★★★★☆ 中年の危機、日本語では第二の思春期?その数年の葛藤を描いた一冊。変わりたい、そう思ってももう体力的にも精神的にも疲れていて、もう終わりにしたい、家に火をつけて…と思ったら!そこで人生がスタートしてしまったポリーさん。
🔽 基本情報 🔽
The History of Mr. Polly
H. G. Wells, 1910
Herbert George Wells
ポリー氏の人生
H.G.ウェルズ
アメリカ
318 pages
2024.10 読了
🔽🔽 読書記録 🔽🔽
ミッドライフクライシス、中年の危機、日本語では第二の思春期とも言うんですか。
まさに人生におけるその数年の葛藤を描いた一冊。
しかも著者は「SFの父」や「SFの巨人」と呼ばれ、しかも晩年は国際連盟の樹立を提唱したりと幅広く活躍した人物、そこ彼の描く中年の危機のストーリー。
人生の半ば、多くの人は自分の人生は面白くはない、大したことはないと思う。
特に大きな選択などもしなくても物事は決まっていき、全部が嫌になる。
変わりたい、そう思ってももう体力的にも精神的にも疲れていて、もう終わりにしたい…と思ったら!そこで人生がスタートするんです。
最初の方は読んでいてもダラダラとした感じで当に主人公の人生そのもの。
でも「もう全部終わりにしたい」からが文章も楽しさやワクワク感が出てきて、いつも観ていた風景にちょっと感動したりそんな些細なことに喜びを感じ、満足感や静かな幸せをきちんと感じ取れるようになる。
だからそういう面白くない箇所もあっていい。
人生は先は見えないもので、大概の場合は最後にちゃんと満足できる。
🔽 関連ページ 🔽
English review
"The History of Mr. Polly" H. G. Wells(1910) Review | Life started late
前に読んだ中年の危機の本
“Midlife crisis” Kieran Setiya, 2017 / (中年の危機への哲学的な対応)>>
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ポリー氏の人生 (エクス・リブリス・クラシックス)

The History of Mr. Polly (English Edition)




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