『The Other Middle Passage』 ロン・ラムディン, 1994年 感想 | 奴隷制度は名前を変えるだけ 

🔽 基本情報 🔽
The Other Middle Passage:
Journal of a Voyage From Calcutta to Trinidad 1858
ロン・ラムディン, 1994
Ron Ramdin, 1994
62 ページ
2020.06 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽

インド系トリニダード人の友人の著作。
インドから西インド諸島、カリブ海地域に送られたクーリー貿易(苦力貿易)といわれる新しい形の奴隷制度のついて。

冒頭は輸送された労働者のコンディションについて、特に一つの船の状況を詳しく書いている。
1858年に出向したその船は、108日かかった輸送で324人中124人が死亡。

奴隷制度がなくなっても、当時のカリブ海ではサトウキビなどの栽培で全く人手が足らない状態になり、アフリカではなくインドから自由を奪って過酷な状況下の労働のためだけに人々を輸送。

後半になるとその船内の様子や船長の奥さんの日記などによって当時の状況が詳しく書かれている。
といっても、つまりは病気になって当たり前の環境で毎日人が病気になり、毎日人が死んでいく様子が綴られる。

友人の彼も、クーリーとして送られて来た人の子孫で、白人の下に黒人、その下にインド人がいるという子供時代を過ごす。
日本ではこの本は手に入りにくいので、もし興味があればご連絡ください。

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English review
“The Other Middle Passage” Ron Ramdin, (1994) Review | Another slave trade
tag 植民地主義 インド
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The Other Middle Passage: Journal of a Voyage From Calcutta to Trinidad 1858
The Other Middle Passage: Journal of a Voyage From Calcutta to Trinidad 1858

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