『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作, 1972年 感想 | 彼女の信じる愛

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わたしが・棄てた・女
遠藤周作, 1972年
352 ページ
2020.04 読了
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辛いだろうとおもって読んだけどやっぱり辛い。
これも作者の永遠のテーマ、宗教が入り込んでくるけれど、健気を通り越して正直言って頭が鈍い女の子の徹底した一筋の博愛というか、言ってみればそれが宗教というか。

簡単に言えば他人の苦しみがわかるということだけど、自分を切り離して他人を苦しみから解き放そうとする彼女の宗教、彼女の愛。

一時的な衝動、男の方もだけど、女の方も騙されたとは言え可哀想という衝動で、二人は別の人生を歩みつつも正に運命によって嫌でも繋がっている。

そして、最後。

鈍くて可愛くもない棄てられた田舎娘は、純粋に他人のためだけに、彼女の信じる愛のためだけに、短い人生を生き抜く。
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English review THE GIRL I LEFT BEHIND
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