★★★☆☆ 60年代を生きた著者の青年時代の私小説。一人の女性を愛し、その裏にある母親との葛藤というのも絡み合って複雑にする。好みではないけれど面白くないわけではない。
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🔽基本情報🔽
愛さずにはいられない
藤田宜永 2003
Yoshinaga Fujita
784 pages
2024年5月 読了
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この作家のファンは私なんかより絶対もっと楽しめる
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60年代を生きた著者の青年時代の私小説。
この時代というのは、とにかく破滅的。
それでも生きていけたんだから。
でもどうもこういうのは苦手ではある。
最近こういう、60年代の俺の青春時代、っぽいのをなぜかよく読んでる。
でも、一人の女性をとことん愛したストーリーとしてしっかり軸もあるし、そして実はその裏にある母親との葛藤というのも絡み合って複雑にしている。
私の趣味と違うけれど面白くないわけではない。
私がこの著者の作品を知らないことも、この本から私を遠ざけているのかも。
昔はこういう生き方が出来たし、それがかっこ良くて、まあ若者に活気があった、ということ。
いまはそんな生き方じゃ生き延びられない。
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愛さずにはいられない (新潮文庫)




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