象。

    昔からある、古代から守られてきた宗教や習慣がお気に召さないようで、というか憎いようで極度に批判する。
    つまりカルトでありヒッピーカルチャーである。

    もう2冊も彼の本を読んだので、もう他は読まないでもいいですか…

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    “The First Principle, Talks on Zen” Osho (1981) Review | Sounds like just gossips

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    The First Principle: Talks On Zen


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  • 『ただ坐る』 ネルケ無方, 2012 感想 | ドイツ人僧侶のまっすぐな坐禅

    『ただ坐る』 ネルケ無方, 2012 感想 | ドイツ人僧侶のまっすぐな坐禅

    ★★★★☆ 著者のドイツ人僧侶自身が納得するまで自分に厳しく答えを追求した本来のオーソドックスな禅の姿。自他認める屁理屈な著者。だからこそのまっすぐな坐禅に日本人も学ぶ。
    🔽 基本情報 🔽
    ただ坐る ~生きる自信が湧く 一日15分坐禅~
    ネルケ無方 2012
    Noelke Muho
    273 pages
    2024.09
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    ふつうポピュラーな仏教の教えみたいな本は、優しくてありがたい感じであったり、応援してくれる感じがある。
    この本は、かなり厳しい。特に日本人にたいして厳しい。

    著者のドイツ人僧侶も自分でいう通り屁理屈で納得するまで自分に厳しく答えを追求し、禅の本来の姿、坐禅の本来の姿、オーソドックスな姿を追求する。
    そして、読者にも同じ気持ちで臨むように促す。

    さすがヨーロッパ人、「経典にかいてあるから」だけの説明では納得しない。
    その代わり禅の教本を読者も納得するレベルまで噛み砕いてくれる。
    坐禅のやり方も、曖昧なところであってもできるだけ細かく方法論として説明されている。
    禅は生活の軸は坐禅であるけれど、坐禅だけでなく調理担当の心構えも意外と詳しくかかれている。
    🔽 買えるところ 🔽

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  • 「代表的日本人」 内村鑑三 鈴木範久 訳, 1908, 1995年 感想 | 当時の日本から西洋に挑戦

    「代表的日本人」 内村鑑三 鈴木範久 訳, 1908, 1995年 感想 | 当時の日本から西洋に挑戦

    🔽基本情報🔽
    代表的日本人
    内村鑑三 1908
    "Representative men of Japan" from Japan and the Japanese 
    Kanzo Uchimura, 1894 and 1908
    鈴木範久 訳 1995
    256 pages
    2024年4月 読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    元々は1894年に日本を紹介する本、Japan and the Japaneseとして英語で書かれ、1908年にRepresentative men of Japanとして再度世に出て、それが新しく日本語訳されたもの。
    という前置きだけで、いかにナショナリスティックかが分かる。

    圧倒的に押し寄せる西洋文化にはばかり、日本人だって素晴らしいんだということを伝える為の本。

    確かに内容も、著者の主観的な部分が多く、どの章もまず日本のその分野の紹介から始まり、それぞれの人物がどうして日本人らしくて素晴らしいかを語る。
    最初の西郷隆盛の征韓論の正しさを訴えるようなのが気になったけど、あとがきによると、内村鑑三本人は日露戦争をもって反戦主義になったとのことで、西郷隆盛の数ヵ所はその名残のよう。

    5人について学ぶところもあるけれど、それよりも、著者がどういう姿勢でこの書をもってヨーロッパと対等になろうと訴える姿勢がメインの面白さ。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "Representative men of Japan" Kanzo Uchimura, 1908 Review | A resistance from this Christian Japanese author
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  • 『インド文化入門』 辛島昇, 2020年 感想 | 数あるインドはそれぞれが存在する

    『インド文化入門』 辛島昇, 2020年 感想 | 数あるインドはそれぞれが存在する

    ★★★★☆ インドのことをある程度は知ってから読む本。
    古代からその時代その土地で必要とされるラーマ物語ができるように、数あるインドはそれぞれが存在しつつ、なおかつひとつのインドというのも存在する。素敵な矛盾。

    🔽 ログ 🔽
    インド文化入門
    辛島昇 2020
    Noboru Terashima
    288 pages
    2024年4月 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    2000年に放送大学の映像のお供のテキストとして書かれたものの文庫化。
    入門と言いつつ実は超入門書ではないし、テーマごとなのでインドのことをある程度は知っておかないと話についていけない。

    歴史、逸話、言語、宗教、映画、タゴール、カースト制、女性の二極化、ガンジー。
    厳しさに包まれたその歴史、そこから生まれた古く豊かで複雑に入り込んだ文化、保守的な社会。

    でも彼の伝えたいことは、最初の章にしっかりと書いてある。
    それは、インドが誇るラーマ物語の存在に象徴される。
    時代や土地が変わるにつれラーマ物語も少しずつ姿を変え、その土地で必要とされるラーマ物語ができる。
    同じようにそれぞれが存在しつつ、なおかつひとつのインドがある。

    いや、かつてはあった。
    20年たったいま、インドはどこへ向かうのか。
    
    
    
    
    
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  • 『禅と日本文化』 鈴木大拙 1940年 感想 | 日本的とは禅であること

    『禅と日本文化』 鈴木大拙 1940年 感想 | 日本的とは禅であること

    
    
    
    
    
    🔽 ログ 🔽
    禅と日本文化
    鈴木大拙
    北川桃雄 訳 1940
    196 pages
    2024年4月 読了

    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    鈴木大拙のZen and Japanese culture。
    1938年に外国人向けに英語で講演された英語の本を1940年に和訳したもの。
    当時、欧米に日本を紹介する本として一世を風靡、現在に至るまで禅そして日本文化を知るための重要な一冊。つまり私なんかはもっと前から読むべき本でした。

    文章は古いのでその点は努力のいる本だけど、元々が日本人に向けていなかったので理論的に説明されていると言う点できちんと理解しやすい。

    いわゆる入門書でもないし、簡単という意味でもない、でもネットとかで調べようと思ったんだけどどうも禅と言うものが分からないと言う人向け。
    日本人向けだとどうも雰囲気で分からせようとする感じがあるけど、それは通用しない人たち向けなので、こっちの方が分かりやすい日本人も多いと思う。

    直感的であり、言葉よりも墨画や俳句、茶の湯を通じて表すことのできる禅。
    ミニマリズムであり自然を愛する精神と言うのは日本人の芸術や生活に染み込んでいて、日本的であるとはつまり禅であると。

    でもこれが書かれて80年以上たった今、ふと思うのはそのステートメントは現代の日本人を表す際に未だに正しいといえるのか。

    逆にそれは日本マニアの外国人が抱くイメージ上の憧れの日本、想像上の日本でしかないのかも知れない。
    けど、高度成長期からもうすでに一周回って、また禅が日常に近付いたかもしれない。もしくは、年を取れば日本人は禅に近付くのかも知れない。
    そうするとやっぱり禅は日本人の根っこ、いや、無意識の中にある。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "Zen and Japanese culture" Daisetz T. Suzuki (1940) Review | Japanese means zen
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  • 『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごし方』小池龍之介 2015年 感想 | 気持ちの持ちよう

    『こだわらない練習 「それ、どうでもいい」という過ごし方』小池龍之介 2015年 感想 | 気持ちの持ちよう

    ★★★★★ どうでもいいや、という考え方は訓練すればできると。執着しないことに浸っている自分への執着、とエンドレスな執着のループだけど気持ちの持ちよう。
    
    
    
    
    
    🔽 ログ 🔽
    こだわらない練習
    「それ、どうでもいい」という過ごし方
    小池龍之介 2015
    Ryunosuke Koike
    2025年5月読了
    
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    やっぱり面白かった。
    ポッドキャストを聞いてる松本紹圭の友人ということで良く聞く名前でしかもかなり変なやつ、ということだけど、まさに、変なやつ。でもいい意味で。

    お坊さんなのにあまりにもさらけ出していてきっと敵も多いだろうに、頭が良い上に自分をコントロールできるから気にしてなさそう。

    仏教の基本である、執着しないということの具体的な話をテーマごとに。
    性についてだって出てくる。
    執着しないことに浸っている自分への執着、とエンドレスな執着のループだけど、やはり気持ちの持ちよう。

    どうでもいいや、という考え方は意識すれば、訓練すればできる。
    そして最後には、でもちょっとしたことをその日の目標にして自分で誉めることで、慢心はコントロールできるというのも面白い。

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  • 『超訳 空海』苫米地英人, 2016年 感想 | さらっと読める

    『超訳 空海』苫米地英人, 2016年 感想 | さらっと読める

    ★★☆☆☆日本里帰り中に初めて高野山や熊野古道周辺を訪れるので予習として。
    空海の超入門といった感じでさらっと読める。正直言うとサラッと過ぎて読んだところで何もわからない

    🔽 ログ 🔽
    超訳 空海
    弘法大師のことば
    苫米地英人, 2016
    Hideto Tomabechi
    2025年4月 読了
    🔽こんな人、こんなときにおすすめ🔽
    空海のことについてサラッと読みたい人
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    🔽🔽読書記録🔽🔽
    日本里帰り中に初めて高野山や熊野古道周辺を訪れるので予習として。
    空海の超入門といった感じでさらっと読める。

    空海の言葉を現代語風に訳したページが半分くらいだけど、残念ながらさらっと過ぎて読んだところでなにもわからない。

    しかも作者は日本特有の仏教、浄土真宗のお坊さんちょっとけなしたりと(結婚可能なことに対してなど)といまいち。


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    ISBN:9784569766317
    出版社:PHP研究所
    判型:文庫
    ページ数:213ページ