「薔薇密室」 皆川博子, 2012 >>

★★★★ 「薔薇密室」4文字が象徴するかのような格式張った美が称えられ、理想とする美を追求する、理想とする物語を追求する悲しい人々。いや悲しいのか。内容は知らないほうがいいので、とりあえず読んでみてほしい。
🔽 基本情報 🔽
薔薇密室
皆川博子 2012
Hiroko Minagawa
557 pages
2024.10 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽

ドイツ、ポーランド、ナチス、世界大戦、という堅苦しい厳格な環境のなかに埋めく異常な美の世界。

そこには、「薔薇密室」という4文字が象徴するかのような格式張った美が称えられ、理想とする美を追求する、理想とする物語を追求する悲しい人々がある。
ある、というのも、それは彼らの意思でなく厳しい環境がそうさせているかのよう。

冷たく強い薔薇の香りに包まれた場所、操作された記憶と現実、それぞれの密室。
格式美。喜んではいけないような美。

内容は知らないほうが絶対いいので書けることが少ないので短くなるけれど、本当は言いたいことはたくさんある。
もっと彼女の他の作品もどんどん読まなければ。
🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

●●●●● 楽天●●●●●
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

薔薇密室【電子書籍】[ 皆川 博子 ]
価格:1,210円 (2025/10/6時点)



●●●●●アマゾン●●●●●

薔薇密室 (ハヤカワ文庫 JA ミ)



⏩️ Amazonプライム★対象のアニメ・映画・ドラマがぜんぶ見放題 ⏪️

コメントを残す