カテゴリー: 1900-1909

  • 『(眼の中の砂)』タゴール, 1903 感想 | インドの傑作 >>

    『(眼の中の砂)』タゴール, 1903 感想 | インドの傑作 >>

    🔽 基本情報 🔽
    Chokher Bali
    Rabindranath Tagore, 1903
    (眼の中の砂、やっかいもの)
    ラビンドラナート・タゴール
    298 ページ
    2022.03 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽

    初めて読んだタゴールの本はこの小説。
    インドでは有名でテレビや映画になっていて、特に最近のアイシュワリヤー・ラーイ主演のは見てみたい。

    Chokher Bali、眼の中の砂、やっかい者。
    美しい未亡人が、知り合いの家に預けられ、その家の嫁と仲良くなる。
    お互いをBaliと呼びあう仲だったけれど、才色兼備の未亡人(美しさが頂点のアイシュワリヤー・ラーイが演じる)は運命に反してでも自由になりたかった、そしてどんな手を使ってでも。

    日本人には馴染のある夫婦間、母と息子、嫁と姑、という繊細な家族の揺れ。
    そこに突如、悲しみを身にまとった美貌の未亡人がやってくるんだから、それぞれが沸々と狂っていく。
    眼の中の砂は触るものすべてを乱して、いつの間にかいなくなる。
    この身分をわきまえずに愛情も幸せも追求した悪に根元(インドでは未亡人は不吉な存在)。

    不幸をテーマにした強く悲しいインドの傑作。

    (原語はベンガル語、日本語訳は見つけられませんでした)
    🔽 関連ページ 🔽

    English review “Chokher Bali” Rabindranath Tagore, (1903) Review | Tragedy from India
    tag インド
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  • 『茶の本』 岡倉天心, 1906年 感想 | 日本文化の古典

    『茶の本』 岡倉天心, 1906年 感想 | 日本文化の古典

    🔽 基本情報 🔽
    The Book of Tea
    Kakuzo Okakura, 1906
    茶の本
    岡倉天心
    128 ページ
    2022.06 読了
    🔽🔽 読書記録 🔽🔽
    120年前に欧米に向けて英語で書かれた岡倉天心の名書。
    茶の本、とはいいつつ単に茶だけでなく日本の精神や哲学、美徳といった幅広い観点から繊細でありつつも強いメッセージを感じる一冊。

    当時は日本、東洋は野蛮とみなされていたが、この一冊でかなり雰囲気は変わったと思う。
    茶道だけでなく華道も織り交ぜ、東洋独自の美徳とは何かを伝えることに成功したこの本は現在でも強いメッセージ性がある。
    茶道や日本の茶の歴史について学ぶというより、日本の精神を茶を通じて学ぶ、といった本。
    🔽 関連ページ 🔽

    English review “The Book of Tea” Kakuzo Okakura (1906) Review | Tea and philosophy
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