カテゴリー: 1970-1979

  • 『沖縄文化論』 岡本太郎, 1972年 感想 | 力強く美しい文章 

    『沖縄文化論』 岡本太郎, 1972年 感想 | 力強く美しい文章 

    🔽 基本情報 🔽
    沖縄文化論
    忘れられた日本
    岡本太郎, 1972
    261 ページ
    2019.07 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    最近アイヌの事について読むことが多かったので、ふと沖縄の文化論の本あるかな、と見てたら、なんとあの岡本太郎が。
    といっても岡本太郎が普段どういう作品を作りどういう文章を作っていたかはわかってなかったです。

    単純に文化遺産とかについてかなーと思ってた、ら、一気に目が覚めるくらい沖縄への熱い眼差しと力強く美しい文章。
    私が沖縄についてもそこまで知っているわけではなかったのもあり、彼らの虐げられた歴史、特に日本からの中央集権的なコントロール、ブルドーザーのように個々の伝統や歴史、宗教や人柄を無視した制圧に怒りを覚え。
    それ以前にすでに貧しい土地で慎み深く生きていた、いやギリギリのラインで生きていた人々への岡本太郎の素直な尊敬と信愛の視線には心を打たれ。

    表現が豊富で、文章が美しくて、とにかく沖縄的なある意味日本の原始的な文化を深く受け止めている彼の文章は、テーマの対象である沖縄を切り離したとしても十分に存在感がある。
    ギュッと心に残る表現や言い回し、それが率直に生々しく開け放たれていている。

    リンクに載せた新しいビジュアル版というのが出ているようです。

    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

    ●●● アマゾン ●●●
    ヴィジュアル版-沖縄文化論-忘れられた日本 (中公文庫 お 54-2)
    ヴィジュアル版-沖縄文化論-忘れられた日本 (中公文庫 お 54-2)


    ●●● 楽天 ●●●



  • 『続氷点』 三浦 綾子, 1971年 感想 | 辛いメロドラマの続編 

    『続氷点』 三浦 綾子, 1971年 感想 | 辛いメロドラマの続編 

    🔽 基本情報 🔽
    続氷点
    三浦 綾子, 1971
    768 ページ (368 + 400 ページ)
    2019.06 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    
    来た、あの辛い辛いメロドラマの氷点の続編。
    前回は苦しみ歪んでいない愛情を知らずにひたすら健気に生きる陽子ちゃんのストーリー。
    今回は自殺未遂後のその後の家族との生活。
    
    単純な憎さではなくて、母の夏枝のジェラシーとエゴがもっと全面に出て、さらには陽子を性的対象として見る兄と父。
    そして、産みの親とその家族。
    
    絵にかいたようなメロドラマだけど、やっぱり面白くて、上下巻あっという間に読んでしまう。
    しかしみんな自分勝手もいいところ。特に男たちは見事に。でも夏枝の僻みが一番怖い。
    最後の方はいままで暗に示されていたキリスト教の教えもしっかりと絡まってきて、北海道の厳しい景色とも重なり、壮大な物語となっていく。
    
    
    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

    ●●● アマゾン ●●●
    続氷点(上) (角川文庫)
    続氷点(上) (角川文庫)


    ●●● 楽天 ●●●
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    続氷点(上) (角川文庫) [ 三浦 綾子 ]
    価格:704円(税込、送料無料) (2026/3/5時点)




  • 『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作, 1972年 感想 | 彼女の信じる愛

    『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作, 1972年 感想 | 彼女の信じる愛

    🔽 基本情報 🔽
    わたしが・棄てた・女
    遠藤周作, 1972年
    352 ページ
    2020.04 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    辛いだろうとおもって読んだけどやっぱり辛い。
    これも作者の永遠のテーマ、宗教が入り込んでくるけれど、健気を通り越して正直言って頭が鈍い女の子の徹底した一筋の博愛というか、言ってみればそれが宗教というか。

    簡単に言えば他人の苦しみがわかるということだけど、自分を切り離して他人を苦しみから解き放そうとする彼女の宗教、彼女の愛。

    一時的な衝動、男の方もだけど、女の方も騙されたとは言え可哀想という衝動で、二人は別の人生を歩みつつも正に運命によって嫌でも繋がっている。

    そして、最後。

    鈍くて可愛くもない棄てられた田舎娘は、純粋に他人のためだけに、彼女の信じる愛のためだけに、短い人生を生き抜く。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review “The Girl I Left Behind” Shusaku Endo (1972) Review | The love she believes in
    タグ: 恋愛
    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

    ●●● アマゾン ●●●

    新装版 わたしが・棄てた・女 (講談社文庫 え 1-47)


    ●●● 楽天 ●●●
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    新装版 わたしが・棄てた・女 (講談社文庫) [ 遠藤 周作 ]
    価格:814円(税込、送料無料) (2026/1/26時点)




  • 『聞かなかった場所』 松本清張, 1970 感想 | 不幸の連鎖と復讐劇

    『聞かなかった場所』 松本清張, 1970 感想 | 不幸の連鎖と復讐劇

    🔽 基本情報 🔽
    聞かなかった場所
    松本清張, 1970
    Seicho Matsumoto
    256 ページ
    2020.01 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    有名どころではないけど、松本清張らしいドロドロの人情味のある復讐劇。
    若い後妻が突如死んでしまう、そこから始まる不幸の連鎖。

    といっても、主人公も何度も、妻をそこまで愛しているわけではないと言い切るし、どちらかというと自分のプライドを傷付かれたから復讐に血走りさらには小心者だから墓穴を掘るという、悲劇的な喜劇とも取れる。

    こういうのもいい。

    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

    ●●● アマゾン ●●●

    聞かなかった場所 (角川文庫)


    ●●● 楽天 ●●●

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    聞かなかった場所 (角川文庫) [ 松本 清張 ]
    価格:572円(税込、送料無料) (2025/12/19時点)





  • 『火神被殺』松本清張, 1973 感想 | 神話の深さ>>

    『火神被殺』松本清張, 1973 感想 | 神話の深さ>>

    🔽 基本情報 🔽
    火神被殺
    松本清張, 1973
    298 ページ
    2025.11 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    5つの作品を含む短編集。
    表題作「火神被殺」ともう一作品を「神の里事件」は古代史というか神話がベース。
    神話のドロドロさを語っていて、それと物語と何が関係あるんだろう、と思わせておいて、という流れ。
    神の里は新興宗教についてでもある。

    ほかの作品は、松本清張得意の悪い奴らを中心とした短編集。
    どれも男と女のドロドロドラマ。

    短編集だし、とてつもなく面白いといわないにしても、短い故のテンポの良さもあり、全て読み終わると後味の悪い感じでやっぱり読みごたえがある。
    (かしんひさつ)
    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽
    ●●● 楽天 ●●●
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    火神被殺 【電子書籍】[ 松本清張 ]
    価格:448円 (2025/11/26時点)




    ●●● アマゾン ●●●

    新装版 火神被殺 (文春文庫)

  • 『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ, 1979年 | 本好きの天国と地獄

    『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ, 1979年 | 本好きの天国と地獄

    🔽 基本情報 🔽
    If on a Winter's Night a Traveller
    Italo Calvino, 1979
    Se una notte d'inverno un viaggiatore
    冬の夜ひとりの旅人が
    イタロ・カルヴィーノ
    272 ページ
    2025.10 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    なんて本なんだろう。
    これは他にない読書体験、試験的読書体験。
    読者、作者、翻訳者、出版社、翻訳者、政府も本の中の人物も全部ひっくるめて、時空も日常も現実もすべてを超越して地獄と天国がこの一冊に詰まっている。

    主人公である「あなた」が本を読み始めるけれど、途中から印刷が乱れる乱丁本だったようで、仕方なく本屋に戻る。
    新しい本もどうも違う本らしい、しかもこっちも乱丁本、そしてそれが何度も続き。
    毎回、やっと背景や人物像を把握し面白くなってきたところで読めなくなる、なんとしてでも続きが読みたい、そこから「あなた」の異様な冒険が始まる。

    余談だけど「夜は短し歩けよ乙女」って絶対これに影響受けてるよね。
    読書という側面じゃなくて、どこにいっても結局ある女性にたどり着くという側面で。

    これは一体何なのか。
    どうやってこれらの物語は終わるのか、終わりとはなにか。
    読書という地味な日常の体験。一人なはずの体験。
    この本はそこにいろんな疑問をガンガンぶつけてくる。
    そして答えは?
    本を通じて時空を超えて繋がってくる人々、登場人物、作者、その他諸々と実際に読んでいる「あなた」、最後にはなんとなくニヤニヤしてきます。
    なるほど、これこそが文学の魔術師、イタロ・カルヴィーノ。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review "If on a Winter's Night a Traveller" Italo Calvino (1979) Review | Paradise and hell for readers
    タグ: イタリア
    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽

    ●●● 楽天 ●●●
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    冬の夜ひとりの旅人が (白水Uブックス) [ イタロ・カルヴィーノ ]
    価格:1,980円(税込、送料無料) (2025/10/21時点)



    ●●● アマゾン ●●●
    冬の夜ひとりの旅人が (白水Uブックス)
    冬の夜ひとりの旅人が (白水Uブックス)


    ⏩️ Amazonプライム★対象のアニメ・映画・ドラマがぜんぶ見放題 ⏪️

  • 『爆破 モンキーレンチギャング』エドワード・アビー, 1975 感想 | コミカルに爆破

    『爆破 モンキーレンチギャング』エドワード・アビー, 1975 感想 | コミカルに爆破

    🔽 基本情報 🔽
    The Monkey Wrench Gang
    Edward Abbey, 1975
    爆破 モンキーレンチギャング
    エドワード・アビー
    480 pages
    2024.11 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    70年代のヒッピーなアメリカ人たちが西部劇並みの壮大な景色を背景に、環境保護の名の下、コミカルにあちこちを爆破する。

    ご想像通りの内容で、多分私の好みじゃないと知っててもきっと真面目に読み続けると思いつつ、やっぱり読み続けた一冊。

    3人の男と1人の女、他人同士だったけれどギャングを組んで、環境を破壊する橋やダムを破壊する、となると、今たまにテレビで見るgen Zの若者が美術館の絵画にペンキを書けるようなものか。
    いや、でも今どきのいたずらは命がけじゃないのでちゃんと真似できてない。
    ギャングにはお金持ちのおじさんがいるけれど、自分で走って汗かいて命もかける。

    この本に戻ると。
    やっぱり自分向けじゃないなと思うのは、やたらトラックや銃の細かいことが並べてあって、キーワードはベトナム戦争だし、ちょっと自分とは離れすぎていた。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    “The Monkey Wrench Gang” Edward Abbey (1975) Review | Comically explosive
    🔽 買えるところ 🔽

    ●●● 楽天 ●●●
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    爆破 モンキ-レンチギャング [ エドワ-ド・アッビ ]
    価格:2,640円(税込、送料無料) (2025/10/1時点)


    ●●● アマゾン ●●●

    爆破: モンキーレンチギャング



    The Monkey Wrench Gang (English Edition)

    🔽 日本語情報 (「BOOKS」より引用) 🔽
    著:エドワード・アビー
    訳:片岡 夏実
    出版社:築地書館
    ISBN:9784806712220
    出版社:築地書館
    判型:4-6
    ページ数:416ページ


    ⏩️ Amazonプライム★対象のアニメ・映画・ドラマがぜんぶ見放題 ⏪️

  • 『落日燃ゆ』 城山三郎 1974年 感想 | 東京裁判

    『落日燃ゆ』 城山三郎 1974年 感想 | 東京裁判

    🔽 基本情報 🔽
    落日燃ゆ
    城山三郎 1974
    464 pages
    2024.11 読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    東京裁判にて死刑を受けた、唯一軍人ではなかった元総理、元外相の広田弘毅の一生。
    知らなかった。

    福岡の石屋に生まれ、苦学の後に総理大臣にまでなる彼は、外交官として戦争を始めないように努力した人物。
    でも当時の日本人の官僚つまり軍人を押さえることができず結局は自らも認めるよう、戦争を阻止できなかったという罪によって、死刑。

    平和へのどんな苦労も、結局はノリに乗った軍人の前では無駄で、さらには勝利を手にしたアメリカ人に対しても無駄である。
    さらにさらに、当時の日本政府だって、戦後のゴタゴタでそれどころではない。

    歴史は勝利したものによって書かれるとは正にこの事で。
    今の世界の傾向を見ていても考えさせられる所が多い。

    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "War Criminal" Saburo Shiroyama (1974) Review | Tokyo Trial
    🔽 買えるところ 🔽

    ●●●●● 楽天●●●●●
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    落日燃ゆ (新潮文庫 しー7-18 新潮文庫) [ 城山 三郎 ]
    価格:935円(税込、送料無料) (2025/10/7時点)


    ●●●●●アマゾン●●●●●

    落日燃ゆ (新潮文庫)


    ⏩️ Amazonプライム★対象のアニメ・映画・ドラマがぜんぶ見放題 ⏪️

  • 『火宅の人』 壇一雄, 1975年 感想 | 男の無益なプライド

    『火宅の人』 壇一雄, 1975年 感想 | 男の無益なプライド

    ★★★★☆ こういういかにも昭和のダメ男はきっとそこらじゅうにいたはず。お金はある、なのにいつも足りない。逃げるように女を追いかけてお酒を追いかける。ただの我儘、男の無益なプライド。
    これが無頼派
    🔽 ログ 🔽
    火宅の人 上下
    壇一雄 1975
    Kazuo Dan
    960ページ(480+480)
    2025年6月読了
    アマゾンで見る
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    私小説風の大変な男の話。
    家族は放ったらかし、愛人にも面倒くさくなり、それ以外もフラフラとあっちの女、こっちの女にすがり付き、もちろん商売の女にもすがり付き、何よりも酒にお金を使い込む、そう、最低の男の代表格。
    
    こういういかにも昭和のダメ男はきっとそこらじゅうにいたはず。
    お金はある、なのにいつも足りない。
    逃げるように女を追いかけてお酒を追いかける。
    でも最低の男であっても、優しくないわけではない。
    年じゅう放っておくくせに、急に子供を海や川に泊まりがけで遊びにつれていく。
    寝たきりの次男が気になってしょうがない(だからといって世話はしないけど)。
    女の面倒を見たがる。
    でも言ってみれば、ただの我儘なええかっこしい。男の無益なプライド。
    
    結局は幸いお金があるということが救いになっているけど、じゃあなければ汗水垂らして働きますということだってないだろう。
    
    無頼派とは、こういうことか。
    
    🔽 買えるところ / あらすじ、詳細 🔽
    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    火宅の人(下巻)改版 (新潮文庫) [ 檀 一雄 ]
    価格:825円(税込、送料無料) (2025/10/1時点)



    ●●●●●アマゾン●●●●●

    火宅の人



  • 『螢川 泥の河』 宮本輝, 1977 感想 | 底辺でも強く生きる

    『螢川 泥の河』 宮本輝, 1977 感想 | 底辺でも強く生きる

    🔽ログ🔽
    螢川・泥の川
    宮本輝 1977年
    208 pages
    読了=2025年1月
    アマゾンで見る
    
    
    
    
    


    🔽🔽読書記録🔽🔽
    泥の河は太宰治賞、螢川は芥川賞。
    泥の河は戦後の大阪でのを描く。質素な生活をする少年の、泥の川に浮かぶ船で生活する姉と弟と、身体を売って生活をしのぐ彼らの母との短い思い出。
    貧しいということ、戦後を生きるということ、底辺でも強く生きるということ、その中にも潜む淡い正直な大人への目覚め。ドラマチックじゃないけど心にすんっと入ってくる。

    螢川はそれより少し上の思春期の少年時代。はっきりと性に目覚めた主人公、羽振りがよかった事業に失敗した高年の父への嫌悪感に平行するかのように同じ女の子を好きな友人への嫉妬というか一目おいてしまう感じのなかで、ふとどちらも失ってしまう。そんなときに出会うごちゃごちゃとしたあの頃の人情を胸に、初恋の子と見る蛍の群れ、そしてラストシーンのビジュアル。
    いろんな感情が積み重なり、最後に花開くという感じ。
    なにが際立っているかというとその情景の描写。まるでその情景を一緒に体感しているような一体感を産み出す文章。だから読者もなんだか懐かしいような気持ちになる。
    🔽 関連ページ 🔽
    English review
    "Hotarugawa, Doro no Kawa" Teru Miyamoto (1977) Review | To live in post war Japan
    
    
    
    
    🔽 買えるところ 🔽
    ●●楽天●●
    螢川・泥の河 (新潮文庫 みー12-9 新潮文庫) [ 宮本 輝 ]

    ●●アマゾン●●
    螢川・泥の河 (新潮文庫)
    螢川・泥の河 (新潮文庫)