『猫と庄造と二人のおんな』 谷崎潤一郎, 1937年 感想 | 人間は誰でもいい

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猫と庄造と二人のおんな
谷崎潤一郎, 1937年
日本
176 ページ
2020.04 読了
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猫のリリーがすべての中心。

男はリリーを愛しリリーのみを愛する。
人間の女は福子でも品子でも母でも誰でもいい。

谷崎らしい片思いのドラマなんだけど、溺愛の対象は猫。
しかも清楚な名前の西洋種の雌猫。
主人なのか召使いなのか、男の愛情には気ままにしか対応しない。「痴人の愛」のナオミを極限まで引っ張って、ここでは美しい西洋猫リリーになる。
周りに流される庄造、庄造に捨てられた女、猫以下の女。

庄造の幸せとはつまり、猫のためだけに全てを捧げる事だった、んですね。
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タグ: 谷崎潤一郎

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